パタヤでたこ焼きシリーズである。
今回はみんな大好きソイブッカオでたこ焼きを食べよう。
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ブッカオ常設市場
ひさしぶりにブッカオ常設市場に入ってみた。
入り口では検温を実施。
営業は夜10時までのようだ。
レストランの営業は午後9時までだが、コンビニやスーパーや市場は11時まで営業可能となっている。
以前に比べると屋台の数が明らかに減っている。
食べ物屋台はまだましだが、衣料品売り場は激減。
生きるのに欠かせない食料はともかく、ファッションに金をまわせる人が減っているということなのだろう。
この市場で普段の服や夜の出勤時の服を買うバービアの女性たちは多かったが、今では買う人もいない。田舎へ帰ってしまった。
パタヤに残っている人も今日の食料を確保して生き残るのに必死だ。
パタヤは追い詰められている。
たこ焼き屋
と、食べ物屋台エリアを徘徊していると、小さくて丸い物体が陳列されているのを発見。
おお、こんなところにもたこ焼き屋台が出てきたか。
服は売れないが、たこ焼きなら売れるというわけか。
1個5バーツ。
10個なら1個おまけで、50バーツで11個買える。
ローカル向けたこ焼きの特色で、中の具材はいろいろ。
タコ(もしくはイカ)、エビ、チーズ、カニカマ、シーチキン、ハムなど。
自分で好きなものを皿に入れればいい。
てきとうに11個選んでみた。
ソース、マヨネーズ、海苔をかけて出来上がり。
冷めていること多いが、頼めばもう一度焼き直してもらえる。
見た目は立派なたこ焼きだ。
たこ焼きの下にはキャベツと人参が敷き詰めてある。野菜不足もちょっとだけ解消。
たこ焼きのサイズは小さめ。タイでは定番の揚げ焼きタイプ。
中はこんな感じ。
これはエビだな。小さいけどエビがちゃんと入っている。
こっちは、ハムっぽい。
例によって、生地にダシがきいていない。
ふわふわとろとろ感も希薄。
ダシのきいたとろとろの生地をはふはふしながら食べるのがたこ焼きの醍醐味なんだけど、それはパタヤでは高望みというもの。
でも、たこ焼きであることは間違いない。名前だけ同じで、得体の知れない別の食べ物に変容しているなんてこともない。
れっきとしたたこ焼きである。
あと、これはタイローカルあるあるだが、ソースとマヨネーズが甘ったるい。
材料費の問題もあるだろうし、タイ人の嗜好に合わせたものだろう。
たまたま、yamamoriのお好み焼きたこ焼きソースを購入していたので、ソースを上塗りしてみた。
yamamoriのソースはタイ生産品だけど、ちゃんと日本人に合う味となっているようだ。お好み焼きやたこ焼きのソースは日本でも甘めだけど、決して甘すぎることはない。
これでたこ焼きの風味がちょっとアップした。
これまでパタヤのローカルたこ焼き屋を食べ歩きして気づいたのは、ソースとマヨネーズはかけずに、素のたこ焼きのまま持ち帰りするのがベターということだ。
海苔や鰹節や青のりは、別の袋に入れてもらう。
で、自宅にたこ焼きソースとキューピーマヨネーズを用意しておく。
冷めたたこ焼きはレンチンするか、フライパンで焼き直す。
それから自前のソースとマヨネーズをかけ、もらってきた海苔や鰹節をかける。
これがなるべくおいしくたこ焼きを食べる方法。
まあ、そこまでしなくてもいいと思うが。
まとめ
それにしても、パタヤって意外とたこ焼き屋が多い。
それだけタイでもたこ焼きという料理が浸透してきたということ。
ローカル向けの低価格路線で、味のほうは正直なところ日本人、それも関西人にとっては納得しかねるレベルのものがほとんどだけど、パタヤでもたこ焼きが食べられるだけでも満足しないとね。
今ではソイブッカオでも気軽にたこ焼きが食べられるようになった。
まわりには山ほどバービアがある。
バーの営業が再開されれば、バービアにたこ焼きを持ち込んでビールで乾杯といきたいものだ。
早くパタヤに活気が戻ってほしい。
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