タイ入国時にはASQ(政府代替隔離施設)の予約が必須となっている。
バンコク首都圏以外の地方都市にあるASQはALQと飛ばれるが、中身は同じものだ。
パタヤではALQ扱いだが、アゴダでもASQ同様に予約ができる。
4月1日からの隔離期間短縮にともない、すでにいくつかのASQホテルが11泊12日のパッケージプランを発表している。
10日間の隔離だが、実際には11泊12日となる。
アゴダのASQ予約サイトでも、一部ホテルにかぎり11泊12泊の予約受付を開始している。
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AgodaのASQ予約サイト
アゴダでのASQ予約には、専用のサイトから行う。
Agoda⇒タイの代替検疫施設(AQ)
以前と注意書きが変更となっていて、「ASQパッケージは出発国において現在定められた期間のプランとなっており」と書かれている。
つまり出発国によって隔離期間が異なるということだ。
4月1日以降は、アフリカの11か国以外は、10日間隔離が認められるようになる。
出発国によって予約すべき日数は変わってくる。
デフォルト表示では、バンコクで15泊16日のプランを検索するようになっている。
この状態だと、従来の15泊16日のパッケージプランとなり、空き室のあるASQホテルならすべて表示される。
そこで、宿泊期間を11泊に変更して検索してみる。
11泊12日のパッケージプランに対応しているホテルが表示されることになる。
たとえば4月7日チェックイン4月18日チェックアウトだと、バンコクでは20軒のASQホテルが対応している。
同様に目的地をパタヤに変えると、2軒のALQホテルが対応。
パタヤのホテルJレジデンスだと、デラックスシティビューが1泊2134バーツ。
むろん、宿泊プランには、1日3食、PCR検査代などすべて含まれている。ヨガクラスも付くてくるようだ。
11泊のプランで予約可能。
総額で、23,474バーツとなる。
ちなみに、15泊16日パッケージプランなら、39,615バーツ。
30%オフが適用されているからだろうが、11泊パッケージプランはかなり安くなっている。
なお、ワクチン接種証明書を持つ低リスク国からのタイ入国者は7日間の隔離が受けられるようになるだろうとタイ外務省が発表している。
関連記事:4月1日からのタイ隔離期間短縮に関する情報アップデート
現時点ではアゴダのASQホテル予約では7日間の予約は受け付けていない。
7日間(実際には8泊9日)で検索しようとすると、このような注意喚起が表示される。
「タイへの渡航には、10日間・11日間・14日間・15日間のいずれかの検疫期間が必要なります」
10日間と11日間、14日間と15日間の違いがよくわからないが、通常は11泊12日ないし15泊16日のパッケージプランを申し込む必要があるはずだ。
タイ保健省のサイトによれば、バンコクのASQホテルは136軒、チョンブリ(パタヤ)のALQホテルは21軒ある。(3月30日時点)
このうち、アゴダで予約可能なASQホテルの数は限られている。
また、11泊12日に対応しているホテルはさらに少なくなる。
4月1日以降各ホテルも続々と11泊12日に対応したパッケージプランを発表するだろうし、Agodaでも取り扱いが増えていくだろう。
AgodaのタイASQホテル予約専用サイト
⇒https://www.agoda.com/ja-jp/quarantineTH
多くの選択肢からチョイスしたい場合は、ホテルへ直接連絡して予約するのがベター。
あと、4月1日からの隔離期間短縮はタイ政府決定事項だが、現場レベルでの運用が追い付かない可能性はある。
気になる人は、日本のタイ大使館の正式発表を待ってから、ASQホテルの予約をしたほうが無難かもしれない。
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