アンヘレスの格安ホテル、Juanita's Guesthouse宿泊レポート

2023年7月のアンヘレス旅行で利用した格安ホテルを紹介しておく。
Juanita's Guesthouseというホテル名で、ゲストハウスとなっているが、ごくごく普通の格安ホテルだ。
アンヘレスのホテルは着実に値上がりしているが、そんな中でもこのJuanita's Guesthouseは比較的安い。
少し奥まったところにあるものの、ウォーキングストリートまで余裕で歩いて行ける。意外と便利な立地。
部屋は狭いけれど、ほどよく清潔。
アンヘレスで安い部屋を探している人にはおすすめできる。

Juanita's Guesthouse

フィールズアベニューのMC Cafeがある交差点を南へ下っていく。途中には、ZIPANGUやNorma両替店など日本人によく知られた店がある。
さらに下っていき、右手にあるのが、Juanita's Guesthouseだ。

ジュアニタと発音するのだろうか。よくわからない。

入り口

入ってすぐにソファー。

右手がレセプション。

昼12時過ぎだったが、そのままチェックインできた。
パスポート提示のみで、デポジット無し。

部屋は3階で階段のみ。

4階もあるようだが、3階ならまだ許せる。

廊下は綺麗。アパートみたいな雰囲気だ。

スタンダードルーム

部屋は全部で5タイプ。

今回予約したのは、スタンダードルーム。一番下のグレードで、アゴダ情報では部屋の広さは17平米。

たしかに広くはないけれど、激狭物件というほどでもない。アンヘレスの安宿にはもっと狭いところもある。

それなりに清潔に維持されている。

ベッドはセミダブルくらいのサイズで、ベッド脇にはサイドテーブルとコンセントあり。

サイドテーブルには、ホテル併設カフェのメニューが置いてある。

電話機もあって、ルームサービスで頼めるようだ。

冷蔵庫は部屋の床に放置。ちゃんと電源は入る。

テレビは小さめ。日本関連のチャンネルはNHKワールドのみ。
エアコンはフィリピンでよくある埋込タイプだ。動作音がうるさいが、効き目はばっちり。むしろ冷えすぎなほど。

クローゼット内にはハンガーのほかに、セキュリティボックスもあった。

デジタルロックではなく、自前の南京錠やワイヤーロックで鍵をかける。
まあむしろそっちのほうが安全かも。

作業机と椅子もある。

ちょうどいいサイズでPC作業には問題なし。コンセントもすぐ近く。

Wi-Fiは無料。
パスワードはレセプションでもらえる。
部屋の中での通信速度は、8.1Mbpsだった。
特に早くないけれど、動画サイトは見られるレベル。

窓がついているのはありがたい。狭い部屋だが、圧迫感が大きく軽減。
日差しが入ってくるので、部屋の中も明るくなる。

窓ガラスは開閉不可。外の景色はこんな感じ。

浴室は狭い。

洗面台とトイレとシャワーブースが密接していて、かなり窮屈だ。

いちおうシャワーカーテン付き。
シャワーの水圧と温度はいたって普通。

洗面台にはプラスチックのコップが2個。

アメニティは固形石鹸が2個だけ。
まあ、安ホテルはこんなものです。

館内設備

館内は全面禁煙。
玄関脇に喫煙所がある。

屋根付きでテーブルと椅子あり。
まずまずくつろげる。

隣には併設のカフェレストラン。

売店も兼ねていて、ドリンクやお菓子などは購入できる。

レストランの料理はルームサービス可能だ。

オールデイブレックファーストは230ペソ（約575円）

パスタは150ペソ（375円）

バジェットミールは100ペソ（250円）
ガーリックライスと目玉焼きとおかず1本のセットだ。
おかずに堂々とコンビーフやスパムがあるところはいかにもフィリピン。

コーヒーは50ペソ（125円）

ホテルには、スイミングプールやジムはない。
基本的にただ泊まるだけだ。
アパートホテルって感じ。

地図と周辺施設

地図

ホテルからフィールズアベニューまでは約300メートル、徒歩4分、。
途中には、マッサージ屋、レストラン、両替所、カフェなど意外と店は多い。

このNORMA'S両替所が一番レートが良かった。

ZIPANGUは日系のカフェレストラン。

韓国系レストランでも、トンカツなど日本料理あり。

店が閉店する夜中は少々暗い道となるが、特に治安は問題なさそう。油断は禁物だが。

コンビニはフィールズアベニューまで出て左手にセブンイレブンあり。スーパーもある。
メインゲート方面に進めば、ジョリビーあり。

ウォーキングストリートの入り口までは500メートル、徒歩6分。

まあ実際にはフィールズアベニューの足場が悪いこともあり、もうちょっと時間かかるだろうが。

アンヘレス初心者でもなんとかなる立地だ。
意外と悪くない。

宿泊料金と予約先

アゴダで前日予約して、スタンダードルームが1泊1泊2,597円だった。約1,000ペソ。

現地ウォークイン価格

スタンダード　1,050ペソ
デラックス　1,250ペソ
スイート　1,600ペソ

ウィークリーとマンスリーはプロモとなっているが、割引率は低い。
アパート利用するにはさほどお得感はない。

一人でさらっと滞在するだけならスタンダードでもいいが、やはり手狭感は否めない。
ある程度の広さと快適性を求めるなら、スイートがよさそう。

まとめ

2022年8月訪問時と比べるとアンヘレスのホテルは値上げされている。
以前は3000円以下ででも、それなりのホテルに泊まれたが、今はもう無理。値上げに加えて、円安のせいで、割高感がいっそう増している。
2000円台で泊まれるホテルは数少ない。
その中でも、今回のJuantiaはわりといいほうだと思う。
部屋は狭いけれど、ほどほどに清潔で使いやすい。特に不快に感じることはなかった。せいぜいエアコンの音がうるさいくらいか。窓がついていて、部屋が明るく、陰鬱な気持ちにならずに済む。
ウォーキングストリートまで徒歩圏内なのは高ポイント。
アンヘレスのウォーキングストリート徒歩圏内で安いホテルを探しているなら有力候補にしてもいいだろう。