日本からタイへのフライト運行ならびに運休予定を各航空会社が発表した。
現在、タイへの旅客便の着陸は原則禁止されている。
日本からタイへのフライトは、大使館が主催する特別便のみとなっている。
旅客便の禁止措置がいつ解除されるかはまだ決まっていない。
広告
タイ国際航空
9月25日の発表で、バンコク・日本路線は、11月末までの運休が決定した。
成田発、羽田発、関西発、中部発、福岡発、札幌発のバンコク便は12月1日まで運休。
バンコクから日本各地への便は11月30日まで運休。
バンコク・仙台路線は運行予定そのものがなくなった。
全日空
ANAは、10月末までの運休。(9月24日最終更新情報)
バンコク発羽田行きのNH850便は毎日運行予定。
タイから外国へ出発するフライトは禁止されておらず、運行が可能となっている。
11月以降のバンコク行きフライトの運行予定はまだ決まっていない。
日本航空
JALもANAと同様。
日本発バンコク行きフライトは、10月末までの運休が決まっている。(9月25日最終更新情報)
10月16日と23日のJL031便が運行となっているが、これは特別便。チケットを購入しても、タイ大使館でCOE(タイ入国許可証)を取得しないとフライト搭乗はできない。
バンコク発日本行きは、関空行きを含め、減便状態ながらも運行を継続している。
エアアジア
LCCのエアアジアはどうか。
予約画面上で運行スケジュールを確認してみると、来年2021年1月1日から予約できるようになっている。
これは成田発バンコク行き。
また、プロモーションも打ち出しており、日程によっては往復25,900円でチケットが買える。
関連記事:エアアジアが2021年の日本バンコク路線でプロモーション。往復25,900円なれど注意も必要。
ただし、購入できるからといって、そのフライトが本当に運行されるのか、また運行されるにしても、ビザないしCOE取得がタイ入国の条件となる可能性もあって、本当に搭乗できるかどうかは別。
これは11月以降のANAやJAL、12月以降のTGも同様。
チケットの予約と購入は可能でも、運休となる可能性は高いし、またビザ取得などの条件が課される可能性もある。
LCCにかぎらず、レガシーキャリアでもあっても、チケットの購入は慎重になったほうがいい。
なお、LCCのノックスクートはすでに会社精算している。フライトは無い。
タイライオン・エアについては、10月までの運休が決まっているが、それ以降は音沙汰がないため不明。
また、タイへの特別便は10月に14便が運行される予定となっている。
現状では、この特別便でしかタイへ入国することはできない。(もしくはプライベートジェット)
10月に関しては一般フライトの再開は望めない。
11月以降についてはまだはっきりしないが、かなり厳しい状況。
タイの特別観光ビザの発給がすすむと、ひょっとして運行される便が増える可能性もある(特別観光ビザでの入国はチャータ便のみだが)。
ただ、誰もが乗れる定期運行便が再開されるのは来年以降となりそうだ。
広告