バンコクに立ち寄った際に、スクンビット通りの大定番夜遊びスポットをパトロールしてきた。
ソイカウボーイ、テーメーカフェ、ビアガーデン、ナナプラザという黄金ルートだ。
店を回る順番はともかく、過去何度このルートをたどったことやら。
正直、個人的には飽きてきたが、それでも年に数回はチェックしておきたい。
2017年11月のバンコク・スクンビット通りの夜遊び最新状況をさくっとレポート。
目次
ソイカウボーイ Soi Cowboy
まずはソイカウボーイ、略してソイカから。
おっ、入り口のネオンサインが変更になっている。
以前はマンUの選手の写真入りで、とっくに移籍したシンジカガワがずっと居座っていたもんなあ。
平日の午後9時過ぎだが、ソイカはけっこうにぎわっている。
旅行者も多いが、やはり在住や駐在組が集まっているような印象。
通りを歩くと、水着姿の若い客引きから手を引っ張られる。
歩くだけでも楽しい。パタヤのウォーキングストリートとはまた違ったテンションの上がり方。
呼び込みのレベルはパタヤのウォーキングストリートより上でしょうな。
ウォーキングストリートと同じく、有名店はここ、バカラ。
いつ入っても満席のため、ろくに座れたことがない。
今回もパス。
ソイを抜けた先にあるのがクレイジーハウス。
ここも満席のことが多い。席を探すのが面倒。よってパス。
人が集まる店にはそれなりの理由があるのだろうけど、それ以前に混んでいるというだけで入店がためらわれる。
ライトハウス LIGHTHOUSE
ドリンク代の高くつくバンコクにあって、ハッピーアワーや日替わりドリンクの設定のあるライトハウスはお得。
すでにハッピーアワーは終了しているが、日替わりドリンクが100バーツ。この日はウイスキー。ソーダで割ってもらった。
呼び込みの子がかわいかった。連行されて入店したので、そのまま横に座って少し世間話。
20歳のバンコク出身。子どもひとり。
ポーメー(両親)ともバンコク生まれ。
やはりイサーン娘とは違い、垢抜けている印象。
レディドリンクの要請が来たところで、客引きの仕事に戻ってもらった。
店内は5割ほどの客入り。ちょうどいい。
ファランのボス(マネージャー?)が取り仕切っていた。
音楽は、洋楽メイン。オアシスのWonderwallがかかったと思いきや、次がYMCA。節操はないが、ファラン受けは良い。
肝心のダンサーは、ステージに10数人。
これといって特筆すべきレベルでもないが、悪くもないといったところ。
しばらくウィスキーソーダをちびちびと飲んで、退出。
どうもソイカはわたしには合わない。
テーメーカフェ
ソイカをあとにして、テーメーカフェ。略すまでもなく、テーメー。さらに縮めてテメ。
紳士と淑女が出会う秘密の地下喫茶である。完全に公然化しているが、バンコクの出会いのスポットといえばテーメーカフェなのである。
階段を降りる手前にいるのは、ほぼレディボーイなので気をつけろ。紳士と紳士の出会いになってしまう。
時刻は午後10時過ぎ。
喫茶店は満員御礼状態。
まずは、左手のカウンターでコーラをオーダー。60バーツ。
おっと、ストローがなくっている。ケチ。
それにしても賑わっているなあ、テーメーカフェ。
淑女の数は7,80人はいるのではないか。
いかにも東アジア人受けしそうなルックスの若い女性も少なくない。
とはいえ、そこまで若くはなく、23とか24くらいがメインか。
明らかに40オーバーのおばちゃんも混ざっているが、彼女たちは日本語と化粧がうまい。何かと騙されないよう気をつけろ。
淑女あさりをする紳士たちもうじゃうじゃ。左から右への周回していく。
明らかに韓国人と中国系が増えているなあ。もちろん日本人が最大派閥だろうけど、全体の半分以下かもしれない。あとは、中韓とファランとさらにはアラブ系まで現れている。
もはやテーメーカフェ日本一極の時代は過去のものか。
ま、それでも日本語が普通に飛び交っているけどね。
綺麗どころに声をかけまくってみたが、いずれも言い値はショート2,500。これが出会いの対価。協定価格でも結んでいるのかね。
が、交渉可能。とりわけ、遅い時間帯になれば、交渉はしやすくなるはず。
ショート1500から2000が目安でしょうな。
テーメーカフェの上にあるルアムチットホテルのショート利用が700バーツ。また値上げしているなあ。
さすがにこの価格では二の足を踏む人が多いようで、近くにはもっと安いやり部屋があるよと教えてくれた。
店内にカウンター席に座って、ちびちびとコーラを舐めながら、しばらく店内観察していた。
中韓、それにファランはもちろん英語で紳士淑女の会話。
日本人は、日本語とタイ語の組み合わせが多い。そこに少し英語が加わるといった感じ。
中韓はグループで訪れる客ばかり。ファランは単独。日本人は単独客とグループが半々くらい。
パタヤで遊び慣れていると、わざわざテーメーカフェで連れ出す気力はあまり湧かないけれど、たまにはこういう場所を訪れるのは楽しいもんです。
ほとんど人間観察の場と化してしまったけど。
関連記事:立地がすべて。テーメーカフェ真上のルアムチット プラザ ホテル (Ruamchitt Plaza Hotel)宿泊レポート。
ビアガーデン
スクンビットソイ7にあるBeer Garden。
周囲は再開発工事が進んでていて、ここも取り壊すになるとの噂がずっと流れているが、いまだに健在だ。
ファラン版テーメーカフェとも呼ばれている。ここも紳士と淑女が出会うカフェバーである。
ドラフトビールと瓶ビールが105バーツから。
店内はテーメーカフェよりも広々としている。紳士と淑女の数は少ない。
まったりかつどんよりとした空気が流れているのは、いかにもファラン向け。
ざっと店内一周してみたが、テーメーカフェとはまったく違う淑女たちのラインナップに思わず後ずさりして、店を出た。
まあ、たまに日本人好みの若くてかわいいタイプも潜んでいるんで、のぞいてみてもいいかもね。
昨年のことだが、ほぼ交渉いらずでショート1500でいけました。うまく交渉すれば1000でもいけそう。
ナナプラザ Nana Plaza
最後はここ。
世界最大の大人の遊び場と自称するナナプラザだ。略してナナプラ。
まあ、一つの建物としては世界最大級なのは確かかも。規模でいえば、パタヤのウォーキングストリートにはかなり劣るが。
入り口では荷物検査あり。
大きなカバンは中身をさくっとチェックされる。
3階建てコの字型の建物すべてがゴーゴーという夢のような紳士の社交場である。中庭はバービアとなっております。
さて、どこに入ろうか。
レインボー1(RAINBOW1)
1階をうろうろしていると、レインボー1の看板が目に飛び込んできた。
おっと、これが噂の100バーツクーポンか。
入り口前に販売台がある。
が、誰も座っていない。横におばちゃんが立っている。
わたしが近づくと、おばちゃんが店内に入れと促してくる。
いやいや、クーポンがほしい。
「クーポン!クーポン!」とおばちゃんに連呼すると、「ばれたか?しかたないわね」といった表情で、手に持っていたクーポンを売ってくれた。
何だよ、率先して売ってくれよ。
クーポンをゲットして意気揚々とレインボー1店内へ。
ウェイトレスにクーポンを渡して、シンハー瓶ビールを注文。もちろん、追加料金なんてないし、伝票もない。伝票がないんで、帰る時も精算いらずで楽々。こりゃあいいね。
店内で普通にオーダーすると、たぶんドリンク代が150バーツ前後。
クーポンがあれば100バーツで飲める。
他の客たちは伝票がテーブルに置いてあったので、クーポンのことを知らないのだろうか。それとも、そんなさもしい行為は最初から眼中にないのか。
どうせ中身は同じなんだし、クーポンこじきする価値はあると思うけどなあ。
クーポン販売のおばちゃんは席を外してうろうろしているようなので、とにかくおばちゃんを見つけしだい、「クーポン!クーポン!」と連呼すべし。
さて、ひさびさの入店となったレインボー1。
店内は、3,4割の客入り。ファランと日本人と韓国人がほどよい割合。
少しも混み合っておらず、これならのんびりできそう。
ウェイトレスのおばさんもフレンドリーで、選べ選べとは言われるが、それほどしつこくない。ママさんもからんでこない。
意外と居心地がいいな、R1。
ステージ上のラインナップやいかに?
うむ、うむ、三度うむ。
やはり腐っても虹。レベルが高いじゃありませんか。パタヤバカラよりも明らかに平均レベルは上だし、パタヤパレスよりも選べるダンサーがいるかも。
もろな改造人間も少なめに思える。
ええのう、ええのう、三度ええのう。
ダンサーの番号には、普段からまったく興味がない。どこそこの何番が誰かに似ているとか、あだ名が付けられたとかいう情報はすべて聞き流している。こういった夜の店は一期一会こそが精髄だと思っているし、そもそも番号をメモしたり覚えたりする作業も面倒。
よって自分からも、どこそこの◯◯番がいいといった情報を発信することは滅多にない。
が、ここは流儀に沿って、あえて言おう。
66と88が気に入った。
ま、単にゾロ目で覚えやすかっただけだが。
あともう一人、29番だったか49番だったかも気に入ったが、例によって番号は失念した。
きちんとメモしながらバーホッピングしている人は偉いなあ。
ステージ上から召喚してくれアピールは多数届いたがすべてスルー。鑑賞に専念させてもらった。
ウェイトレスに確認したところ、レインボーグループのバーファインは700。
ナナプラにある他の店は800だけど、うちは700と自慢していた。
チップは不明。ナナプラザ上階のヤリ部屋利用のショートで2500ってところでしょう。
チップだけならテーメーカフェと同じ額か。
バーファインがかからないだけテーメーカフェのほうが安いが、レベルは明らかにレインボー1のほうが上でしょう。
やるかやらないかはあなた次第。
レインボー1を堪能してから、ナナプラザの2階へ。
DC10ともう一軒あるレディボーイ店前でいつものように腕を引っ張られそうになるが、ぎりぎりで身をかわすのはお約束。つかまると面倒くさい。
で、結局、入りたい店もなくナナプラを出る。
ナナホテル前のフリーランサーたちは以前より少なくなっているか。
レベルはかなり下がったような印象。
あと、スクンビット沿いの歩道に立っているアフリカン系のフリーランサーも減ったかも。
ま、こんなものは単なるタイミングの問題でしょうな。
まとめ
恒例のスクンビット夜遊びパトロールは以上で終了。
ソイカウボーイでは、ライトハウスで100バーツ。
ナナプラザでは、レインボーでクーポン購入100バーツ。
この2軒のドリンク代なら比較的安上がりだ。
飲み代の高いバンコクでは助かりますね。
あと、テーメーカフェでコーラ60バーツ。
本日の夜遊びパトロール代の費用は260バーツでした。
これくらいなら毎日でも出せるなあ。