現在タイでは29県でロックダウン措置が取られている。
パタヤもロックダウンだ。
ロックダウンに先立ち、パタヤでは4月10日にバーやパブなどの娯楽施設が閉鎖となった。
閉鎖からほぼ4ヶ月が経過した現在のソイ6がどうなったのか。
ここ最近の様子をざっと見てきた。
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ソイ6の現状
セカンドロード側のソイ6入り口。
みなさんよくご存知、夢と享楽と頽落が渦巻く通りである。
入り口脇にあるTTカレンシー両替所はとっくの昔の閉鎖されている。
ちなみに、まだ営業しているTTカレンシーでは、8月6日のレートが1万円=3015バーツ、8月7日が3010バーツだった。
ソイ6内に入ると、もはやわかりきっていることだが、単なるシャッター街でしかない。
事情はウォーキングストリートも同じこと。
バーが営業できないので、ほぼすべての店が閉まってしまう。
この4ヶ月間、ソイ6もウォーキングストリートもシャッター街と化している。
For Rent、For Saleを告知しているバーも珍しくない。
この状況では借り手や買い手は現れそうにないが。
また、多くのバーのシャッターには、白い貼り紙がしてある。
無料のコロナ検査のお知らせだ。
日付は6月のものである。
6月にソイ6でクラスターが発生した。オンラインバーとして営業していたバーで集団感染があったのだ。
このクラスター発生をうけて、ソイ6すべてのバーに検査を受けるよう通達された。
そのときの通知がまだシャッターに貼られたままだ。
中には剥がされているバーもあるが、大半は紙が風になびいている状態。つまりバーの出入りはまったくないということだろう。
ちなみに、パタヤではオンラインバーの摘発も行われている。
クラスター発生と摘発もあって、ソイ6でのオンラインバーは途絶えた(ように見える)。
ただ、パタヤ全体ではどこかしらでほそぼそとストリーミング配信しているバーがあるようだ。
ソイ6オンラインバーが盛んだった頃は、コヨーテ衣装を着た女性たちがソイ6内をうろうろして、屋台で買い物をしていたものだ。屋台も多かった。
でも今は、屋台すらほとんど出ていない。
ソイ6の閉鎖店舗
現在ソイ6内で営業しているレストランは、クイーンビクトリアインとMama's Cafeの2軒くらい。
ローカル食堂や商店や薬局はかろうじてオープンしているようだ。
セブンイレブンはずっとクローズしたまま。
Southern Coffeeも、ずっとクローズしたままだ。
ソイ6内には、その名もSoi6 Coffeeというカフェが数ヶ月前だったか新規オープンした。
この画像では休業しているが、現在は持ち帰りのみで営業を続けている。
店内飲食できる頃は、意外とファラン客が入っていた。
ビーチロード側の角にあるレストランは完全にクローズ。
Charlie's PizzaだったかStone Ovenという店名だったような気がする。
ビーチロードに面していて、海が見えるレストランにしてはお手軽価格でタイ料理が食べられた。便利で安いので何度か利用した覚えがある。
一時的な閉店なのか、パーマネントクローズなのかは不明。いつか再開すると信じたい。
ビーチロード側から見るソイ6。
これだけの看板が並ぶが、はたしてどれだけのバーが無事に再開できるのだろうか。
パタヤビーチに出てみると快晴である。
絶好のビーチ日和だが、現在ビーチの利用は禁止されている。ビーチや海岸エリアを利用できるのは地元の漁師だけ。部外者が利用すると逮捕されかねない。
ソイ6/1でホテル建設中
ソイ6の裏道というべきソイ6/1のセカンドロード側では、大型ホテルの建設中だ。
外観があらわになってきた。
ここは、Discovery Beach Hotelとなる。
開業時期は不明だが、ソイ6のバーが再開されるのとどちらが早いだろうか。
なお、ここの建設現場で働く人たちが集団で寝泊まりしているキャンプでクラスターが発生した。
現在のチョンブリでは多くの工場や建設現場労働者キャンプでクラスターが発生し、閉鎖命令や出入り禁止命令が出されている。
建設現場に関しては、バブル&シールド(宿舎と現場の往復のみ許される)で対応しているところもある。
ソイ6裏手の飛行機フードコート
ソイ6の裏手の大きな空き地に出現した実物の飛行機。
ここは巨大フートコートになる予定だ。
が、工事はまったく進んでいない。
飛行機もそのまま置いてあるだけ。
テナント募集をずっと続けているが、タイ国内がこのような状況ではなかなか借り手が見つからないのかもしれない。
フードコートの感染は当分先の話となりそうだ。
まとめ
ソイ6はたまにバイクで通りかかるだけ。
どうせ見に行ったところで何もないのはわかりきっている。でもついつい引き寄せられてしまうのは、ソイ6の魔力であろう。
でも今のソイ6には本当に何もない。ソイ6カフェくらいなものだ。
ソイ6復活の日まで、コーヒーを飲みながら待ち焦がれる。
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