パタヤ・ウォーキングストリートでは新しいバーのオープンが続いている。
再開していない店や撤退してしまったバーも多い一方での新規開店だ。
パンデミックを機にウォーキングストリートは新陳代謝が起きている。
Apple
元GINZAの跡地に新しくオープンしたのがAppleだ。
10月にはすでに看板が出ていたが、実際にオープンしたのは11月頭とのこと。
店内は完全に作り直している。
狭い箱なのに変わりはない。
入って右側の壁は全面鏡張り。
鏡の前に横に長いステージを設置。
ステージと向かい合う形で2段仕様の客席がある。
GINZA時代はステージを挟んで両側に客席があったが、新しいAppleでは対面方式となった。
ステージとの距離が近いのは変わらない。
下段の席に座るとステージは目の前だ。
鏡のせいで、店内は広いように錯覚する。
ダンサーの数が多いのにびっくりした。
うじゃうじゃいる。
ダンサーは、コヨーテとモデルで構成。
それぞれ2チームあり計4チーム、全部40人から50人くらいか。
この狭い箱で50人は多い。
まあ新規開店ということで、期間雇用ダンサーを大量に集めただけかもしれないが。
どこかで見かけたあるような日本語が話せるおばさまがウェイトレスをしていた。
誰だったかなあ。
そこそこ日本語が通じるんで、日本語で世間話ができる。
他にも日本語がちょっと話せるダンサーもいる。少し年齢がいっており、かつてのハッピーとかバカラにいそうな感じで、日本人客を見かけると積極的に営業をしかけてくる。
ダンサーの平均年齢は全体的に高めかも。
でも中には日本人好みの若いダンサーも混じっている。
ドリンク代は、コーラ130バーツ、瓶ビール170バーツ。
ドラフトビールはなさそう。
レディドリンクは聞いていない。たぶん、200バーツくらい。
BF
ダンサー1500(24時より1000)
コヨーテ2000(24時より1500)
近頃のウォーキングストリート鉄板価格となっている。
SとLの価格は聞いていないが、こちらもウォーキングストリート鉄板価格でしょうな。
Sが3000、Lが5000。
あくまで言い値なんで交渉は可能。
それにしても高くなったなあ、ウォーキングストリートも。
GINZAはいちおう日本人オーナー店ということだったが、新しいAppleのオーナーは不明。
まあオーナーの国籍なんて別にどうでもいいこと。店が楽しければそれでいい。
Appleは、一時的かもしれないが、とにかくダンサーの数が多い。
小箱でこの人数は圧倒的。
日本人客をターゲットにした営業を鬱陶しいと感じるか嬉しいと感じるかはその人次第。
こういうバーがあってもいいかなと。
ドリンク代はちょっと高い。
ドラフトビールがないとリピートはきつい。
新規オープン予定店
新しい店が2軒オープン予定だ。
告知看板が出ている。
ずっと廃墟だったMiami跡地には、XS A GOGOがオープン予定。Pin-up系列店とのこと。
Miamiはパンデミック前から閉鎖されていた。その前はAlcatrazがあった。
かなり大きめの敷地だ。
ピンナップは、新規オープンしていきなりトップクラスに躍り出たバーだ。
改装や隣の店も借りて店内を拡大していき、ウォーキングストリートナンバー1のバーと言ってもおかしくないレベルになっていた。
パンデミックに見舞われ、隣の店は手放して、店のサイズは縮小した。
新しくオープンさせるというXSがどうなるのか楽しみ。
旧Miamiのすぐ隣では、ivy Go CLUBがオープン予定。MOONの系列店らしい。
Pandaというバーがあった場所だ。
Pandaはその名の通り、中国系オーナーの店だった。一時期は営業再開していたが、いつのまにかクローズ。そして撤退していった。
中国人観光客がほぼゼロの状態では、中国系店舗の継続は厳しいのかもしれない。
新しいivy Go Clubがどういう形態の店になるかはわからない。
系列店のMOONは狭い箱ながらも順調に店を続けている。
MOONとAPPLEがウォーキングストリートでは最も小さなサイズのバーだ。
ウォーキングストリートはにぎやかに
パンデミック中は完全にゴーストタウンと化していたウォーキングストリート。
娯楽施設再開可能後もしばらくは寂しい状況が続いていた。
が、タイ完全開国により外国人観光客が戻ってくるにつれ、再開店舗が増え、新規オープン店も出てきた。
ネオンサインも音楽も呼び込みも人通りもにぎやかになった。
年末年始のピークシーズンへ向けて、ウォーキングストリートの復活がさらに加速していきそうだ。