パタヤに誕生した丸亀製麺。
7月7日にオープンしたばかりだ。
場所は、BIG C Extraのフードコート内。
混乱しそうなオープン当初は来店を避けて、落ち着いてから何度か通ってみた。
うどんからカレーまで、まとめてレポート。
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目次
丸亀製麺パタヤ店
BIG C Extraのフードコート内で営業。
BIG C EXTRA地図
パタヤカン(セントラルパタヤロード)沿いです。サードロードを越えたところ。
乗り合いソンテウが走っていて、10バーツで行き来可能。
ソイブッカオからも徒歩圏内です。
店舗外観
メニュー
うどん系
温玉ぶっかけうどん:69バーツ
スパイシーポークうどん:79バーツ
肉うどん(豚):79バーツ
スパイシー焼きうどん(キーマオ):89バーツ
オム焼きうどん(豚):99バーツ
シーフードトムヤムうどん:99バーツ
ごはんもの
親子丼:69バーツ
ポークカレーライス:79バーツ
スパイシーレモンフレイドチキン(丼):79バーツ
チキンソースかつ丼:99バーツ
エビ天丼:99バーツ
かつ丼:99バーツ
プロモーション
しっぽくうどん:59バーツ
そぼろ丼:59バーツ
料理メニューはこれで全部。
ショーケースに見本がありますが、写真を見ればだいたいわかります。
どうやら、丸亀製麺は丸亀製麺でも、Expressがつくと、タイローカル向けのメニューとなっている模様。
どうりで、普通のかけうどんとか釜揚げうどんがないわけだ。
トッピングは現物が並んでいる。
かきあげ:19バーツ
ちくわ天:19バーツ
カニカマ天:19バーツ
海老天:29バーツ
ピリ辛フライドチキン:29バーツ
半熟卵天ぷら:19バーツ
なお、陳列台に置いてないものも新規オーダー可能。その場で揚げてくれる。
あと、うどんぴっぴなるものを売っている。
ホット&スパイシー味と海苔味の2種類。29バーツ。うどんの麺を揚げたもの。
サンプル品を試食できる。お菓子というより、酒のアテによさそうな味だった。
薬味は充実。
青ネギ、天かす、唐辛子、わさび、しょうが、天つゆ、しょうゆなどなど。
好きなだけ入れ放題。
オーダーのしかたは、日本のセルフサービス系の定食屋と同じ流れですね。
レーンに並んで最初に食べたいものをオーダー。それから自分でトッピングを選んでお盆へ。最後にお会計。
フードコートなので、事前にチャージしたカードでの支払いのみ。
フードコート入口に販売ブースがあって、先に好きなだけチャージしておきましょう。黙って100バーツか200バーツを渡せばいいだけです。余った分はあとで返金してもらえます。
水はフードコートのドリンクコーナーで買いましょう。
冷えたペットボトルの水が10バーツです。
ちなみに、無料の水コーナーは現在故障中です。残念。
食器類は、丸亀製麺店頭にはなくて、フードコート共通のカトラリーを利用。
お箸とレンゲもちゃんとあります。
お湯で消毒できるようになってますね。
丸亀製麺であっても、ローカル向けだけあって、日本語はまったく通じないものとお考えください。
英語もちょっと怪しいレベルです。
でも、料理名はそのまま日本語でオッケーですね。
では、食べたものを列記していこう。
温玉ぶっかけうどん(冷)
冷と温がある。
冷、タイ語でイェン、英語でCold。
温、タイ語でローン、英語でHot。
タイ語でイエンかローンか聞かれた。
冷でオーダー。
量が少ないそうで、麺の大盛りをすすめられた。プラス20バーツ。これもオーダー。
その場で麺を茹でて、すぐに完成。
半熟玉子とねぎが乗っているだけのシンプルなものです。
とりあえず、天かすとネギをプラスして、あとわさびも少々。
ちょっとだけ見栄えが豪華になりました。
うどんはコシのある麺。日本でもバンコクでも丸亀製麺を食べた経験がないので比較はできないけれど、麺はこんなもんじゃないですかね。
めんつゆは、思ったよりも濃厚です。
そのまま飲むのはちょっときついほど。
はい、麺もつゆも特に不満はないです。
が、大盛りにしたにもかかわらず、麺の量は少なかった。
大盛りでも日本の立ち食いうどん屋の並と同じくらいか、それよりもちょっと少ないくらいではなかろうか。
これで89バーツは、けっこう厳しい。
温玉うどんぶっかけうどん(温)
後日、温も食べてみた。
麺の量は普通で。
こっちの出汁は薄め。特にぬるいとは感じなかったけど、熱々ってほどでもない。
やはり麺の量は圧倒的に少ない。
これで69バーツかあ。うーむ。
冷のほうが、麺をしっかり食べている気になれる。
どうせ食べるなら、おすすめは冷ですね。
ちくわ天ぷら
普通盛りのうどんが少ないのはわかっていたんで、トッピングでちくわ天ぷらを追加しておいた。
長さは十分だが、幅の狭いちくわである。
天ぷらの衣もやや少なめ。
味は普通です。
でも、天つゆはダメですな。味が薄い、というか、甘い。はっきり甘いと感じる天つゆだ。
温玉ぶっかけうどん(温)に放り込んでみたが、この出汁では、やはりインパクトが弱い。
むしろ、温玉ぶっかけうどん(冷)のめんつゆにはよく合いそう。
というわけで、天ぷらのトッピングで追加するには、温玉ぶっかけうどん(冷)がおすすめ。
うどん自体も、冷のほうがいいですね。
カツ丼
丼ものをトライしてみよう。
定番のカツ丼で。99バーツ。
うどんよりカツ丼が楽しみだった。
カツは、注文を受けてから、油で揚げています。
いい感じ。
時間がかかるそうで、テーブルの場所を指定しておけば、そこまで持ってきてくれるとのこと。ありがたい。
はい、到着。
カツは、ちょっと揚げすぎ。衣がかりかりになっている。まるでムークロップみたいだ。
まあ、これはこれで香ばしくていい。肉は薄め。
あと、出汁が少ないまま卵で閉じてあるものだから、焦げ目がついてしまっている。
ま、これはこれで出汁の風味がすごくあるのだが、さすがにダメでしょう。
文句ばかりつけてますが、普通に食べられます。
決して不味くはないです。
でも、これなら、サードロードのJUNBO SUSHIのカツ丼のほうが、質も量も断然上ですね。ジャンボ寿司なら、味噌汁と漬物と無料のお茶もついて80バーツ。勝負にならないレベルです。
関連記事:【大幅メニュー追加】パタヤのローカル日本食屋 JUMBO SUSHI。カツ丼が好き。
ただし、営業日は火水木曜日だけ。夕方から深夜まで。
丸亀製麺なら、フードコートにつき基本的に年中無休、営業時間も朝から夜までと利用しやすい。
なお、丸亀製麺の隣にはすかいらーくもあります。
ここのカツ丼は60バーツ。
すかいらーくのカツ丼は何度か食べたことがありますが、カツと卵とじとご飯がマッチしておらず、やめたほうがいいです。
ポークカレーライス+スパイシーフライドチキン
最後に残されたのはカレーライスである。いや、他にもメニューはあるが、なんとなく想像はつく。
カレーライスだけは自分の舌で実際に試してみねば。
カツカレーなどのトッピング付きメニューはなく、シンプルにカレーライスのみ。79バーツ。
あらかじめ大きな寸胴の中にカレールーが煮込まれていて、ご飯の上にかけるだけ。あっという間にできあがり。
見た目はまさに日本のカレーライス。
ルーも日本の味だ。しかも辛い。これまでパタヤで食べてきたカレーの中では一番辛口。
いける。普通にいける。
豚肉とじゃがいももちゃんと入っている。
ごはんの炊き加減がべちゃっとしているが、カレールーと合わせると気にならない。
サードロードのジャンボ寿司のカレーライス80バーツよりも、ルーの辛さと味は上。すき家のカレーライスよりも好きかも。
が、量はやはり少ない。
量の少なさは事前に織り込み済みだったので、あらかじめトッピングでスパイシーフライドチキンを合わせてオーダーしておいた。29バーツ。
衣の分厚いフライドチキン。唐揚げというより、確実にフライドチキン。
唐辛子全開の辛さではなくが、まずまず辛い。
これをカレーにのっけて、フライドチキンカレーライスのできあがり。合計108バーツ。
普通に満足しました。
が、わりと辛めのカレールーと辛めのフライドチキンでは辛さのコンボとなり、そこそこ汗をかいた。
フードコート内にはFIVE STARという定番のフライドチキン屋台があるから、そこで骨なしチキンを購入して、丸亀製麺のカレーライスと合わせるのがいいかも。
もしくは、ほぼ反則技だが、BIG C EXTRAのすぐ隣のソイユメにある10バーツ唐揚げ屋台で唐揚げを仕入れていく方法もある。
ま、持ち込みは禁止でしょうけどね、本来。FIVE STARのほうは同じフードコート内にあるんでまったく問題ないです。
まとめ
結局、丸亀製麺EXPRESSで一番うまいメニューはカレーライスという結論に至った。
このカレーはリピートありです。
うどん屋なのにそれでいいのかよと思うが、素直にカレーライスが一番だと思ったのだからしょうがない。
とはいえ、この程度のカレーなぞ、日本でいくらでも食べられるわけで、短期滞在旅行者の人がわざわざ食べに行く価値はまったくありません。
温玉ぶっかけうどん冷は、ぎりぎりリピートあり。長期滞在していて、どうしてもうどんが食べたくなったら再訪するかも。
とにかく全体的に量が少ないのが残念。
でも、日本食事情の非常に悪いパタヤにあって、新しい選択肢ができるのは大歓迎。
早々に撤退なんて事態にならないことを願っています。
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