アンヘレス初日の宿はレッドプラネットにした。
東南アジア各地にある格安ホテルグループだ。元々はエアアジア系のチューンホテルという名称だったが、その後、経営母体が変わったのか、レッドプラネットに改称された。
さて、アンヘレスのレッドプラネットはどんなもんでしょうか。
目次
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レッド プラネット アンヘレス シティ (Red Planet Angeles City)
場所は、ウォーキングストリートのあるフィールズアベニューからは距離がある。
徒歩でも行けなくはないが、かなりしんどい。
メインゲートのジプニー乗り場からジプニーで移動すれば8ペソ。
ホテル玄関
レセプションは2階にある。まずは2階へ。
エレベーターはカードをかざすと利用可能となる。
ガードマンに頼むとエレベーターを押してもらえる。階段で上がっても大丈夫。
ロビーは広々していて気持ちいい。
レセプション
チェックインはスムーズ。
いちおうバウチャーは印刷しておいたほうが無難かも。
デポジットなし
ただし、ローカルタックスと称して20ペソを徴収された。
これは、ホテル予約時の注意書きに記載あり。
カードキーを渡され、自力で部屋へ移動。
ダブルルーム
予約したのはダブルルーム。
アサインされたのは6階の部屋。
廊下
カードをかざして、ドアを解錠。
部屋の電気を通電させるには、カードを挿入する。
エアコンの調整もこのボードで行う。
噂通り部屋は狭い。とても狭い。
が、とても清潔かつ機能的に作られていて、特に不便はなかった。
やや小さめながらもダブルベッドは寝心地良好。
ベッド脇の両側にサイドテーブルあり。コンセントも照明スイッチもある。
サイドテーブル下にセーフティボックス。
作業机と椅子はない。壁に収納された台をおろして代用する。
ベッドの縁が椅子代わりだ。長時間の作業はきつい。
ベッドの正面に壁掛け液晶テレビ。
エアコンはフィリピンでよく見かける小型埋め込みタイプ。効き目は問題なし。
さらには、シーリングファンもあって、室内はとても涼しい。
クローゼット無し。衣紋掛けとハンガーが用意されている。
冷蔵庫無し。近所のコンビニを冷蔵庫がわりにしましょう。
きっちり窓があるのが嬉しい。
ただし、窓を開けられるのは少しだけ。それでも空気の入れ替えはできるし、窓の有る無しでは開放感がまるで違う。
正面には、ジョリビーやらマクドナルドやらが見える。
残念ながら、このジョリビーへ行くにはチェックポイントを通過せねばならず、とても大回りする必要あり。
ガードマンに聞いたら、メインゲートのジョリビーに行ったほうが早いとのこと。
浴室
こちらも清潔で機能的。
シャワーブースには仕切りガラスがあって、トイレと洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
シャワーの湯温と水圧は申し分なし。固定ノズルのみ。
備え付きの3 in 1ソープあり。シャワージェルとシャンプーとコンディショナーが一つになっているというスグレモノ。ほんまかいな。
洗面台もしっかりしている。ただし、アメニティ類は一切ない。
タオルは、バスタオルが2枚用意されている。
またドライヤーも完備。地味にありがたい。
全館禁煙
室内はもちろん、廊下やロビーでも禁煙。これは徹底されている。
喫煙は、ホテル入口脇の灰皿が置かれた場所のみ。
喫煙者はいちいとエレベーターを降りて建物を出る必要がある。
Wi-Fi無料
チェックイン時にログイン名とパスワードをもらう。
ログイン名は部屋番号。パスワードは自分の苗字となる。
スマホとPCそれぞれでつなごうと思ったが、どうやら1台のみ接続可能なようだ。
レセプションでの説明では3台までいけると言っていた気がするが、聞き間違いだったかも。
特に早くはないけれど、何とか動画サイトが見られる程度には出ている。
こんなもんでしょう、フィリピンでは。
スマホではGLOBEの4Gがばっちり繋がった。やはり窓があると電波が強い。
ホテルのWi-Fiよりスマホをテザリングさせたほうが早いかも。
ジョイナーフィー無料
1階から直接客室フロアへ行けるため、2階のレセプションはスルー。
ホテル入口ではガードマンが常時待機しているが、ゲストのIDカードの提示などは必要ないようだ。
よって完全にJFは無料。
地図と周辺施設
ウォーキングストリートからは1.8km。徒歩で23分ほど。ジプニーなら8ペソ。トライシクルなら100ペソ(要交渉)。
ホテル1階にレストランあり。Puntos Sports Bar Restaurant。
朝食付きプランを選択すると、ここで食べることになるようだ。
別途ブレックファーストセットをオーダーすると250ペソ(約550円)。やや高い。
なお、館内にはスイミングプールもジムもありません。
コンビニはセブンイレブンが近所にある。
外国人向けの飲食店は少ない。
路地に入っていくと、ローカル向けのサリサリストア(雑貨店)があって、ぶっかけ飯程度なら食べられる。
このエリアは気軽に食べられるレストランが少ないのが難点かも。
フレンドシップ方面へ少し歩くと、韓国人向けといわれるバーエリアとなっていて、韓国料理屋はいくつかある。
あとはジプニーに乗って、フィールズアベニュー方面へ移動するのがベター。
やはりウォーキングストリート周辺は賑やかさが桁違い。
宿泊料金と予約先
日によって料金にばらつきが出るようだ。また、同じ日程でもホテル予約サイトによって料金が異なる。
わたしが宿泊した日はホテルズドットコムが安かった。
税込みで2696円。
アゴダでは2900円ほどの表示。
が、別の日のアゴダは、総額2400円。
日程が決まったら、いくつかサイトをチェックしたほうが良さそう。
この清潔な部屋が2400円なら、少々立地が不便でも充分アリだと思う。
なお、レセプションでウォークイン価格を尋ねたところ、1泊1650ペソ(約3600円)とのこと。
インターネットを使って予約したほうが安いとアドバイスされた。
まとめ
フィリピンのホテルは、ぼろい、不潔、カビ臭い、割高という印象が強かった。
が、さすがはレッドプラネットホテル。清潔かつ綺麗。こんなに清潔なフィリピンのホテルには初めて泊まった。
確かに狭いが、そのマイナス点を清潔さと機能美によって補っている。
あとは、この立地条件をどう考えるか。
徒歩圏内に昼間から営業しているゴーゴーがいくつもある。
よって、昼間は近所のバーで遊んで、夜はジプニーでウォーキングストリートへ移動。そういった遊び方をしたい人には向いています。
ただし、いくら綺麗なホテルを希望している人でも、アンヘレス初心者には少々厳しい立地でしょうね。初アンヘレス訪問では泊まらないほうがいい。
最初はウォーキングストリート近くのホテルにしておきましょう。2度目以降のアンヘレスなら何とかなるでしょう。
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