アンヘレス夜遊び日記1
そんなわけで、関空から香港を経由してクラーク空港に到着。
すぐさまタクシーに乗って、フィールズアベニューのホテル、Eurotelにチェックインしたのが午後10時過ぎ。
今朝は午前5時起床だったので少々眠たいが、シャワーを浴びて目を覚ます。
いや、こんな欲望まみれの街で眠たいとか言っている場合ではない。
夜10時半。
さっぱりしたところで外出。
フィールズアベニューのゴーゴーバーなら深夜遅くまで営業している。焦る必要なし。
ジョリビー
まずは腹ごしらえ。フィリピンの飯といえば、ここ。
そう、Jolibee(ジョリビー)だ。
決してうまいわけでも上質なわけでも体にいいわけでもないが、なぜか無性に食べたくなるのがジョリビー。不思議だ。あと、日本人の物価感覚からすれば安いしね。
スペシャルミールとやらで99ペソ。
ハンバーガーとポテトとスパゲッティとコーラがセットになっている。
ハンバーガーはバンズがぱさぱさ。肉はぺらぺら。
ミートソーススパゲッティはインスタント丸出し。
ポテトはまずまず。
うーん、ジャンキーだ。
両替レートは、おおむね1万円=4500ペソ。つまり1ペソ=2.2円。
99ペソなら、220円となる。
これだけ食べて220円は安い。まあ、現地の人の感覚では、そこそこのごちそうなのかもしれないが。
うまいとかまずいとか言う前に、フィリピンに来たらジョリビーは食べておかないとね。
アンヘレスのウォーキングストリート
午後11時。
やって来ました、ウォーキングストリート。
パタヤじゃないよ、アンヘレスのウォーキングストリートだよ。
パタヤとは桁違いの人通りの少なさ。
大道芸人もおらず、とても歩きやすい。
呼び込みも大人しい。
ED薬売りが少々つきまとってくるが、それほどしつこくない。
ウォーキングストリート内にはストリートチルドレンもほぼいない。
でも、ゴーゴーバーはたくさん。
大箱から小箱まで各種揃っている。
片っ端からのぞいていけばいい。
遊び方は、タイのゴーゴーバーと同じ。
店に入る。席に座る。ドリンクをオーダーする。ステージ上や待機中のダンサーを指名して席に呼ぶ。気に入ったらバーファインを払って連れ出す。あとはホテルの部屋でソクソク(ブンブンでも通じる)という流れ。
自分の飲み代はサンミゲルライトが110ペソ前後。
コーラが90ペソとか、そのあたり。
瓶ビールの飲み代はパタヤのゴーゴーバーより安い。バンコクのゴーゴーバーと比較するとさらに安い。
レディドリンクが2種類ある。
シングルとダブル。シングルがソフトドリンク系、ダブルがビールとかテキーラとか。
ウォーキングストリート近辺のゴーゴーバーでは、シングル150ペソ、ダブル300ペソ。
黙っていると、ほぼ自動的にダブルでのレディドリンク進呈となる。
300ペソ=660円
バーツに直すと、200バーツ。
レディドリンクはやや高い設定。
ただし、シングルだと100バーツ相当なんで、わりとリーズナブルかな。
タイのゴーゴーバーと異なり、バーファインは全込み価格。連れ出し代とダンサーへのブンブン代の対価が一緒になっている。言ってみれば、タイのゴーゴーバーでママさんに全額前払いするのと同じこと。
また、ショートとロングの区別がない。
きっちりコミュニケーションをとって事前交渉しておけば、朝まで一緒にいてくれる。
もちろん、朝までの約束を取り付けていても、急に早帰りされることもあるが。
で、アンヘレスのウォーキングストリートのゴーゴーバーでのバーファイン相場は3000ペソだ。
もはや協定価格みたいなもの。値引き交渉不可。
一部例外はあるだろうけど、どこでも3000ペソ。(プリメタ地区は別価格)
つまり6600円。
タイバーツに直すと、2000バーツ。
これでペイバー代とお手当込みなんだから、確かに安い。しかもロング可能だし。
パタヤのウォーキングストリートだと、バーファイン1000バーツ、ショートのチップ2000バーツあたりが相場。合計3000バーツ。ペソに直すと、4500ペソ。
料金の差は一目瞭然。
ま、あとは自分好みの相手が見つかるかどうかですな。
顔の好みは人それぞれなんで、論評は避けます。
でも、腹がぽっこり出ている割合は、フィリピンのほうが断然上ですね。
胸や鼻の改造率は、断然タイのほうが上。アンヘレスで働くダンサーたちの改造率はかぎりなく低い。
ステージ上の見た目では、パタヤのウォーキングストリートのほうが間違いなく上です。
化粧もタイ人のほうがうまいかも。
でもやっぱり最後は個人の好みだし、自分好みの一人が見つかれば、どこでも同じこと。
ひたすら探しましょう。
バーホッピングと変な日本語
そんなわけで、ひたすらバーめぐり。
バーホッピングという言い方をする。
一人で訪れても大丈夫。
ビールを飲んでいると、GRO(ホステスみたいな存在。何の略かは知らない。ペイバー可能。)やウェイトレスやママさんが絡んできてくれる。
おばさんGROやママさんの中には、元ジャパゆきさんもいて、普通に日本語で会話可能。わからないことがあれば日本語で質問できる。
また、ほぼすべてのダンサーたちは英語が普通に話せる。
決して全員が流暢な英語を操るわけではない。中には学校へちゃんと通えなかったような人もいて英語が下手くそな場合もあるけれど、まあ、大方の日本人旅行者よりは話せるし、問題ないでしょう。
コミュニケーションという点では、タイよりもハードルは低いですね。
英語話者にとっては、これほど楽な東南アジアの夜遊び場は他にないかも。
ちなみに、日本語が話せないダンサーでも、みんな「チ○チ○タベル」だけは確実に知っている。びっくりするほど通じる。意味も知っている。浸透率100%と言っても過言ではないくらい。
「ダイジョウブ」も通じるかな。
会話に困ったら、とりあえず「チ○チ○タベル、ダイジョウブ?」と言っておけば、間が持つ。
とまあ、そんな感じでバーホッピングしていく。
ARCADIA(アルカディア)
キャプテンハーロックみたいな名前だが、以前は別の屋号だったような。
中型店。
中央のステージで20人くらいがダンスしている。で、時々ぐるぐると立ち位置を変えてくれるんで一人ひとりを判別しやすい。
これくらいがちょうどいい。
BAR NANA(バーナナ)
バナナにひっかけてある。
ナナプラザは関係ない。
ステージ上にはダンサーが一桁台といった感じの小箱系。
アンヘレスでは、むしろこういった小箱系のほうが多いかも。
ステージとの距離が近いし、選びやすいのは大箱よりも小箱系だと思う。
Champagne(シャンペーン、シャンパーニュ)
パタヤのソイLKメトロの同名店とは、たぶん関係ない。
いらっしゃいませの日本語の字体がちょっと怪しいが、歓迎されるのは嬉しい。
MONSOON(モンスーン)
このあたりから、酔いがまわってきて、ほとんど中の様子を覚えていない。
パタヤと違って、店の名前の中身の様子がなかなか一致しないんだよなあ、アンヘレスは。記憶に残りづらい。
23歳の新人ダンサーをバーファイン
それそろ相手を見つけねばとテキトーに入ったゴーゴーバーでバーファインした。
別に隠す目的ではないけれど、本当にどの店か覚えていない。
ウォーキングストリートを出て、プリメタ地区へ向かう道の途中のある小箱系のどこかだ。
キャメロットの隣あたりかなあ。
お相手は23歳。
顔は並だが、スレンダーな体型が気に入った。身長は170cm近くある。
働き出してまだ2週間ほどの新人とのこと。
子ども一人。
フィリピンの夜の女性たちの多くが子持ち。
子持ち率は非常に高い。
もちろん、中にはノーベイビーの女性もいるけど、少数派。
子どもの有無をあまりにも気にしていたら、なかなか相手が決まらないかも。
ま、疲れもあったし、さくっとペイバー決定。
ここもバーファインは3000バーツだった。
ホテルは、すぐ近くのユーロテル。バーから歩いて3分くらい。
さくっとコトを始める。
脱がしてみてもスレンダー。珍しく腹も出ていない。
まだ新人嬢らしく不慣れなところはあるけれど、しっかりチ○チ○タベルは実践してくれた。
子どもはまだ赤ん坊らしい。
よって、母乳が出るそうだ。
ちょっと吸ってみると、微妙に甘い。
月亭可朝の歌を思い出した。
♪お父ちゃんのもんのとちがうのやんで~
あまり吸わないでおこう。そんな趣味はない。
事後、ショートで帰ることなく、そのままロングで。
寝る時に素っ裸のまま抱きついてくる確率はタイよりフィリピン女性のほうが上かな。
ロングの場合はほぼ100%近い確率かも。
このあたりが、日本人のおっさんの心を鷲掴みにして、フィリピン詣をする人が絶えない理由かもなあ。
翌朝7時頃起床。
きっちり2回戦目もこなしてくれた。
バーファインには連れ出し代の対価は含まれているが、心付けとしてのチップは別。
もちろん、心付けなんで、あげるあげないは自由。
サービスが悪ければゼロもありうるが、一般的にはタクシー(トライシクル)代として100ペソとか200ペソくらいをあげれば良さそう。
500や1000はあげすぎだと思うけど、チップなんで人それぞれ。
お好きにどうぞ。
わたしは上記のように100ないし200です。
チ○チ○食べなかったり、ロングの約束なのにショートで帰っていく場合は当然ゼロ査定で。
こうして、アンヘレス初日のバーファインは終了。
日本から同日乗り継ぎでクラークまでやって来ても、充分遊べることがわかった。
夜10時到着だもんね。余裕で遊べます。
劣悪なマニラ空港も慢性渋滞と治安激悪のマニラ市内もスルーして、直接クラークへ行けばいい。
この旅行ルートはおすすめです。