タイ各地では、パンデミックにより、観光客向けの交通機関の多くが運行休止に追い込まれた。
地方空港のエアポートバスは多くが止まってしまった。
が、徐々にエアポートバスは運行再開を始め、態勢を整えつつある。
チェンマイのエアポートバスも運行再開した。
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チェンマイシティバス
パンデミック前には、チェンマイ空港からシティバスが運行されていて、簡単かつ格安に旧市街地やニマンヘミン地区へ行くことができた。
関連記事:チェンマイ空港エアポートバスなら空港からターペー門まで20バーツ。安くて快適。
利用したのは2018年のことで、この後、パンデミックによりバスは運行停止となった。
2023年訪問時にはバスは運行されていなかった。
が、2024年に入り、チェンマイシティバスの運行が再開された。
詳細な運行再開日はよくわからないが、5月時点では運行再開されている。
RTC Chiang Mai City Bus
City Bus from Airport to Old Town
詳細と画像引用元⇒https://www.facebook.com/rtccmcitybus
チェンマイ空港のバス乗り場などは変わっていないようだ。空港ターミナルビルを出て、駐車場を少し進んだところだ。
ただし、運賃はかつての20バーツから30バーツへと値上がりしている。
短距離で降りる場合が30バーツで、支払いはQRコードのみという話。
通常のチケットは50バーツ。このチケットは1日有効。
チェンマイ空港を出発するバスにかぎり、チェンマイ空港まで乗ってきたフライトの搭乗券を提示すると、40バーツに割引。9月まで。’
また、パートナーショップの販売所でチケットを購入すると40バーツになる。学生は20バーツ。
1日有効のチケットは同じチケットでどのルートにも1日中乗車可能という話だ。乗り放題であれば、チェンマイ市内間の移動にも使えて便利だ。
(注意:30バーツのチケットは5停留所までという話だが、詳細はよくわからない。通常は1日乗り放題の50バーツのチケットとなるものと思われる)
ルートと時刻表
チェンマイシティバスは3ルート。
24Aレッドライン
24Bイエローライン
24Cグリーンライン
すべて循環ルートになっており、空港を出発してまた空港に戻ってくる。
ルートマップ
旧市街地のメインゲートであるターペー門へ行くには、24Aレッドラインか24Cグリーンラインを利用。
ニマンヘミン地区へは24Bを使う。
バーが集まるナイトライフエリアのロイクロー通りへは24Cグリーンライン。
ナイトバザールへは24Aレッドラインか24Cグリーンラインで。
メインバスターミナルへは、グリーンラインかイエローラインで。
鉄道駅へはグリーンライン一択だ。
2024年5月時点の時刻表
バスの台数はまだ少ない中で3路線をまわすため本数は少ない。
それでも便数を増やしていっているような状況だ。
便数が多くて使い勝手がいいのは、レッドラインだ。
レッドラインにさえ乗れば、旧市街地にもロイクロー通りにも行ける。
運行状況は、ViaBusというアプリでリアルタイムに確認できる。これは昔と同じ。
チェンマイ市内から空港へ向かうにも、シティバスが使える。
市内各地にあるバス停で待っていればいい。
空港発着の循環ルートなので、とりあえず来たバスに乗れば空港へたどり着ける。でも方向によっては遠回りになるため、乗り場とバス番号には注意を。
運賃値上がりは残念だけど、チェンマイ空港バスの復活は喜ばしい。
まあ、チェンマイ空港空港は市街地に近いため、タクシーでも150バーツからとなっている。
時間と利便性を取るなら、素直にタクシー移動したほうが手っ取り早いだろうけど。
その他タイ都市シティバス
バンコクは、スワンナプーム空港とドンムアン空港ともに、パンデミック中でもエアポートバスは運行していた。
パタヤ行きのエアポートバスも同様だ。
他のタイの地方都市の空港バスとシティバスについても触れておく。
まず、プーケット。
2022年時点ですでにプーケットスマートバスは運行再開ずみだった。
関連記事:プーケットスマートバスでプーケット空港からパトンビーチまで100バーツ
プーケット空港からパトンビーチなど各エリアへ100バーツで行ける。
プーケットタウンなら50バーツだ。
空港からパトンまでは1時間ほどかかるので100バーツは安い。
ウボンラチャタニー空港からのエアポートバスは運行再開済み。
関連記事:ウボンラチャタニー空港のエアポートバスは運賃20バーツ
ウボンと似た地名のウドンタニー。
パンデミック前に一瞬だけ運行していたという話を聞いたことがあるウドンタニーのシティバスについては、まだ運行再開していないようだ。
ただ、Udon City Busが再開するという話は出てきている。これからに期待。
コンケーンではシティバスが運行されている。
バスターミナルと中心部を結ぶバスだ。空港バスについては不明。
チェンマイと似た地名のチェンライはどうか。
2023年のチェンライ空港訪問時には空港バスは見当たらなかった。
現在はシティバスが運行しているようだ。
28バーツ。空港-バスターミナル1-バスターミナルなどを結ぶ。
タイ南部のハジャイでは、空港から乗り合いのロットゥーが出ている。大きなバスで運行するエアポートバスはないようだ。
各地の最新の運行状況はなかなかアップデートできない。
現地に行って確認するしかない。
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