タイは隣国との陸路国境検問所を2022年中頃から徐々に再開させ、10月1日のタイ完全開国によりラオスやマレーシアやカンボジアと陸路で自由に往来できるようになった。
実際に、タイ-ラオス、タイ-マレーシアを陸路で往復してみたが、すごく簡単だった。
が、ミャンマーとの国境については情報があまりにも少ない。
ようやく、タイとミャンマーを結ぶ友好橋が再開された。
広告
第1タイ・ミャンマー友好橋が再開
1月12日、タイのターク県メーソートと、ミャンマーのミャワディを結ぶタイ・ミャンマー第1友好橋が再開し、記念式典が開かれた。
橋は2020年3月に閉鎖されて以来、約3年ぶりの再開となった。
第1友好橋はモエ川の上にかかっており徒歩で渡ることができる。
橋の手前に両国のイミグレーションがある。
地図
タイから川を渡ったミャンマー側のミャワディにはカジノが多い。
パンデミック前はカジノ目的で多くのタイ人が川を渡っていたそうだ。
いやパンデミック中も不法に国境を越えて、カジノへ遊びに行ったり、仕事に行くタイ人も多かったようだが。
同じくモエ川にはタイ・ミャンマー第2友好橋があり、すでに再開済みとのこと。ただ、こちらは大型車両の運搬専用となり、個人が徒歩で利用することはできない。
地元住民にとっては悲願の第1友好橋の再開となったそうだ。
国境通過ができるのは6時から18時。
ただし、タイやミャンマーの地元民以外の外国人が自由に国境を越えられるかはわからない。
ミャンマーからタイへは特に入国規制もないため普通に入国できそうだが、タイからミャンマーへの入国は不確実。
また、ミャンマーは政情不安定なため、よりいっそうの注意が必要だろう。
(メーサイ・タチレク国境にかかる橋)
タイとミャンマーとの国境では、メーサイ-タチレクが有名だが、すでにオープンとなったかは不明。
再開していも、以前のように外国人が自由に出入りできるかはわからない。
10年ほど前にメーサイからタチレクへの日帰り旅行をしたことがあるが、国境検問所での手数料は500バーツだった。
タイとミャンマーの友好橋がようやく再開となったものの、外国人旅行者にとっての陸路往来はまだまだ厳しそうだ。
チャレンジしたい人はそれなりの覚悟としっかりした事前情報収集のほどを。
広告