旅行者が増え、混雑がはげしいスワンナプーム空港。
昨年10月の完全開国後は、到着時イミグレーションに長蛇の列ができていた。
現在は出発時のチェックインと保安検査場の混雑のほうが問題となっている。
国際線利用時は3時間前到着が必須だ。
スワンナプーム空港では保安検査場の改修工事で対応。航空会社はアーリーチェックイン、セルフチェックインとセルフバゲージドロップを増やしている。
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目次
スワンナプーム空港の混雑ピーク時間は?
スワンナプーム空港では、混雑のピーク時間帯を発表している。
2月24日では、到着のピーク時間が15時から15時59分。23フライトあり、5,200人の乗客が到着した。
出発のピーク時間は23時から23時59分。19フライトあり、4,800人の乗客。
2月27日も似たような状態だ。
到着は21フライトで4,700人。
出発は19フライトで4,600人。
到着のピークは、15時から16時。
出発のピークは、23時から24時。
スワンナプーム空港によれば、19時から21時が保安検査場のピーク時間になるという。
国際線なら3時間前、国内線なら2時間前に空港に到着しておくようアドバイス。
出発4時間前チェックイン可能な航空会社
スワンナプーム空港では、16の航空会社が出発4時間前にアーリーチェックインが可能となっている。
航空会社はチェックインを行い、預け荷物の積み込みができる。
通常は3時間前チェックインだが、4時間前に可能。
1. エールフランス
2. オーストリア航空
3. エル アル
4. エチオピア航空
5. エティハド航空
6.フィンエアー
7.ガルフエア
8. ジェットスター
9. KLMオランダ航空
10. クウェート航空
11.ルフトハンザ
12.オマーン航空
13. カンタス航空
14. サウジアラビア航空
15.スイス国際航空
16. トルコ航空
(2023年1月10日時点)
セルフチェックイン可能な航空会社
スワンナプーム空港では、22の航空会社がセルフチェックインにCUSS(Coomon Use Self Service)の利用を許可されている。
1.エアアジア
2.エアアジアX
3. エールフランス
4. 全日本
5. オーストリア航空
6. バンコク・エアウェイズ
7.キャセイパシフィック航空
8. チャイナ エアライン
9. エジプト航空
10. エルアル
11.エバー航空
12.フィンエアー
13. 日本航空
14. KLMオランダ航空
15. ルフトハンザ
16. マレーシア航空
17. フィリピン航空
18.スターラックス航空
19. タイ航空
20. タイ スマイル航空
21.ターキッシュ エアラインズ
22.ベトジェットエア
セルフチェックインには、KIOSKという端末を使う。
セルフチェックインで搭乗券が発行されれば、わざわざチェックインカウンターの長蛇の列に並ぶ必要がなくなる。
預け荷物がある場合は、バゲージドロップ専用カウンターへ。
一部航空会社はセルフでのバゲージドロップも可能だ。
セルフバゲージドロップ可能な航空会社
セルフチェックインに加えて、セルフバゲージドロップオフが利用可能な航空会社が7つある。
Common Use Bag Drop System(CUBD)というシステムを使う。
1.エアアジア
2.エアアジアX
3.エールフランス
4.バンコク・エアウェイズ
5. KLMオランダ航空
6.タイ航空
7.タイスマイル航空
KIOSKでセルフチェックインすると、預け荷物用のタグも発行されて、自分で巻きつける。それをセルフバゲージドロップカウンターで、荷物を預け入れる。
有人カウンターに行く必要はなく、チェックインから荷物預け入れまですべてセルフで可能。
時間の大幅節約となる。
(2023年2月27日時点)
保安検査場のトレイ自動返却システム導入
スワンナプーム空港は、保安検査場にて、The Automatic Return Tray System(ARTS)と呼ばれる、トレイの自動返却システムを導入する。
客が使用したトレイを空港スタッフが手動で元に戻しているが、ARTSの導入によって、自動的にトレイが返却されるようになる。
これまでの処理能力は1時間あたり3,300人で、ARTS完成後は1時間あたり6,650人に倍増する。
3月1日より、セキュリティチェックポイントZONE3(WEST)は、システム導入工事のためクローズとなった。
再開は3月29日24時の予定。
別のチェックポイントへ行ってほしいとのこと。
工事予定スケジュール
3月1日からZONE3(WEST)
3月30日からZONE3(EAST)
4月27日からZONE2(WEST)
5月25日からZONE2(EAST)
6月22日からZONE1
まとめ
たしかにスワンナプーム空港は混雑している。
特にタイの連休中は顕著だ。
混雑しているとはいえ、WEBチェックイン、KIOSKによるセルフチェックイン、セルフバゲージドロップなどを活用すれば、チェックインに関する混雑は回避可能だ。
タイ航空やエアアジアはチェックインカウンターを完全スルーして直接搭乗口へ行ける。待ち時間ゼロだ。
保安検査場については混雑を覚悟しないといけないかもしれない。
とりわけ19時から21時に検査場を通過予定の人は注意。
国際線利用時にセルフチェックインもなにもしていない場合は、やはり3時間前にスワンナプーム空港に到着しておくこと。
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