ソイボンコットに新しいバミー屋ができている。
以前はカフェだったところに屋台が出現。
バミー好きとしてはずせない。即効で入店してバミーナムを食べてみた。
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ソイボンコットのバミー屋
店名はよくわからない。
とりあえずソイボンコットのバミー屋としておく。
見た目はいたって標準的なバミー屋台。
ムーデーン(焼豚)とムークロップ(かりかり豚)と野菜が吊るされている。
料理の見本写真もあって、わかりやすい。
バミーナム、バミーヘン、カオムーデーン、カオムークロップが基本。
調理屋台は外に出ているが、屋内にテーブルが置いてある。
以前はおしゃれ系のカフェだったので、その名残あり。バミー屋っぽくない。
無料の水あり。
無難にバミーナムとオーダー。
ついでに、ギアオ(ワンタン)も入れてくれとお願い。
完成品がこちら。
ワンタン多め、細切れながらも焼豚もたっぷり。
そして、一番上にはパクチーがちりばめられている。
何も調味料を入れずに、まずはスープを味見。
かなり薄味。すっきりした味わいだ。
中華系バミー屋ではこういう薄味が多いけれど、それとはまた違った感じがする。
このままでもおいしいだろうけど、ちょっとだけ唐辛子と砂糖とナンプラーを加える。あとは砕いたピーナッツも投入。
がつがつとかき混ぜる。
一気に風味が増した。
いい感じに仕上がった。
うまいスープだよなあ。
スッキリした味わいの中に、ほのかに香りが鼻を刺激する。
ああ、そうか、パクチーがきいているのか。
このスープにはパクチーがよく合う。
バミーやクイティアオにパクチーを足すのはよくあるけど、大味のスープだとパクチーの香りが消されてしまい、あまり意識しない。
でもこのスープだとパクチー独特の香りがいいアクセントになるのだ。
麺は一般的な太さのバミー。茹で加減もよし。
ワンタンはほどよく餡が詰まっていて、スープと一緒に食べるとうまい。
焼豚は特に印象なし。
なんといっても、スープとパクチーである。
パクチーが苦手な人も多いはず。
わたしは嫌いでも苦手でもないけれど、パクチー好きとも言えない。
添え物程度にかかっていたら特に気にならない。
普段はほとんど意識していないと言えばいいのか、日本の洋食屋のパセリみたい位置づけ。食べても食べなくてもいい。
そもそもタイ料理でもパクチーは香り付けとしての役割がメインだと思う。
日本で大盛りのパクチーサラダがもてはやされたりもしたようだが、それはたぶんタイ料理ではない。
このバミーナムにおけるパクチーは、まさに本来の役目を果たしている。
なんだか、ひそかに感動してしまった。
そうか、きっちりパクチーを使えば、ここまでスープの味を引き立たせることができるのかと。
パクチーが苦手な人もぜひともそのままで食べてみてほしい一品。
いやまあ、どうしても嫌いなら、パクチー抜きでもいいと思うけれど。
パクチー抜きでもおいしいはずなんで。
タイ語で、パクチーを抜いてくださいとは、「マイサイパクチー」と言えばいい。
別に「ノーパクチー」でもいいし「ノーコリアンダー」でもいい。
バミーナムが50バーツ。
ワンタンもムーデーンもしっかり入っているので、そこまで高いわけではない。
地図とまとめ
地図
ソイボンコットのソイ3(通称ソイバッファロー)。
SP MANSIONというアパートの1階部分にバミー屋がある。
サードロードから行くなら、バッファローバーが入り口のあるソイを通って行くと早い。
ソイブッカオとソイレンキー交差点から歩くと10分くらい。
(猛暑の最中に歩くのはあまりおすすめはしないけれど)
この近くにはCHY4というフランチャイズ系のバミー屋もある。
外観はよく似ている。
CHY4はどこで食べても無難においしいバミー屋なのだが、ソイボンコットのCHY4は今ひとつ。
ソイボンコットでバミーを食べるなら、こっちの新しいバミー屋がおすすめ。
営業時間は不明。
たぶん午後3時頃から夜間にかけて。
昼間にあっさり味スープのバミーナムが食べたくなったら利用価値あり。
パクチー風味が癖になる。
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