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パタヤ近況

あの日から1年、パタヤ・ウォーキングストリートの今

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パタヤの夜からすべての明かりが消えたのは昨年2020年の3月18日のことだった。
3月18日からすべてのナイトスポットは閉鎖となった。
途中、1度は再開し、また閉鎖となり、今は2度目の再開途中。
ただ、昨年の最初の閉鎖は衝撃であった。まさかパタヤからすべてのネオンサインの明かりが消えるとは想像もしていなかった。
衝撃のあの日からちょうど1年が経過した。

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ウォーキングストリートの1年

閉鎖前夜となった2020年3月17日のウォーキングストリートは、普通に営業していた。

客足が悪くなり、一部のバーがすでに営業を停止していたが、大部分は通常どおりに営業。
ウォーキングストリートを歩く人もまだまだ多かった。
今思えば、まともなウォーキングストリートの様子を見たのはこの日が最後となった。

3月18日にすべてのナイトライフ施設が閉鎖となった。

ウォーキングストリートからネオンサインが一斉に消えた。

この閉鎖は3ヶ月半続いた。

7月1日にようやく再開がかなったが、ウォーキングストリートが以前のにぎわいを取り戻すことはなかった。

それでも徐々に再開する店が増えていった。

ネオンサインも少しだけ明るさを増した。

が、12月30日にまたしてもナイトスポットはすべて閉鎖。パタヤはロックダウンされた。

ウォーキングストリートでは無人のカウントダウンとなった。

そして、完全なゴーストタウンと化した。

店は営業せず、メインゲートの装飾替え工事が実施された。

次に、道路工事が始まった。

年が明けて一ヶ月、2021年2月1日にパタヤのナイトスポットに営業再開が許可された。

ウォーキングストリートでは一部の店が再開。

が、昨年末の閉鎖前に比べると、営業している店は少なくなった。

3月16日の夜のウォーキングストリートの様子がこちら。

がらがらだ。

週末はローカルタイ人がディスコに集まるが、平日のウォーキングストリートはとにかく人がいない。

現時点で営業再開したゴーゴーは、ファーレンハイト、ココ、ビーバーズ、ドールハウス、ウィンドミル、パレス、アトランティス、ピンナップ。
以上8軒のみ。
ネオンサインと呼び込みの洪水であふれていたウォーキングストリートににぎわいはまったくない。

再開したファーレンハイトだが、月曜日と火曜日は休業している。

営業しても客が来ないことは明白だからだ。

ウォーキングストリートの今

そして、3月17日の夜。
昨年のあの日から丸1年が経過した。

平日のウォーキングストリートである。

むろん、人は少ない。
ほとんど誰も歩いていない。

せっかく綺麗にしたメインゲートの裏側のパネルが剥がされている。

ウォーキングストリート内はひたすら工事現場である。

至るところで工事を行っている。

ソイ15入り口には大きな穴。

ソイ15へ入るにも鉄板の上を通らなくてはならない。

ソイBJ入り口でも大きな穴。

ひたすらに寂しいウォーキングストリートだ。

歩いている人よりも駐車車両のほうがはるかに多い。
なんなら、通り抜ける車両の数のほうが多いかもしれない。
ウォーキングストリートは歩行者天国ですらない。

これがウォーキングストリートの現実。
バーもゴーゴーもレストランもすべて営業可能である。
でも営業している店は一部だけ。

世界中から旅行者が集まり、まっすぐ歩くのも大変だったウォーキングストリートは遠い昔の話。
今や、ただの道路であり、駐車場駐輪場であり、工事現場である。

むろん、一部とはいえ、バーは営業している。ディスコもやっている。遊ぼうと思えば遊べる。
客が少ないだけで、店の中に入ってしまえば、以前と変わりない営業形態だ。
でも、この状態で楽しめるかといえば、まったく楽しくない。
遊ぼうという気力すら湧いてこない。
ウォーキングストリートに充溢していたパワーと陽気さはほとんどすべて潰えてしまった。

1年ですべてが変わってしまった。

タイ全面開国でウォーキングストリート復活なるか

タイ政府は2021年10月1日の全面開国を目指している。
ワクチン接種者に対しては隔離検疫を免除して、そのまま入国できるようにすることを検討中だ。
まだ正式には何も決まっていない。

本当に10月から隔離無しの入国が認められるようになっても、ウォーキングストリートがすぐに元の姿を取り戻すことは考えにくい。
2019年のタイを訪れた外国人観光客は約4000万人。月に300万人以上だ。
が、10月1日に開国して、いきなり100万人単位の観光客がタイを訪れ、パタヤに戻ってくるはずもないからだ。
たとえ10月1日全面開国としても、まだあと半年以上ある。
この半年を耐えられるのか、それもわからない。

ウォーキングストリートが元の姿を取り戻すのはいつになるのか。
それとも、もう二度と元の姿を見ることはできないかもしれない。

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