ひさびさに早起きした。
といっても午前8時頃ぎだが、パタヤ時間では早朝といっても過言ではない。
せっかくなので早朝のパタヤ中心部の様子を見てきた。
あわせてツリータウン手入れ情報も。
パタヤビーチ
雲は少し出ているものの、ほどよく晴れた空。
すがすがしい気分だ。
たまには早起きしてみるのもいい。
すでにパラソルの営業は開始しているが、さすがに平日の朝っぱらにつき客はいなさそう。
おっと、パタヤビーチの真ん中に忽然と監視台ができている。
監視員はいないし、そもそも遊泳客もいない。
意味があるかはともかく、なんとなく健全なビーチっぽさは増した。
夏のビーチ、真っ盛り。
客は少なくて気持ちいい。
週末はローカルタイ人たちで少し客が増えるようだ。
チョンブリ県内では、よりバンコクに近いバンセーンビーチがタイ人の間では人気。週末には道路規制も行われるほど。
でも、バンコクのタイ人たちは、わざわざパタヤビーチまでは来ない。パタヤビーチはローカル感もないし、物価も高め。
ナイトライフも込みでパタヤビーチに遊びに来るタイ人は多いが、現在はナイトライフ禁止。
それだったら、なおのこと、バンセーンで充分となる。
もしくは、パタヤビーチはスルーしてラン島へ行ってしまう。
よって、パタヤビーチは静かなまま。
外国人観光客の受け入れ再開しないかぎり、このような状態は続くと思われる。
ビーチロード
交通量はまだ少ない。
平日の朝とはいえ、寂しいかぎり。
Hootersはずっと閉まったまま。ロープが張られている。
Hopsも同様にクローズしている。柵が設置してある。
このようにビーチロード付近の有名店でも営業再開していないのが、パタヤの現状である。
レストランの営業再開はとっくに許可されているし、店内でのアルコール提供も再開された。
でも、客が集まらないのなら、営業再開してもしょうがない。
おそらくはそういう理由で営業再開していないのだと思われる。
ソイニュープラザのフィシュアンドチップスの有名店、FRYDAYは一時期再開したが、ここしばらくはまたシャッターを下ろしたままとなっている。
セカンドロード近くでも、やはり苦しい状況が続く。
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ソイブッカオ
ソイブッカオは朝からそれなりに活気がある。
屋台が多数出ている。
以前と比べても、それほど遜色ないレベル。
レストランも大半は再開している。
ハングリーヒポやチャンキーモンキーなど有名洋食店は、朝から沈没ファランで客足が絶えない。
タイ料理屋では、名無し食堂は営業している。
以前ほどにぎわってはいないが、それでも客は来る。
ただし、一部のレストランや屋台は再開していない。
パートンコー食べようと思ったが、ソイレンキー交差点近くのパートンコー屋台は出ていないようだった。
Dragon Bar前のパートンコー屋台は出ていたようだが、ちょうど退店準備中。買えずじまいだった。
さすがにすべてが元通りとはいかない。
でも、ソイブッカオや他のローカルエリアに関しては、8割から9割は回復しているように見える。
ツーリストエリアは壊滅状態のままだ。
TREE TOWN(ツリータウン)
ナイトライフが閉鎖され、夜は暗いパタヤ。
そんな中、唯一、異様な光を放っているのが、夜のツリータウンである。
関連記事:ソイブッカオ TREE TOWN前は連夜のパーティ。これぞパタヤ。
この一角だけは、完全に別物。
酒を片手にファランとタイ人たちが集い、毎晩のようにパーティをしている。
どこかの店が主催しているわけではなく、自発的に集まってくるだけだが、パーティには変わりない。
酒を近所のコンビニで買うか、カクテルカーやテントドリンク販売店からテイクアウトする形で調達する。
連日連夜の大宴会のため、さすがに地域住人や当局から目をつけられて、指導が入ることもある。
以前は営業していたSoul Beer TownとBeer Hubは営業しなくなった。
また、一昨日も警察の手入れがあった。
レストラン・バーのTABUという店が摘発された。
レストランではなくパブとして営業していると見なされたようだ。
画像ではわかりづらいが、ツリータウンの屋台村の右側奥にTABUがある。
ツリータウン前に集ってパーティをしている外国人やタイ人が捕まったということはなさそう。
朝のツリータウン前にはゴミがたくさん落ちている。
パーティの傷跡だ。
でも、夕方には綺麗に掃除され、きっと、夜にはまたパーティモードとなるだろう。
ナイトライフ再開が待ちきれないパーティ好きファランとタイ人が夜な夜な集結してくるのを警察も完全には防ぎきれずにいる。
待たれるナイトライフ再開
本日6月23日時点の情報では、おそらくタイのナイトライフ施設の再開は7月1日となりそう。
まだ決定ではない。それよりも遅くなる可能性も充分ある。
また、かりに営業再開となっても、厳しいルールが科されることになる。
グループは5人まで、スタッフはフェイスシールド着用、ホステスと客の同席不可、客のカラオケとダンス禁止など、そんな厳しいルールなら営業しないほうがマシだと考えているバーも多いようだ。
バーがまともに営業再開しないなら、ツリータウンにはまだまだ人が集まってきそうな気がする。
ここは個人の集まりの青空パーティ会場。
店を閉鎖させても、人が集まってきてしまう。
もしも7月1日からバーが再開しても、外国人観光客のタイ入国は再開されないだろう。まだもう少し時間がかかる。
外国人観光客がパタヤに戻ってこないかぎり、パタヤの復活はない。
在住外国人だけでは、一部で盛り上がるのみ。街全体の復興はない。
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