アンヘレスのプリメタ(ペリメタ、Perimeter)にあるルミアパテルに泊まってみた。
フィリピンのホテルにしては、部屋はとても綺麗。広さはそれなり。
浴室がガラス張りになっていて、雰囲気は上々。
立地条件は少し厳しくなるが、アンヘレスに慣れ始めた人なら大丈夫だろう。
アンヘレスで綺麗な部屋に泊まりたい人にはおすすめできる物件だ。
目次
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ルミ アパテル ホテル (Rumi Apartelle Hotel)
プリメタの大通りに出ている看板。
ちょっと小さいので見落としがち。
路地を入っていく。
左手にルミアパテルホテルがある。現地の人は「ルミー」と呼んでいるようだ。
裏手の非舗装道に駐車場ゲートがあって、日中はここからも出入り可能。夜になるとゲートは閉ざされる。
レセプション
ロビー
ロビーは簡易売店となっている。ジュースやインスタントラーメンが購入可能。
ただし、お値段高め。インスタントコーヒーが35ペソだった。(露店で買うと12ペソ)
Agodaで予約していったが、チェックインはパスポートを提示して、ちょこっと書類にサインするだけ。デポジットなし。
予約したのはデラックスルームというグレード。
より安いスタンダードルームは満室のため予約できなかった。
どうやらデラックスルームのほうが部屋が広いもよう。
レセプションから駐車場を抜けた先の棟に案内された。
部屋は1階。
デラックスルーム部屋内部
鍵は普通のシリンダー錠タイプ。
カードはなく、部屋の電気はつけっぱなしでもオッケー。
床も壁もきちんと清掃されており、まだまだ真新しい。
部屋の広さも問題なし。一人暮らしにはちょうどいい快適サイズ。
ダブルベッド、サイドテーブル、テーブルと椅子、テレビ、エアコン、冷蔵庫、クローゼットと必要なものは揃っている。
ベッド脇にコンセントと照明スイッチあり。
椅子は座り心地よし。PC作業がはかどる。
冷蔵庫は空っぽ。ミニバーなし。無料の水も用意されていなかった。
液晶テレビ。
チャンネルは多いが、日本関連のチャンネルは少なめ。FOXスポーツは映る。
エアコンの効き目は壁埋め込み式ではなく、設置型。効き目は上々でリモンコンもある。
クローゼット内にセーフティボックス。
キッチン付きだが、調理器具はなく、流し台として利用するだけ。
駐車場側と裏側にそれぞれ窓がある。
とはいえ、裏側の窓の外には壁があるだけで、あまり意味はない。それでも外光が入ってくるのはありがたい。気分が違う。
浴室
見てのとおり、ガラス張りとなっている。
カーテンを開けたままだと、すべてシースルー。
浴室内も清潔に保たれている。また、窓もあって開閉可能。
寝室内でアリは見かけなかったが、浴室の窓付近にはアリが出没していた。
シャワーブースは、カーテンで仕切られていて、わずかに段差もあって、洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
シャワーノズルは壁固定式のみ。水圧は並だけど、熱々のお湯が出た。
アメニティセットが用意してある。
歯ブラシ2個、歯磨き粉、石鹸、シャンプー&コンディショナー。
喫煙所
室内は禁煙。レセプション棟の横に喫煙所が用意されている。
また、1階の部屋によっては、玄関横に椅子と灰皿が置いてある。
わたしの泊まったデラックスルーム前にはなかった。部屋のグレードによるのかもしれない。
朝食付き
Agodaで予約すると、自動的に朝食付きとなっていた。
レセプションに行って、部屋番号を告げるだけ。
外の喫煙所のテーブルまで運んでくれた。
ま、内容はしょぼいです。インスタントコーヒートトースト1枚分と目玉焼き1個だけ。味についても評価しようがない。
食べないよりマシといったレベル。
近所では、パズルカフェのブレックファーストがおすすめ。
関連記事:アンヘレス・プリメタのブレックファーストはポテト付き
Wi-Fi無料
レセプションでパスワードをもらう。
室内にいると、やや電波が弱い。それでもなんとかネットサーフィンくらいは可能な速度が出ていた。
窓があるせいか、GLOBEの4G回線を拾うことができた。テザリングでネットに繋ぐほうが安定していると思う。
ジョイナーフィー無料
JF無料。
レセプションを通過することなく部屋に行ける構造なのだが、カードマンが常に見張っている。夜は入り口が一つだけしかなく、セキュリティ的には問題なさそう。
ゲストを連れ込む際には、ガードマンに部屋番号を告げる必要があった。IDカードチェックなし。
ゲストが帰る際には、本当に帰していいのかガードマンから確認を求められた。これまたしっかりしている。
送迎サービス
ウォーキングストリートとSMクラークまでの無料送迎サービスあり。
月曜日から土曜日の午前9時半から午後7時半まで。
日曜日全日と夜はやっていないようだ。
クラーク空港への送迎は別途有料サービス。350ペソ。
地図と周辺施設
地図
ペリメタ通り(地図上は、Don Juico Avenue)から少し路地を入っていく。
正直なところ、夜は少々薄気味悪い。プリメタ通りからホテルまでの道中は大丈夫そうだが、さらに細い路地に入ると、かなりやばそうな雰囲気。
不安に感じる人は、ウォーキングストリート方面から夜中に帰る場合にはトライシクルを利用しましょう。100ペソです。
ホテル近所の路地には、サリサリストアとそれに併設するぶっかけ飯屋(トロトロ)がいくつかある。
ローカル向けの商店を利用するなら、昼間の食事やちょっとしたドリンクの購入には困らない。
関連記事:フィリピンのローカルぶっかけ飯とハロハロ
一般的な外国人旅行者向けの安くてわかりやすいレストランは少ない。
ホテルそばにギリシャ料理レストランのMyrnaki。
カフェもある。
最寄りのコンビニは、レッドプラネットホテルの向こう側まで移動する必要あり。徒歩で5分くらいかかる。
プリメタ通り沿いに、パンが売りのカフェレストラン兼スーパーマーケット、Bretto'sがある。店内で食事可能だが、料金高め。
プリメタ通りに出れば、バーがたくさん。
いわゆる三軒茶屋と呼ばれるバーがすぐ近く。
プリメタ地区のバーなら、ほとんどすべて徒歩圏内。
昼間から夜まで遊べる。ただし、夜11時か12時にはバーが閉まってしまう。夜中まで遊びたい人はウォーキングストリートまで出る必要あり。
ジプニーで簡単に移動できる。8ペソ。
食事を取るだけでもウォーキングストリートへ移動してもいいかも。
プリメタ通りに出たところでジプニーが客待ちしていることも多い。日中なら5分も待てばジプニーが通りかかる。
関連記事:【アンヘレス】フィールズ~プリメタ間のジプニーの乗り方
もしくは、昼間限定となるが、ホテルの無料送迎サービスを利用しましょう。
ウォーキングストリートまで歩くと20分はかかりそう。
通り沿いに昼間から営業しているバーが点在しているんで、冷やかしながら歩くのも楽しい。昼間の治安は特に危ないことはないです。夜は、場所によっては要注意かも。
宿泊料金と予約先
アゴダでデラックスルームが税込み2745円だった。
スタンダードルームを他の日程で調べてみると、2179円。
少し狭くなるようだが、この清潔な部屋が2179円はなかなか魅力的な価格。
なお、10月時点のウォークインでの価格は以下のとおり。プロモーション価格。
一番安いスタンダードルームが1泊990ペソ。約2200円。
デラックスルームが1260ペソ。約2770円。
Agodaとほぼ変わらない価格設定だ。
確実に宿泊したい人は、事前予約するのがベター。とりわけ安いスタンダードルームは満室になりがち。
おすすめは、浴室がシースルーのデラックスルームです。
まとめ
部屋はとにかく清潔。
部屋の照明がやや暗めだが、それだけに落ち着く雰囲気。
周囲のノイズはほぼゼロ。ホテルの住人が車やバイクで帰ってくる音が聞こえるだけ。
とにかく静かな環境につき、夜はぐっすり眠れる。
プリメタ方面でさくっと遊んで、早めに就寝したい人にはちょうどいいかも。
とはいえ、完全なアンヘレス初心者が泊まると、ほぼ間違いなく途方にくれるはず。ちょっとした買い物や遊びに行くにも苦労するだろう。あと、夜道の暗さに怖気づくかも。(実感としてはそれほど治安が悪いとは思わないけど。)
パタヤに例えると、ソイブッカオからサードロードへ向かうソイの、そのまた枝分かれした路地にあるようなもの。いや、それ以上に辺鄙な場所といえる。サードロードとスクンビットの間くらいか。
アンヘレス初心者はやめておきましょう。
でも、プリメタ地区訪問経験があるなら、特に問題ないかなあと。
アパーテレという名前のとおり、基本的にアパートなんで、ど短期滞在よりも中長期滞在者向けですね。
もしくは、クラーク空港でのトランジットのため1泊するだけの場合でも使えます。
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