アンヘレス夜遊び日記2
今回のアンヘレス訪問の目的の一つが、プリメタ地区捜索だった。
ウォーキングストリートもいいいけど、価格の高騰化が痛い。
ウォーキングストリート以外のフィールズアベニューのバーも値上がり気味。
数年前まではバーファイン2000ペソで遊べたはずだが、どこも3000ペソとなっている。
そりゃあバンコクに比べたら安いけれど、どうにも3000ペソは高く感じてしまう。
そこでプリメタ地区を調査してみることにした。
あっちまで行けば安くなるんじゃないかと。
フィールズアベニューからプリメタまでホテル移動
初日に宿泊したユーロテルホテルをチェックアウト。
フィールズアベニューの外れのほうにあるんで、ここからプリメタ地区までは歩いて行けない距離ではない。
わたしはアンヘレス素人。
はたしてどこからがプリメタ地区なのかは厳密には知らない。なんとなくあっちほうのほうというくらいの認識しかない。
そもそも、発音もよくわからん。
プリメタ? プリメーター? ペリメター?
まあ、なんでもいいや。とにあえずプリメタということで。
宿泊予定は、ダニエラズプレイスというホテル。
そこへ向かって、とにかくひたすら歩くことにした。
Google Mapの情報では、1.7km、徒歩20分。
確かに歩ける距離ではある。
昼間、大通り沿いに歩くだけで治安の心配はまったくない。
HOTEL EUROASIA
ユーロテルとごっちゃになりそうだ。
Hiokiya
日本のラーメン屋らしい。日置屋?
大きな教会
フェニックスホテル
ゴーゴーバーらしきバーもうじゃうじゃ並んでいた。
さらにずんずん歩く。
レッドプラネットホテル
TOMOBE HOTEL
大きな友の字が目印。日本人オーナーなのか。
なんとかSANTOL Rdまでやってきた。
ここで左折する。
ようやく、Daniela's Placeに到着。
歩ける距離ではあったし、初めて見る光景で新鮮ではあった。
が、暑かった。
ひたすら暑かった。
この時期の東南アジアを舐めてはいけない。
汗だくだよ。
次からはジプニーを利用しよう。
プリメタ地区のゴーゴーバー
荷物を置いて、さっそくプリメタ地区捜索開始。
密集しているエリアがいくつかに分かれているものの、大通り沿いにうじゃうじゃとバーが並ぶ。
歩いていると簡単にバーが見つかる。
それも真っ昼間からオープン。
昼過ぎから夜12時くらいまでの営業時間。
ウォーキングストリートとはえらい違いだな。
ちょっと腹が減ったので、路上のバーベキューを買い食い。
豚肉とソーセージで30ペソくらいだったような。
タイの屋台焼き鳥に比べると、味付けは薄め。自分でソースをつけて食べる。ケチャップよりも、ビネガーが合うね。
ここが三軒茶屋?
そのバーベキュー屋台のすぐ脇の路地を入ったところにバーがあった。
バーの向かい側からおじさんに呼び止められた。
よくわからんが、とにかく入ってみる。
右側のピンク色のバーには看板が見あたらない。
中には小さなステージがあるが誰も踊っていない。
数人いる女性たちは接客中。
こりゃあダメだと退店。
その横の緑色のバーへ。
ここは看板が上がっている。
NIFTYS BARというようだ。
なんなんだ、ここは。
入って右側に小さなステージがあって一人だけダンサーが踊っている。
ステージ向かい側の席に座ってドリンクオーダー。
コーラが70ペソ(154円)。
すぐに待機中の女性が2人群がってきた。
いや生物学上の女ではあるが、夜の現場(まだ昼だけど)でばりばり活躍できる容姿と年齢の女性ではない。
やんわりと断っても、生物学上の女性二人の手がわたしの股間に伸びてくる。ジャングルの奥地に迷い込み、謎のモンスターに襲われているかのような気分だ。
しきりにわたしの股間をまさぐりながら、「ゴーアップステアーズ」とか囁いてくるではないか。
わたしが日本人だとわかると、「チ○チ○タベル~」と怪しげな日本語まで追加投入。
2階にヤリ部屋があって、そこでタベル、いや食べられることができるそうだ。
「サンピー ダイジョウブ」と言われても、このままでは本当に食われかねない。
なんとかモンスター二人を撃退した。危ないところだった。
ついで、比較的なマシなルックスと年齢の女性がやって来た。新たなる刺客か。
この魔のジャングルは油断もスキもない。
さきほどのモンスター2匹よりもさらに積極的な攻撃。
わたしのハーフパンツの隙間から手をさしこみ、直に攻撃しようとする。いや、もう触れている。
さらに大きな胸の谷間をわたしの顔に押し付けてくる。
呼吸ができない。死ぬ。殺される。
いや、でも股間はきもちいい。
おっと、いつの間にかズボンのチャックが開けられてしまった。さらに中のパンツまでおろされて、わたしの粗末なものが開陳となった。
おいおい店内でナニをしているんだ。
うん?なんだって?
レディドリンクを奢ってくれたら、ここでチ○チ○タベルだって?
炎天下の猛暑で脳みそが溶けてしまったに違いない。
わたしの思考能力は地に落ちている。
思わず、レディドリンク進呈を許可してしまった。250ペソらしい。
すると、ドリンクの到着を待たずして、彼女はソーセージを食べ始めた。
汗をたっぷりかいたのでかなりビネガーが効いているはずだが、「マサラップ(おいしい)」と言う。
恥ずかしいやら気持ちいいやら、真っ昼間からナニをやっているんだか。
ビールとソーセージを交互に味わうモンスター。
たまにバーのドアが開いて客が入ってくる。
その時だけ、Tシャツでさっと隠す。
この繰り返し。
頭がパーになりそうだ。
そして、バーファインの要請が来る。
2階の部屋は汚いから、あなたのホテルへ行くわよんとの誘い。
バーファインは1600ペソ(3500円)。もちろん、連れ出し代とチップ込みのフィリピンスタイル。
3時間のショートタイムだそうな。
2回戦オッケーと煽ってくる。
が、よくみると、彼女のルックスは今ひとつ。
胸は大きいが、体の線もぶるんぶるんと崩れている。
それに何より、口が臭かった。
これは無理。
その口臭で、わたしの理性が呼び覚まされた。
危なかった。
勢いでバーファインしてしまうところだった。
チェックして外に出た時、あまりの落差に目がくらみそうになった。
まさに魔の洞窟からの脱出であった。
あとで調べてみると、これが某ネット上で言うところの「三軒茶屋」らしい。
今では2軒しかないんで、旧三軒茶屋ないしニ軒茶屋とでも呼ぶべきか。
とまあ、こんな感じで、プリメタの三軒茶屋は健在である。
真っ昼間から狼藉遊びしたい人は向かってほしい。
ホテルへの帰り際、ついでなんで、別のバーに入ってみる。
名前は忘れた。うじゃうじゃバーがあるんで覚えていられない。
コーラが60ペソだったかな。
ここは一応、ゴーゴーバーとなっている。
中央にステージがあって、やる気ゼロのダンサーが踊らずに座っている。
やさぐれ感が半端ない。
でも、みんなフレンドリー。
ママさんはちょっと日本語が話せた。
ここのバーファインは1700ペソだそうな。
うーむ。さすがプリメタ。
フィールズアベニューの3000ペソが馬鹿らしくなってくる。
とはいえ、基本的に可愛い子は少ないけれどね。
やさぐれた雰囲気の中、昼間からだらだら遊ぶには最適かも。
(さらに詳細なプリメタまとめ記事を書くつもりだが、とりあえずプリメタ地区の簡易地図を作っておいたのでご参考までに。)
アンヘレス・プリメタ地図
最低限の調査はした。
ちょっと体が疲れている。睡眠不足と炎天下の中を歩いたせいだろう。
ここは夜に備えて休息を取っておく。
夕方まで仮眠しよう。
ダニエラズ プレイス アパーテル (Daniela's Place Apartelle)
名前のとおり、サービスアパートメントのようなホテル。
部屋にはキッチン、冷蔵庫、電子レンジ付き。
本格的調理はスイミングプール横のキッチンでできる。
部屋は古いけど、決して汚いレベルではない。
熱いシャワーも出る。
室内禁煙。喫煙はプールサイドで。
Wi-Fi無料で室内での繋がりはまずまず。
近所にセブンイレブンあり。
立地的にアンヘレス初心者にはまったくおすすめできないが、長期滞在者やベテラン組にはおすすめできる。
雰囲気はいいよね。
アンヘレスで長期滞在するならこういった宿に泊まって、まったりしたいものだ。
1泊1200ペソ(2500円)ほど。
ウォークインでのマンスリープランは24,000ペソと言われた。