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パタヤ近況

Never Give Up! スースー! あきらめるな がんばれ パタヤ

投稿日:

外国からの観光客が来なくなって1年以上、さらに感染第3波により壊滅的なダメージを受けているパタヤ。
閉店する店は数しれず、仕事も家も失い、閉店した店の前で夜露をしのぎ、食料を求めて徘徊する人が増えていく一方だ。
特にビーチロードとセカンドロード沿いの店は悲惨な状況。8割から9割の店が営業していない
が、中には、なんとか踏ん張っている店もある。
セカンドロードにあるKiss Foodもその一つだ。

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Never Give Up by Kiss Food

Kiss Food & Drinks Pattayaには、このような垂れ幕がかかげてある。

สู้สู้!
NEVER GIVE UP

タイ語でスースー、「がんばれ」という意味だ。
これは、医療従事者への応援メッセージだ。
そして、英語で、あきらめるなと。

医療従事者への応援はむろんのこと、パタヤ全体への応援メッセージと励ましにも思えてしかたない。

Kiss Foodは、昨年のロックダウン時にはクローズしていたが、その後は再開。

ガパオとペットボトルの水のセットを29バーツで提供していた。

関連記事:KISS FOOD のプロモーション、ガパオライスセット29バーツ

のちに35バーツに値上げしたけれど、それでもほとんど利益はなかったはずだ。

第3波襲来の現在でも営業は続けている。
ただ、さすがに35バーツのプロモーションはやめてしまったが。

スースーのメッセージにちょっと感銘を受けたし、店への応援の意味でKissで通常メニューを食べることにした。

もう10年くらい前、まだパタヤのことをよく知らない短期旅行者だったころは、ここのKissは何度か食事をしていたものだ。

店内はずっと変わらず。
アーケード側のテーブルでは喫煙も可能。
こんな状況だが、客はファランを中心に3,4組入っていた。

店頭に表示された看板メニュー

洋食がメインにタイ料理も揃っている。
さすがに10年前と比較すると値上がりはしているようだが、立地を考えるとまだまだ安いといえる。
ブレックファーストセットが90バーツ、ハンバーガーは70バーツ程度だ。

アメリカンフライドライススペシャル

ずっと気になっていたアメリカンフライドライススペシャルにする。85バーツ。
店員がタイ語でのオーダーを通す際は、カオパットアメリカーと呼んでいた。そのままやね。

ドリンクは水が15バーツ。

アメリカンフライドライススペシャルが到着。

見本写真と比べるがソーセージがずいぶんと短小となっているが、あとはそのまんま。

Kissのアメリカンフライドライスは初めて食べる。
予想はしていたが、ケチャップライスである。
これで鶏肉が入ってきたら、オムライスの中身そのまんまのチキンライスとなる。
うまいに決まっている。

鶏肉はフライドチキンで味わおう。
2度揚げしたものかもしれないが、揚げたて熱々。衣はぱりぱりで、衣自体に味がついている。
これまたおいしい。

ソーセージとハムはコンビニでも買えるような既製品なので特に感想なし。

アメリカンフライドライスとフライドチキンには満足。
支払いは合計100バーツぽっきり。

味や安さを求めてKissを利用したわけではない。応援目的だったが、結果的にはわりと満足。

がんばれパタヤ

なお、Kissと同じアーケード内にあるBeefeaterは営業再開している。
そこそこ客も入っている。
ここも一時期は閉店していたが、パタヤ在住外国人からの人気が高く、再開にいたったようだ。
ロングホーンステーキハウスも営業再開しているが、こちらは客がほとんどいない。

Kissの道路向かいにあるのがマイクショッピングモール。

営業しているかはチェックしていないが、かりに開けていてもほとんど客はいないだろう。
マイク前に並ぶ果物屋はすべてクローズの模様。5月のタイはドリアンやマンゴなどの南国フルーツ最盛期なのに閉店だ。
在住者はわざわざここまで買いに来ないので無理もない。

パタヤビーチの様子を見に行くと、そこには快晴の青空と広い砂浜が広がっていた。

が、砂浜の上には誰もいない。ビーチチェアもすべてたたまれている。
現在のパタヤビーチはほぼ利用禁止で、実質的に閉鎖されている。
ビーチとその周辺では運動のみが許される。
これでは国内の観光客であっても誰も来ない。

夜のビーチは薄気味悪いほどの無人ぶりである。

ヤシの木の陰では、住む家を失った人たちが固まって過ごしている。

本来であれば、ビーチロードにはソンテウがひっきりなしに走り、ウォーキングストリート前では渋滞が起きるほどであった。
が、今は、夜間のソンテウはほぼ走っていない。
旅行者がいないので誰も利用しないのだ。

パタヤは今、リアルに壊滅的な状況にある。
10月1日にパタヤは開国予定となっているが、はたしてうまくいくのか。
それまでパタヤは耐えることができるのか。
今はあきらめずにがんばるしかない。

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