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空港やバス関連

タイの空港で使える搭乗券4種類と身分証明書

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タイの空港でのチェックイン方法や搭乗方法など、これまで数多くのフライトレビューや情報記事で紹介してきた。
タイ民間航空局(CAAT)が、タイでの搭乗券の種類や身分証明書について説明している。
公式発表をもとに、あらためて紹介と解説をしておく。

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タイの空港で利用可能な搭乗券

タイの空港で使える搭乗券は全部で4種類。搭乗券のことをボーディングパスという。

1.航空会社のチェックインカウンターで発券されたボーディングパス
2.携帯電話もしくは他の電子デバイスにおいて航空会社によって発行されたPDFフォーマットのボーディングパス
3.セルフチェックインKIOSKで印刷されたボーディングパス
4.航空会社のアプリケーションやアプリケーションウォレットやEメールより提供されたEボーディングパス

携帯電話やその他の電子デバイスからキャプチャーしたボーディングパスを提示することは許されない。
ただし、空港が旅客認証システム、ボーディングパスバーコードリーダー、ボーディングパススキャナーを使う場合はそのかぎりではない。

注意:
ボーディングパス発行システムが故障している場合は、他のフォーマットでのボーディングパスの提示が認められる。

以上。一部省略。

利用可能な搭乗券の種類は国際線、タイ国内線も同じだ。

少々分かりづらい面もあるので解説。

1のボーディングパスは最もオーソドックスな従来の紙の搭乗券だ。有人のチェックインカウンターでグランドスタッフによって発券してもらう。

WEBチェックインやKIOSKセルフチェックインが可能な航空会社の路線であっても、そういったものが苦手な人もいる。普通にカウンターに行って、搭乗券を発行してもらうのがわかりやすい。
スワンナプーム空港やドンムアン空港では多くの航空会社がセルフチェックイン対応だが、すべての航空会社が対象というわけではないので、航空会社によっては全員がチェックインカウンターで手続きして紙の搭乗券を発行してもらうことになる。
厚紙タイプの搭乗券で頑丈。切れ目もついていて、搭乗時に半券を切り離す。
2のPDFの搭乗券は、事前にWEBチェックインをすると、Eメールアドレスあてに搭乗券が送られてくるやつ。WEBチェックイン完了時に画面にそのまま表示されることもある。
このPDF搭乗券を印刷するか、スマホやノートパソコンの画面に表示させれば、搭乗券として利用することができる。

タイ航空から送られてくるボーディングパス。

これはエアアジアでWEBチェックインした場合に表示される画面。

ボーディングパスとして使うことができる。
ただし、日本発のエアアジア便などではPDF搭乗券では保安検査場を通過できないことが多い。タイ航空では日本発のフライトでも利用可能。
スワンナプーム空港やドンムアン空港発のエアアジア便でもPDF搭乗券も利用可能だ。

3のセルフチェックインKIOSK発行のボーディングパスは、もじどおりにセルフチェックイン用のKIOSK端末で印刷した搭乗券のこと。

スワンナプーム空港やドンムアン空港ではたくさんのKIOSKが設置してあり、この端末でセルフチェックインや搭乗券印刷ができる。
WEBチェックイン済みの場合は、搭乗券だけの印刷でもオッケーだ。
KIOSK発行の搭乗券は、感熱紙タイプのぺらぺらのやつになる。

PDF搭乗券や4のEボーディングパスがあれば、ペーパーレスで保安検査場などのチェックを通過できるけれど、免税店やラウンジ入り口などで搭乗券を見せる機会が出てくるし、いちいちスマホを立ち上げるのも面倒くさい。

WEBチェックインやモバイルチェックイン済みでもKIOSKで搭乗券を発行しておくほうが便利だ。

個人的にはいつもこのやり方だ。搭乗日前日あたりにはWEBチェックインしておき、当日は空港のKIOSKで搭乗券だけを印刷している。
国際線利用時には、たとえばLCCで事前座席指定しておらず、WEBチェックイン時に割り当られた座席が気に入らない時は、KIOSKは使わずに、有人チェックインカウンターへ立ち寄り、座席変更できないかとお願いすることがある。その際に厚紙タイプの搭乗券も発行してもらう。

スワンナプーム空港でのセルフチェックインとセルフバックドロップについては、こちらを参照に。
利用可能な航空会社の一覧を載せてある。

関連記事:スワンナプーム空港のセルフチェックインとセルフバッグドロップ(2025年4月最新版)

ドンムアン空港やプーケット空港やその他のタイの空港でもKIOSKは設置してあり、紙の搭乗券を簡単に印刷できる。

4のEボーディングパスは、事前にオンラインチェックインすると航空会社のアプリ上にEボーディングパスが表示されるようになるというもの。
たとえば、エアアジアだと、WEBチェックインもしくはモバイルチェックインすると、アプリでEボーディングパスが表示できるようになる。

PDF搭乗券と似たようなもの。
PDFは印刷できるが、Eボーディングパスは印刷するものではない。
また、Eボーディングパスはスクショしたものは利用不可。PDF搭乗券もスクショしたものは不可で、スマホやPCで直接表示させないとだめ。
空港職員に提示する際に、画面を上下にスライドさせて確認されることもある。
まあ実際はそこまで厳しく見られない可能性が高いし、普通に保安検査場入口を通過できるだろうけど。

もう一つ注意点。
PDF搭乗券やEボーディングパスやセルフチェックインKIOSK発行による搭乗券を使えば、有人チェックインカウンターに立ち寄る必要がない。そのまま保安検査場へ行くことができる。保安検査場入口のチェックでもEボーディングパスの提示で通過可能だ。
ただし、国際線の場合は、渡航先の国によっては、ドキュメントチェックが必要となる。
たとえば、日本行きのエアアジアでは、搭乗ゲートでドキュメントチェックを受けて、厚紙タイプのきちんとした紙の搭乗券に引き換えてもらう必要があったりする。

あと、スワンナプーム空港やドンムアン空港では顔認証システムも導入されている。
チェックインカウンターやKIOSKでのセルフチェックイン時に、パスポート情報と渡航情報と顔写真をまとめて登録しておけば、保安検査場入口や搭乗ゲートを顔パスで通過できるというものだ。
すべての国際線や国内線のフライトで顔パス搭乗できるわけではないが、保安検査場入口の顔パス通過は可能。
搭乗まで顔パス通過できれば、もはや搭乗券すら不要ということになる。特に国内線では利用価値があるかも。
国際線では結局パスポートチェックやらドキュメントチェックやらが必要となるため、紙の搭乗券は印刷しておいたがほう便利。

国内線搭乗時の身分証明書

日本では国内線フライト搭乗時には、身分証明書の提示は基本的に必要がない。
タイでは、国内線でもあっても、必ず身分証明書の提示が必要だ。これはタイ人も外国人も同じ。

有効な身分証明書について、CAATよりお知らせが出ている。
いずれも身分証明書の原本が必要だ。

外国人
・パスポート
・国連発行の国連通行許可証
・国連もしくは政府が発行した難民および保護希望者向けの渡航文書

ほぼすべての日本人旅行者はパスポートとなろう。

パスポートを忘れたり、なくした場合はどうすればいいのか?

もしも上記の身分証明書を紛失した場合、もしくは提示できない場合は、以下の書類を提示すること。
・緊急用パスポートまたは緊急渡航証明書
・タイ行政機関が発行したタイ国籍以外のIDカード(いわゆるピンクID)
・タイ陸運局が発行した運転免許証

たとえば、タイ旅行中にパスポートを紛失した場合、在タイ日本大使館で帰国のための渡航証明書を発行してもらえる。この渡航書がパスポートがわりになる。ただし、基本的にはタイから日本への帰国フライトにしか使えないものだ。他の国への渡航には利用できない。タイ国内線搭乗時に身分証明書として使えるということ。

また、タイの運転免許証も身分証明書として利用可能。でも基本はパスポートだ。
タイ国内旅行する際には必ずパスポート原本を携行するようにしよう。
電車やバスのチケット購入時にもパスポートの提示を求められることは多い。

ちなみに、タイ人がタイ国内線に搭乗する際に必要な身分証明書は、IDカード、パスポート、運転免許証など。
タイ人であればIDカードはほぼ常時携行しているはずだ。

まとめ

各国の空港や航空会社によって、チェックイン方法や渡航情報の確認方法は異なる。目的地によっても変わってくる。
何度も日本とタイを行き来したり、タイ国内線を利用していると、タイの空港ではどの航空会社でどうすれば最善策なのかがわかってくる。
基本的には、事前にWEBチェックインすることを推奨。あとはKIOSKを使って搭乗券を印刷するのがベター。国際線ならばなおさらだ。
タイ国内線だけならEボーディングパスだけもいい。
当たり前だけど、国際線でも国内線でもパスポートだけは忘れずに。
もはや航空券やEチケットなどは印刷しておく必要はない。航空会社予約番号だけは念の為に控えておこう。

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