先日、タイ・ライオンエアのバンコク-日本線が復活するという報道が流れた。
その時点では、タイ・ライオンエアからの正式発表がなく、本当に実現するか半信半疑ではあった。
が、7月24日付けでタイ・ライオンエアが運航開始を正式に告知した。
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タイライオンエアの日本路線復活正式決定
HELLO AGAIN! TOKYO(NARITA)
2023年9月16日より運航開始
バンコクー東京(台北経由)
バンコク-東京の直行便ではなく、一度台北を経由するフライトだ。
バンコクの空港はドンムアン空港、東京の空港は成田、台北の空港は桃園空港となる。
詳細も発表されている。
運航は週5便。月、水、金、土、日。
SL394便 バンコク発06:20 台北着11:10 台北発12:10 成田着16:30
SL395便 成田発17:30 台北着19:55 台北発20:55 バンコク着23:55
現在プロモーション価格で販売中だ。
ドンムアン空港発東京・成田行きは、LION PROMO価格が3,985バーツ、LION ECONOMYが6,985バーツ。
LION PROMOは、受託手荷物無しで、機内持ち込み7kgまで。
LION ECONOMYは、受託手荷物が最大2個で20kgまで、機内持ち込みは7kgまで。
日程変更は、手数料750バーツと、差額を支払うことで可能。
クレジットカード支払い手数料は無料とのことだ。
実際の運賃は?
実際の運賃を調べてみよう。
たしかに販売開始となっている。
たとえば、9月20日のバンコク発成田行きは、片道総額5,685バーツ。
いくつか日程を変えてみたが、3,985バーツのフライトは見当たらない。
成田発バンコク行きは、24,100円で出ている。
探せばもっと安い運賃があるかもしれないが、だいたいこんなもの。
往復総額で5万円ほどになる。
(むろん、片道ずつの購入も可能。行きはタイ・ライオンエアで、帰りはエアアジアでも問題ない)
うーん、あんまり安いとは言えないなあ。
トリップドットコムでもタイ・ライオンエアを取り扱っている。
成田発バンコク行きが片道22,190円。
タイ・ライオンエアのホームページで直接購入するより安い。
あくまで日程次第だが、タイ・エアアジアXによる成田-バンコク直行便より安くなることもある。
とはいえ、差額はわずか。
わざわざ台北経由にして8時間25分かけるよりも、タイ・エアアジアXの直行便6時間50分のほうがいい。
時間帯もエアアジアのほうが利便性が高い。
現在のような価格設定では、あえてタイ・ライオンエアの台北経由便でバンコクへ行く必然性は低いと思う。
せめて1日ストップオーバーできるようにしてくれれば、ついでに台北観光もできるのだが。
まとめ
タイ・ライオンエアの日本路線復活の正式決定は素直に喜ばしいこと。
バンコク-日本路線というか、バンコク-台北路線に日本行きをおまけでくっつけたような形式で、直行便での復活ではない。
2020年3月のフライトを最後に日本路線からの撤退を発表していたタイ・ライオンエアだが、ともかくこれでリスタートにこぎつけた。
次は日本からバンコクへの直行便を復活させてほしい。
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