5月28日発表のチョンブリ県の感染状況。
パタヤは減少したが、シラチャーでは市場でクラスターが発生し、感染者増加。
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チョンブリ県感染状況
5月28日、チョンブリ県発表による新規感染者は42人(前日52人)。
(CCSA発表によるタイ全国統計値とは集計タイムラグにより数値が異なることがある)
死者累計22人(+1)
新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区6人
シラチャー地区25人
バンラムン地区(パタヤ)5人
パントン地区3人
他
累計
4月新波での累計は県全体で4,437人(回復済み3,529人、治療中886人)。
ムアンチョンブリ地区が1,184人、シラチャーが565人、バンラムン(パタヤ)が1,748人となっている。
5月1日以降の各地区感染者数推移
上からバンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
バンラムンはかなり落ち着いてきた。
シラチャーはまた増加傾向に。
新規感染者の感染経路内訳
・Celeraise工場のクラスター 2人
・ラヨーンの感染者と接触 1人
・シラチャー地区の市場の従業員 5人
・チャチュンサオからの感染者と接触 2人
・Celeraise工場の感染者と接触 1人
・奥村メタル工場の感染者と接触 2人
・シラチャーの建設現場キャンプのクラスター 9人
・家庭で感染者と接触 5人
・職場で感染者と接触 5人
・調査で確認 1人
・調査中 9人
213人の接触者と1,179人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは連日多くの検査を実施している。
5月27日の検査件数は2,558件で、うち陽性確認が52件。単純計算による陽性率は2.0%。
現在の感染は家庭や同僚の間で多い。
たとえ2,3人でもあっても、一緒に集まって食事をするのはリスク要因となる。
チョンブリ県保健局では、パーティに参加しないこと、集まって食事をしないことなど注意喚起を出している。
チョンブリの工場内でクラスターが発生している。
労働者用宿泊施設においても感染拡大措置を徹底するよう求めている。
濃厚接触者が一度目の検査で陰性であっても、14日間隔離中の二度目の検査で陽性が出ているケースが多い。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、連日感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
3件ともシラチャーの市場となっている。
パタヤは掲載なし。
シラチャー地区の2つの市場でクラスターが発生しており、チョンブリ保健局が注意喚起を出している。
2つの市場に訪問歴がある人は、地区の保健局に連絡のうえ、検査を受けるようにとの通達だ。
パタヤ・バリハイ埠頭のレストランを摘発
5月27日夜のこと。
パタヤ、バリハイ埠頭にあるスカイマウンテンレストランを警察が摘発した。
店内で飲酒や水タバコが提供されているとの報告があったため、現場を捜索に。
店内では、タイ人と外国客が酒を飲み、バラク(水タバコ)を吸っていた。
タイ人客24人と外国人客7人と従業員(世話人)1人を逮捕。世話人はレストランの免許を持たず、かつ、違法にアルコールとシーシャを提供し、店内でのアルコール消費を許した罪で起訴される。
地元メディアでは、警察署に連行された外国人が尋問を受けている様子をも報道されている。
ファランもいるが、大半は東アジア系男性のように見える。
現在の状況下で、たとえ店側がアルコールを提供していたとしても、客のほうから手を出すのはあまりにも無謀。
取り締まりは本気で行われている。
タイ人客だろうが外国人客だろうが普通に逮捕される。
甘く見ないほうがよい。
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