ラオス旅行記2
(1からの続き)
バンコクからエアアジアに乗ってルアンパバーン空港到着。
無事に入国を果たす。
まずは、定番の両替、SIMカードの購入などを済ませておこう。
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ルアンパバーン国際空港
狭いっす。
国際空港とは思えない狭さ。
入国してから百歩も進まぬうちに、SIMカードの購入、両替、タクシーの手配が完了する。
ラオスSIMカードの購入
バッゲージクレイムから出口へ向かう途中にSIMカード販売ブースが並んでいる。
イミグレーションから数十メートルです。
全部で4つほどのブース。通信会社ごとに分かれている模様。
一番手前のブースの料金表
10ドルから20ドル。
あまり安いとも思えない。種類も少ないし、会社名もよくわからないしで、スルー。
最終的に購入したのが、Lao Telecomという通信会社のSIMカード。
このブースです。お姉さん2人が切り盛りしていて、とても親切。
Lao Telecom料金表
通話とインターネットがセットになったものと、インターネットのみで分かれている。
わたしの滞在予定は9日間ほど。
1週間ではちょっと足りない。
でもその次のプランが30日(1ヶ月)。
しょうがないんで、30日のパッケージ(通話+インターネット)にした。
パッケージ番号2番。データ通信が1.2GBまで。通話は15000キープ分。
料金は、10万キープor13ドルor450バーツ。1400円ってところでしょうか。
プランを決定して、SIMフリースマートフォンを渡すと、あとは店員がすべてセッティングしてくれる。
SIMカードの交換、申し込み、接続設定などなど。
APNがどうたらこうたらとあるようですが、全部店員さんにやってもらったんで、詳細はわかりません。たぶん自動だったような。
はい、ばっちり4G接続となりました。ルアンパバーンでも4Gが使えるんだ。ラオスも都会になったなあ。
ためしにLINEやグーグル検索なんかもやっておき、動作確認。
わたしのスマフォは普段タイで使っているもので、LINEアカウントもタイで開設した。違う国のSIMカードに入れ替えても、LINEは元のアカウントのまま使えます。もちろん他のアプリなどもそのまま利用可能。
あっという間に普段通りの通信環境がゲットできました。
日本を出発する直前に購入したSIMフリースマートフォン、HUAWAYのP9 Liteがここでも大活躍。ラオスでもぬるぬる動いてくれます。
チェックし終えてから、料金を払う。
この時点ではラオスキープを持っていなかったんで、タイバーツで支払った。お釣りもタイバーツで返ってきた。
タイで使っているSIMカードは、なくさないようにきちんとセロテープで台紙に貼って渡してもらえた。
ラオスキープへの両替
SIMカード売り場を抜けると、空港ロビーに出る。
すぐ目の前に、両替所とタクシー乗り場。
まずは両替から。
目の前の両替所のレート(ちょっとピンぼけ)
タイバーツ=242キープ
日本円=70.70キープ
つまり、1バーツが242キープとなり、1円が70.7キープとなる。
ああ、わかりづらい。
左側へ進むと、もう1軒両替所がある。
たまたまかもしれないが、日本円の両替に関しては正面の両替所のほうがわずかに上で、タイバーツのレートは左側のほうがわずかに良かった。
1バーツ=246キープ
わたしはタイバーツからの両替なんで、左側の両替所を選択した。
用紙にサインする必要あり。
あとは手数料不要の明朗両替。
2000バーツを両替したんで、492,000キープとなった。
49万って。
たぶんぼったくりはないはずだが、ラオスキープの桁があまりにも大きいんで、慎重に確かめましょう。
なお、1万円札を両替すると、おおむね70万キープとなる。
勘弁してほしい。
ちなみに、ルアンパバーンの中心部の有名な郵便局横両替所の同日レートがこちら。
1バーツ=243キープ
1円=70キープ
つまりは、空港のレートのほうが良い。
ゼッタイ確実とは断言できないが、ルアンパバーン空港到着時にある程度まとめて両替しても良さそう。
まあ、桁が大きいんで差額も大きいように感じるが、実際は微々たる差。必要に応じて両替すればいいでしょう。
バーツ払いとキープ払い
ラオスではタイバーツ紙幣をそのまま支払いに使うことができる。また、多くのホテルやレストランではUSドルも使える。
が、銀行間レートとは少々かけ離れた市井レートを用いている。
5年ほど前は、1万キープ=40バーツが当たり前だったが、その後のキープ高(もしくはバーツ安)にともない、1万キープ=50バーツと換算されるようになった。
先ほどのルアンパバーン空港の両替所のレートが、1バーツ=246キープ
これを換算すれば、1万キープ=40.65バーツ
よって、実勢レートでは1万キープは41バーツくらいの計算が妥当。
けれども、今でも1万キープ=50バーツ換算とするショップが多い。
よって、タイバーツを持っているなら、そのまま使わずにキープに両替したほうがお得になる。
(が、それほど大きな金額を使うつもりがないなら、両替とキープ換算の煩雑さを避けるため、そのままタイバーツ払いのほうが楽でいいかも。タイバーツ払いだと、釣りがキープのこともある。なるべく20バーツ札を多く用意しておこう。タイバーツのコインは使えません。)
また、日本円からキープへの両替レートも銀行間レートよりもかなり悪いケースが多い。
ルアンパバーン空港両替所や郵便局脇両替所はそうでもないが、街中の両替所だと顕著な違いとなる。
1円=69キープとしている両替所が多かった。68キープの両替所もあった。
むしろ、タイ国内の優良両替所で円をバーツに変えてから、さらにラオス国内でバーツをキープに変えたほうが、最終的なレートは良くなることが多い。
まず、日本円から直接キープに両替する場合。
1円=70キープのレートで計算してみる。
1キープが、0.014円となる。
1万キープなら、140円だ。
つぎに、円からバーツ、そしてキープに再両替するケース。
1万円=3050バーツのレートと想定(たぶん、同日はこれくらいだった)。
すると、1バーツ=3.28円
1万キープ=40.65バーツだから、これに3.28をかければ円になる。
答えは、133.3円。
よって、円からバーツを経てキープに再両替するほうが得となる。
ま、1万キープ(40バーツ)で7円の差なんで、そこまで大きな違いはないけれど、数十万キープの支払いともなれば、数百円の違いが出る。この差をどう考えるかは、あなた次第。
ただし、キープ札を余らせたままラオスを出国してしまうと、紙くず同然となってしまうんで、なるべく余らせないように使い切ろう。もしくは、余ったキープはタイバーツに再両替しておくこと。
なお、ルアンパバーン空港のATMは、空港の外にいくつか並んでいる。
今回はキャッシング等の利用はしておらず、手数料やレートなどの詳細は不明。
ルアンパバーン市内への移動方法はタクシー一択
どうやら、空港から市街地まではタクシーを利用するしかなさそう。
あとは、たまたま客を送ってきたトゥクトゥクをつかまえることくらいだろうけど、この方法も難しいようだ。
公共バスもないんで、やはりタクシー一択。
売り場は、両替所の隣。
料金は、5万キープ。
料金表が隠されているが、どうやら下段はタイバーツ表示らしく、250バーツとのこと。実勢レートでは200バーツちょっとなので割高となる。
やはり、先に両替しておくべし。
タクシーは最大3人乗り。
この看板の表記なら、3人まで同じ価格で乗れると思われる。
でも、現物のチケットには、一人あたり5万キープと書かれてある。
乗り合いなのか完全チャーターなのか、よくわからないシステム。
購入時にホテルを聞かれるんで、かりにホテルが決まっていなくても、ホテルの目星くらいはつけておいたほうがよさそう。
ナイトマーケット周辺に安いゲストハウスが集中しているんで、ナイトマーケットまでと伝えてもいいかな。
わたしは一人。他に乗客もいないようで、チケットを購入すると、すぐにドライバーを紹介されて、車まで移動することになった。
最大9人は乗れそうな、大きめのワゴン車だった。
でも、後部座席ではなくて助手席に座らされる。
もったいないなあ、この使い方。
自然の中を走り、
橋を渡り、ルアンパバーン中心部へ。
宿はナイトマーケット近くに予約済みだった。
狭い路地の中にあるようで、大通りで降ろされた。
17時にタクシーが出発して、ルアンパバーン中心部のゲストハウス街に到着したのが17時10分。
乗車時間わずかに10分。
距離から考えると、実質レートで200バーツは正直高い。ぼったくりに近い。が、大きなワゴン車タクシーをチャーターしたと考えるとそれほど悪くない。というか、他に移動手段がないんで、選択の余地なし。嫌なら歩け。
なお、ホテルによっては、宿泊者に対して空港送迎サービスを行っているところもあるようだ。空港出口には名前の書かれたプレートを掲げたドライバーがたくさん待機していた。
ゲストハウス通りの路地をゆっくり歩いて2,3分で、予約していた宿に到着。
まだまだ日は明るい。
これなら初日もゆっくり過せそうだ。
イミグレーションを抜けて入国したのが16時33分。
宿到着が17時13分。
SIMカードの購入セッティング、両替、ブログ用の写真撮影、タクシーの手配と移動。これらすべてを合わせた所要時間40分。
両替とタクシー移動だけなら20分で行けそうだ。
空港も街も狭いんで、とにかく早いです。
海外でも日本でも使える、おすすめSIMフリースマホはHUAWAYのP9 lite。タイでもラオスでもさくさく動きます。GPSの精度もそこそこいいんで、Google Mapを開いておけば、現在地が簡単に把握できる。海外旅行がすこぶります。
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