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特別観光ビザでのタイ入国第一弾グループは延期に

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合計270日タイ滞在が可能となるスペシャルツーリストビザ(STV、特別観光ビザ)での外国人観光客受け入れ再開が10月からスタート。
その第一弾グループとして、10月8日に中国広州からのグループがエアアジアのチャーター便でプーケットに到着することになっていた。

関連記事:タイのスペシャルツーリストビザ(STV)が官報に掲載。STV申請先と手順。

が、その到着が延期になると発表になった。

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STV入国延期

延期となった理由は、入国プロセスが定まっておらず、調整する必要があるとのことだ。
調整のうえ、10月中のいずれかの日付けでフライトの日程を再度決定するとのこと。

具体的な入国プロセスの調整とはどういうことかは不明。

先日のニュースでは、事務処理手続きが遅延しているとの報道もあった。
また、プーケット空港の責任者がタイ民間航空局とチェックしたところ、中国からのチャーター便が到着するとは確認できなかったとコメント。
また、10月26日以降のフライトスケジュールでは、国際線旅客便の離発着はまだ承認されておらず、CCSAからの命令待ちの状態だとも。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/1995027/tat-confirms-special-tourist-visa-scheme

詳しい内部事情は不明だが、事務手続きと空港受け入れなどで遅れが生じているのは確かなようだ。

それでも、10月中には当初の予定どおり1200人の観光客を迎え入れる予定だと、タイ観光スポーツ省のピパット大臣はコメント。
最初の30日間の運用状況を監視したのち、検疫期間を7日間に短縮するかどうかを決定する。
旅行代理店協会からは、検疫期間の短縮もしくは廃止を要請してきたが、今はまだ時期尚早だとピパット大臣。
14-7-6方式と呼ばれる隔離検疫期間短縮方法(14日間ー7日間ー6時間と隔離期間を短縮させていく)については、段階的に確認する必要があると。
外国人観光客を迎え入れる地域住民の誰もが、検疫なしで外国人が街にやって来ることを歓迎していない。外国人受け入れ再開を警戒しているタイ国民が多く、安心させないといけない。

また、TAT(タイ政府観光庁)は、10月にSTVスキームで観光客を受け入れることができるのは、バンコクとプーケットだけとコメント。
これは国際空港とALQ(代替地方隔離検疫施設)のどちらも備えているのはバンコクとプーケットだけのため。
いずれサムイ島にALQ施設が認証されれば、サムイ島への外国人観光客受け入れもありえるとのこと。
また他の都市も同様で、今回のSTVスキームは、プーケットなど一部のエリアに限定したものではなく、隔離検疫施設があれば、旅行者の訪問地となりうる。
プーケットモデルではなく、タイランドモデルだから。

参照:https://www.bangkokpost.com/travel/1995839/shaking-off-delay-tourism-ministry-promises-tourists-this-month

鎖国か開国か

遅れは出ているものの、必ずSTVを実施するという意気込みだけは感じられる。
少々先走りしすぎた感も否めないが。

あと、隔離期間の短縮にも期待。

ただ、ローカルタイ人たちの警戒心はかなり根強い。
外国からの旅行者が入国してきたら、すぐにまた感染が拡大すると恐れているようだ。
少し前にラヨーン市内で感染者のエジプト軍人が街中を歩いていると判明したら、市内から離れたところにあるサメット島の宿泊キャンセルが相次いだ。
プーケットモデルが発表になると、プーケット行きをキャンセルする人も多く出た。
今回のプーケットへの中国人グループの到着予定が伝えらて、やはり旅行をキャンセルするタイ人もいるようだ。
隔離検疫ホテルは、一般宿泊者も利用することがある。建物は同じでも、隔離者と一般宿泊者が接触することはない仕組みとなっている。
それでも感染を恐れて、宿泊をキャンセルする一般旅行者もいるとのこと。

その一方、観光業のGDP比率が2割近いタイ経済は悪化していく。

経済担当委員会の責任者のコメントは興味深い。
今や政府はウイルスに対処する規制について見直す時ではないのか。
タイがパンデミックの拡大抑制能力で称賛されているが、経済を犠牲にしてまでウイルスフリーの地位を維持する価値があるかは疑問だ。
タイはパンデミックの最中にあっても安全に保たれる唯一の国であり続けるだろう。しかし、経済を犠牲にしてまでこの記録を維持したいのか、と。

そろそろ開国へ向けて舵を切る時。
でも、完全開国にはまだまだ時間がかかりそうだ。

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