チョンブリ県で感染が拡大している。
昨日の新規感染者は22人。
本日の発表ではさらに12人。
昨日夜チョンブリ県が感染防止対策規制強化命令を下した。
関連記事:チョンブリ・パタヤでも感染者急増。バーやカラオケへの規制強化が出される。
その後、パタヤ当局が各店舗を巡回し、規制内容について説明してまわった。
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バーの閉店は24時
説明を受けたバービアのオーナーによると、バーの営業は可能。
アルコール提供もできる。
ただし、24時には必ず閉店すること。
手指消毒、検温、タイチャナによるチェックイン登録、マスク着用、ソーシャルディスタンスといった規則を遵守すること。
違反が見つかったら罰金を課す。
バーだけでなく、パブやカラオケなどすべてのナイトライフ施設が同じ規制を受ける。
パブやディスコも営業は可能だが、客は座って飲むことだけが許される。ダンスは禁止。むろん、24時閉店厳守。
レストランは閉店時間の規制はなく、夜中でも営業できる。深夜0時以降のアルコール提供は不可だが、これは現在も同じ。
マッサージ屋は営業可能とのことだ。
規制強化は本日29日より実施される。
期限は来年1月2日までと通達されたそうだが、このあたりは不確実。県としては特に期限は設けていないようで、さらなる通知があるまでということかもしれない。
同様の規制強化を打ち出したバンコクでは、12月29日から1月4日までが対象期間となっている。
ざっくり言えば、「バーやパブは営業してもいいが、深夜まで大勢で集まって酒盛りするな」ということ。
おとなしく座って飲み食いして、さっさと家に帰れ。集まるな。
静かに年越ししろ。
規制内容自体は、7月1日のナイトライフ解禁時のものとほぼ同じだ。
閉店は24時、ソーシャルディスタンス、手指消毒、タイチャナ、マスク着用、ダンス禁止。
ホステスが客の横に座って一緒に飲みながら接客するのも禁止されていた。
その後、どんどん緩んでいき、深夜営業、店内マスク非着用、密集、ダンスなど、ほぼ昔の状態に戻っていた。
まあ、外国人向け店では密集するほどの客が集まるかは別だが。
今回の規制強化は、7月1日状態に回帰したといえる。
細かい部分では不明なことは多い。
ゴーゴーがどうなるのか。7月頭のタントラのように、ステージ上ではドレス姿のまま椅子に座っているだけなのか。
実際にパタヤでどれだけの店がどのように営業するかは判然としない。
営業は許可されても、この条件ではやってられないと休業する店もあるだろう。
すでにハリウッドといった大箱ディスコは一時休業を発表している。
また、突然当局の方針が変更となり、営業不可へと切り替わることも十分ありうる。
現時点ではなんとも言えない。
夕方以降はパタヤ各地で混乱が起きそうだ。
パタヤで遊ぶ予定がある人は臨機応変に行動しましょう。
パタヤはロックダウンせず
チョンブリ・パタヤにおいては、ロックダウンは行われていない。
移動制限は課されておらず、県内外への移動はできる。
夜間外出禁止令も出ていない。
アルコール類販売禁止措置も取られていない。
むろん、レストランの店内飲食は可能なままだ。
ショッピングモールも営業。
ビーチも利用可能。
閉鎖されたのは、闘鶏場や競馬場といった施設のみ。
日常生活はほぼ通常通りに送ることができる。
ただし、状況よっては、さらなる規制強化命令が出ることもある。
過剰に恐れる必要もないが、油断は禁物。
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