連日多くの感染者が報告されているチョンブリ県。
増減はあるが、毎日100人前後の感染者が出ている。
バンラムン(パタヤ)ではALQホテルを病院のベッドとして利用する準備が進んでいる。
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チョンブリ県感染状況
4月28日、チョンブリ県発表による新規感染者は108人。
(CCSA発表によるタイ全国統計値とは集計タイムラグにより数値が異なることがある)
昨日(80人)よりも新規感染者は増加した。
死者累計1人
新規感染者内訳
ムアン地区26人
シラチャー地区18人
バンラムン地区(パタヤ)54人
他
累計
4月新波での累計は県全体で2,153人(回復済み562人、治療中1,590人)。
ムアン地区が616人、シラチャーが238人、バンラムン(パタヤ)が916人となっている。
チョンブリ県内地区ごとの新規感染者数の推移
上から、バンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリと並ぶ。
4月3日にシラチャーで最初の感染者が見つかる。
新規感染者の感染経路内訳
チョンブリ県保健局が発表している施設の名称はあやふやなものが含まれるが、原文表記のまま挙げていく。
娯楽施設
・New Version 2人
・Berlin バンセーン 1人
・BONE PUB 1人
・Cetus Club Pattaya 2人
・featuring bar 1人
・808 Club Pattaya 1人
パタヤの娯楽施設での感染者と接触 5人
ムアンチョンブリ地区の娯楽施設での感染者と接触 11人
バンコクの娯楽施設での感染者と接触 2人
シーサケットの娯楽施設での感染者と接触 1人
ナコンラチャシマの患者と接触 1人
ノンタブリの患者と接触 1人
パトゥムタニの患者と接触 3人
ラヨーンの患者と接触 1人
チャチュンサオの患者と接触 1人
施設従業員 3人
医療従事者 2人
患者と接触 25人
調査中 43人
また、93人の接触者と435人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、連日にように感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
(パタヤを抜粋)
・Aディレクカフェ&バー(サウスパタヤ)
・フットボール場9ライパタヤサードロード
・ソイカオノイの釣り池
・Ruenthai Restaurant(セカンドロード)
バンラムン(パタヤ)ではALQでベッド確保
患者が増えているバンラムン(パタヤ)。
病院のベッドに空きがない場合は、野戦病院ないしホスピテル(ホテル+病院)に搬送される。
チョンブリ県ではサタヒップの海軍基地に野戦病院がある。
また、パタヤにあるASQ(政府代替隔離施設)やALQ(政府代替地方隔離施設)のベッドが利用できるよう準備した。ベッド数は2000床以上。
それゆえバンラムンでは充分な数のベッドがあるとしている。
症状に応じて、搬送先は異なる。重症の場合は病院へ、症状が軽い場合は野戦病院へ。
参照ならびに画像:https://www.facebook.com/STVPattaya/posts/4170490982971804
STVの報道では、Grand Bella Hotelの看板が掲載されている。
パタヤカンとセカンドロード交差点近くにあるALQホテルだ。パタヤメモリアル病院が目の前にある。
昨年の第1波の際には、コロナ専用治療センターとして使われていた。
現時点で、パタヤで外国人が感染したらどうなるのか?
原則としては、検査した病院が治療を引き受けることになっている。
バンコク病院パタヤかパタヤメモリアル病院が外国人が受診する主な病院。
でも検査した病院のベッドに空きがなければ、もしくは高額な医療費が払えないなどの事情があれば、野戦病院かホスピテルへ行くしかない。
今のところ、自宅療養は認められていない。
保険があるか充分な資金があれば、むろん病院がベスト。保険がなく、また重症でなければ、グランドベラのようなホスピテルが順当なところではないかと。
ただ、ホスピテルの料金がどうなっているのかは不明。
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