アンヘレス夜遊び日記6
アンヘレス滞在最終日となった。
明日はマニラへ向かう。
3連発で燃え尽きた感があるんで、あとは惰性で過ごすだけ。
わたしの体力と財力ではもう限界。
やり残したことがいくつかあった。
アンヘレスの置屋を調査しようかと思ったが、あまり価値はなさそうなんでスルー。
道端で客引きしているマッサージ嬢を呼んでみようとも思ったが、どうにも気が乗らず、これまたスルー。
あとは、プリメタのフレンドシップ近くにもゴーゴーバー密集地があるようなんで、そこのチェックだけすればいいかなと。
フレンドシップのゴーゴーバー密集エリア
わたしはアンヘレスの地理には疎い。はたしてどこからフレンドシップと呼ばれるエリアになるかは知らない。
ダニエラズプレイスに泊まっているとゴーゴーバーのウェイトレスに告げた時は、そこはフレンドシップだよと言われたこともある。
まあ細かいことはいいか。
とにかく、フレンドシップ近くのゴーゴーバー密集地へ行ってみよう。
フェニックスホテル前からジプニーに乗る。
目印となるのはClarkton Hotel(クラークトンホテル)。
クラークトンホテルが見えたら下車すればいい。
ホテル手前がゴーゴーバー密集地だ。
フェニックスホテルから歩くとそこそこ距離がある。ダニエラズプレイスからは徒歩圏内。ウォーキングストリートからは到底歩いては無理。
参考地図
うーむ。
想像していたより小規模だ。
せいぜい6軒くらいのバーが並んでいるだけ。
あとレストラン少々。
ハングル文字多し。もろに韓国系の雰囲気が漂っている。
とりあえずバーを当たってみる。
Lost in Asia(ロストインアジア)
残念ながら営業していない。
After school(アフタースクール)
客席側までせりだしたステージのある普通のゴーゴーバー。店内明るい。
ダンサーたちは、ハイソックス姿。
韓国というより日本の女子高生を真似たのか。
営業時間は昼12時から夜7時までだそうな。
早いなあ。
訪問した時刻は午後6時前。つまり、閉店間際といってもいいくらい。パタヤのウォーキングストリートに変換すると午前3時くらい。
まだ日が明るいのにダンサーたちの売れ残り感が半端ない。
なんとか一人だけ色っぽいダンサーが目についた。
召喚してみる。
21歳の子持ち。南国系の顔だちながら日本人好みの可愛さも残っていて、なかなか好み。
でも腹がぼてっと出ているのが至極残念。
客のドリンク代はコーラ65ペソ。
レディドリンクは、ダブルで250ペソ。
バーファインは2000ペソ。
どれもプリメタの標準価格。
Girls Generation(ガールズジェネレーション)
てっきり少女時代の曲ばかりかかるものと思っていたら、普通に洋楽がかかっていた。それもちょっと古めの90年代あたりのバラード系。よくわからん選曲。
ダンサーのラインナップもよくわからん。
圧倒的に記憶に残っていない。
サンミゲルが60ペソと安かったのは覚えている。
メモによればバーファインは2100ペソ。中途半端やなあ。
Roadie's(ローディーズ)
ダンサーたちはナースの衣裳。
けっこうエロい。
が、すでに閉店間際。
ダンサーたちのやる気はゼロ。ステージ上でみんなアイスクリームを食べていた。客はわたし一人だし。
そのうちステージ上から人がいなくなる。
みんなでセルフィー撮影。
こっちもテキトーに店内記念撮影。
好き勝手なもんである。
サンミゲルライトが85ペソで、バーファインが2000ペソだったような。
わたしが会計を済ませると、閉店へ。
これにてフレンドシップ、クラークトンホテル横のゴーゴーバー密集地の調査は終了。
他のプリメタのバーよりもさらに時間帯が早い。
昼過ぎには訪問して相手を探さないとダメ。たぶん売れっ子どころは韓国人たちがかっさらっていく。
売れ残りばかりだったのでなんとも言えないが、アフタースクールあたりはそこそこレベルが高そうな気がする。
ロストインアジアがちょっと気になるところ。
次回もし来ることがあれば、正午にはジプニーに乗ろうと思う。
フィリピンのセブンイレブン弁当とマイルドセブン
ちょっと閑話休題。
小腹がすいたんで、セブンイレブンへ。
陳列棚に弁当を発見。
シシグといったフィリピン料理が並ぶ。
電子レンジで温めもらって、店内で食べる。ちゃんとテーブルと椅子が用意されている。
ランチボックスオープン。
なんだよ、この色合いは。
う○こか、ゲ○か。
いやでも味はそこそこいけました。
これで29ペソ。65円くらい。文句を言っちゃいけませんな。
ちなみに、セブンイレブンで売っているマイルドセブンは65ペソ。140円くらい。
激安。味は、ちょっと薄いような気もするが、日本と大差なし。
スモーカーには天国のようだ。安いぶん喫煙量が増えて地獄が近づくのだが。
最後のウォーキングストリート
フレンドシップからジプニーに乗って、一気にフィールズアベニューまで移動。8ペソで安上がり。
時刻は夜7時過ぎ。
すでにバーはオープンしているが、人通りはまばら。アンヘレスのウォーキングストリートはさびしい。
まだまだ入っていないゴーゴーがたくさんあるはず。
あまり気が乗らないが、惰性でいくつか入ってみよう。
GECKO'S(ゲッコーズ)
オオトカゲバーですな。
うーん、ひどいラインナップ。まったく食指が動かず。
DRAGON BAR(ドラゴンバー)
Club Asia(クラブアジア、クラブエイシア)の横の階段を上っていく。
初めて入ったと思いきや、以前はクラブアジアとつながっていたバーだね。2013年に訪れた覚えがある。
前方に大きめの半円形ステージ。
ステージを二重三重に取り囲むようにして客席が相対している。
ダンサー数が多い。30人くらいが一気にステージに上がって顔見せしている。
店内は大盛況。特に韓国人の客が多い。というか大半は韓国かも。
韓国人のバラまき攻勢がすごい。
リンガベルしてステージ上の全員にドリンクを奢ってから、さらに札をばらまく。
女性陣からのOne moreコールに応えて、さらにもう1回バラまき。
阿鼻叫喚の地獄絵図。
わたしのテーブルにも大量の20ペソ札が降ってきた。
さて、ここのチーママは日本語がけっこう話せる。まだ若いが10代の頃に日本に住んでいたそうな。
横に座っていろいろと世間話。
ほぼ日本語でオッケーで、たまに英語をまぜてやれば、意志の疎通はばっちり。
日本人好みのダンサーを斡旋してくれる。
誰々がノーベイビーで日本人客が好きとかも教えてくれる。
ダンサーたちは腰からIDカードをぶら下げているけれど、そのぶら下げるポジションによって、ペイバー可能の有無がわかるそうだ。左にぶら下げていたら生理だからダメとか何とか。
ここの女性陣の総在籍数は80人ほどらしい。
しかもレベルは高い。
普通に選べるレベルが何人も見つかる。
レディドリンクが300ペソ。
バーファインは3000ペソ。
アンヘレスのウォーキングストリートの標準価格。
大箱とまではいかないけれど、中箱クラスかな。
初心者でも、それなりの面食いでも、ここに来れば、好みの相手が見つけやすそう。
わりとおすすめです。
が、わたしにはプリメタで充分。
やはりプリメタに戻ろう。
その前にマクドナルドで晩飯。
プリメタは夜間の食事どころが少ないのが難点だ。
マクドでフィレオフィッシュセット。
ポテトとドリンクのサイズをアップしても、150ペソ。330円くらい。
このセット、タイだと180バーツくらいするんだよなあ。フィリピンは安くていい。
これにてアンヘレスのウォーキングストリートはおしまい。
おっと、ディスコでナンパというのも考えたが、まだ時間帯が早い。
ウォーキングストリートにあるのが、HIGH SOCIETY(ハイソサエティ)。
夜遅くなると入り口付近はけっこう混み合うほど。荷物検査もある。
外国人男とフィリピン女性の出会いの場みたいな感じかな。
ナンパが成功するかは知らんけど。
最後のシメはドリルシャック
フェニックスホテル横のゴーゴーバーエリアへ。
Det5の前を通りかかると、昨晩バーファインした20歳はすでに帰宅したと告げられる。
いや別に裏を返すつもりはなかったんで別にいいけれど、ちょっと残念なような気もする。
最後に1軒だけ入っておくか。
Drill Shack(ドリルシャック)
なんだか暗いけど、ちゃんと営業している。
プリメタのバーはどこもこんな感じ。
かなりやさぐれた雰囲気のゴーゴーバーだ。
入って左手に小さなステージ。
テーブル席少々に壁際のソファー席少々。
閉店時間が近いせいか、まともに踊っているダンサーはわずか。
だらだらとビールを飲んでいると、次々に営業攻撃を受ける。
これがまた過激なこと。
油断していると、すぐに股間に手が伸びてくる。
残念ながらその手はおばさん系ダンサーのものだけど。
おっと、一人だけマシなダンサーがいた。
年齢を聞くと27歳。もうちょっと若くみえるな。
ドリンクを奢って欲しいと言われる。シングルならオッケーだよ。130ペソ。
レディドリンクを進呈すると、彼女は大ハッスル。
あれよあれよという間に、わたしのズボンは脱がされ、さらにはその下のパンツまでおろされてしまった。
そのままステージに連行される。
おいおい、なんだよ、この逆狼藉は。
ま、他に客はいないからかまわないけれど。
それにしてもひどい話や。
いやあ、プリメタは楽しいなあ。
バーファイン2000ペソでお誘いを受けるも辞退。
いやもう、この逆セクハラプレイだけで満足です。
アンヘレス雑感
これにてアンヘレスの夜遊びはすべて終了。
最後に簡単な雑感を。
アンヘレスは正直飽きてきた感があったけれど、プリメタを覚えると、アンヘレスの楽しさが俄然盛り返してきた。
まあ、パタヤと似たようなものか。
最初はウォーキングストリートのゴーゴーバーが最高に楽しくて、入り浸る。でも、そのうち新たな刺激を求めて、LKメトロやソイ6なんかに通い出す。
昔のLKメトロは昼間から営業していたんでね。価格的にもウォーキングストリートより安かった。その点もプリメタに似ている。
行動範囲が広がると楽しみも広がるのはアンヘレスもパタヤも同じ。
ただ、街の規模や営業スタイルの幅広さは、パタヤの圧倒的勝利なんで、比較にもならないけど。
狭い範囲で安くがっつり遊ぶにはアンヘレスもそれほど悪くないかな。
パタヤのように頻繁に訪れたいところではないけれど、年に1回くらいは訪れておきたい。
パタヤ3~4回につきアンヘレス1回くらいの割合がちょうどいいかもね。