2023年2月のドンムアン空港の様子を見て回った。
搭乗するのはタイ国内線だが、国際線ターミナルも見てきた。
気づいたことをピックアップしておく。
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国際線出発フロア
時刻は17時ころ。
チェックインカウンターはさほど混んでいない。
それでも一時期も暗黒時期に比べると客が増えた。
現在、ドンムアン空港の国際線はLCCのみが利用している。
やはりエアアジアが一番多い。
近距離路線がメイン。
ハノイ、シンガポール、デンパサール行きは列ができている。
あとは、インド方面へのフライトもあって、通路に固まったインド人利用者が大きな荷物を広げて整理している。
中国とのLCC路線も再開しつつあるが、まだ数は少ない。
この時間帯は中国人旅行者の姿はあまり見かけなかった。
同じエアアジアでも、日本や韓国行きのタイ・エアアジアXはスワンナプーム空港に拠点を移した。
タイ・エアアジアによる福岡便はドンムアン空港を利用。
タイ・ベトジェットエアでも日本行きフライトを運航しているが、拠点はスワンナプーム空港だ。
つまり、日本からの直行便がドンムアン空港に到着するのは、福岡発のタイ・エアアジア便のみとなる。
国際線到着ロビー
空いている。
がらがらだ。
この時間帯の国際線到着便は、シンガポールとハノイとジョホールバルからのエアアジア便くらいなもの。
スワンナプーム空港のイミグレーションは混雑しているが、ドンムアン空港はまだまだ空いてる。
中国からのLCCが大量再開されれば、パンデミック前のようにドンムアン空港のイミグレーションも混み合うかもしれない。
エアポートタクシー
国際線到着口近くにあるタクシー乗り場。
タクシーがほとんど待機していない。
でも、タクシーの待合所には多くの客が待っていた。
タクシーの数が足りてない印象だ。
さっとタクシーに乗りたい場合は、Amariホテルへ通じる陸橋を登り、途中で橋を降りたところに一般タクシーが何台も待機しているので、そっちへ行くことをおすすめ。
それか、BoltかGrabを使った配車すること。
エアポートバス
バンコク市内行きのエアポートバスは普通に運行中。
国際線到着出口から簡単に乗車できる。
A1とA2は30バーツ、A3とA4は50バーツだ。
日中は一定間隔でバスがやって来る。
バンコク中心部の、たとえばスクンビット界隈に行くなら、まずA1かA2バスに乗り、モーチットで下車。そこでBTSモーチット駅かMRTチャトゥチャック駅へ乗り換えて、ナナなりアソークなりへ移動すればいい。
モーチットバスターミナルへ行くなら、A1バスの車掌にバスターミナルまで行くかどうか確認してから乗り込むこと。バスによってはモーチット止まりとなるんで。
エアポートバスの21時以降の時刻表。
A1の最終は24時、A2とA3とA4の最終は23時。
ベルトラベルは撤退
ドンムアン空港国内線ターミナルの到着ロビーに設置されていたベルトラベルのブースは撤去されている。
ドンムアン空港からパタヤへの直行バスが復活したのだが、あっさりと撤退となった。
利用者がほとんどいなかったのだろう。短命に終わった。
ドンムアン空港からパタヤへ直接行けるバスやロットゥーはない。
一度モーチットバスターミナルまで移動してからパタヤ行きにバスに乗るか、スワンナプーム空港まで移動してからパタヤ行きエアポートバスに乗る必要がある。
ドンムアン空港からスワンナプーム空港へは無料のシャトルバスが運行されているが、スワンナプーム発フライト搭乗券が必要となるため、乗車不可。
555番のローカルバスかロットゥーに乗って、スワンナプーム空港へ行くこと。
なお、スワンナプーム空港からはパタヤ行きのベルトラベルバスが運行継続中。
チケットブースは、パタヤ行きエアポートバスの窓口の隣、ホアヒン行きバスチケット売り場の窓口が兼務している。
喫煙所
国際線到着ロビーを出たところには喫煙所がない。
以前はタクシー乗り場の少し先にあったのだが、どうやら撤去されたもよう。
国内線ターミナルのほうへ進んで、道路を渡った先にプレハブ作りの喫煙室がある。
喫煙者は隅へ隅へ追いやられている。
まあ、マナーの悪い喫煙者はそこらへんの物陰で吸っているが。
国内線ターミナル
国際線ターミナルから国内線ターミナルへ続く途中にあるレストラン街は通常営業。
フードコートも営業しているし、マクドナルドやバーガーキングなどのテナントもやっている。
特に食事に困ることはない。
主に職員用だが一般利用も可能なマジッグフードパークは、国内線ターミナルのさらに奥にある駐車場付近にある。
こっちはローカル価格のため非常にお手軽だが、かなり遠いのが難点。
レッドラインでドンムアン空港に来た場合には利用価値あり。
国内線ターミナルのチェックインカウンターはすっかり元通りとなった。
エアアジア、ノックエアが多い。あとタイライオンエアも運行している。
さて、これからエアアジアに乗ってチェンライへ向かう。
ドンムアン空港国際線はまだまだ寂しい状況だ。
国内線は完全復活といっていい。
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