7月10日に再開したウォーキングストリートのBLISS(ブリス)。
シャーク系列では、パレスとともに真っ先に再開した。
その後、ファーレンハイトも再開した。
パレスは先に入店済み。
今回はブリスに入ってみた。
BLISS(ブリス)
ブリスは以前から好きなタイプの箱だった。
ちょうどいい店の大きさで、ダンサーの数は決して多いわけではないが少ないわけでもない。ラインナップもまずまず。
営業もほどほどの頻度で、個人的にはちょうどいい感じの店。
約4ヶ月ぶりの再開でどうなったのか?
入店時に、タイチャナもしくはノート手書きによるチェックイン必須なのは、他のバーと同様。
むろん、検温とアルコール消毒も実施。
店内の様子に変化はない。
ステージ前のアクリル板による仕切りはない。
客席も形だけのソーシャルディスタンス仕様だが、実質的に制限なく座れる。
ステージ上のダンサーは、フェイスシールドを頭の上にサンバイザー状態で乗せいているだけ。
衣装はコヨーテ系で以前と変わりなし。水着のモデルはあまりいないみたい。
ダンサーは全部で30人弱だろうか。
閉鎖前に見かけていたダンサーも数人確認。
そのまま元の職場に戻ってきたようだ。
レベル自体も以前とさほど変わっていないように思える。
東アジア系好みするタイプが多い印象。
悪くないと思う。
客はファランとアジア人少々。
寂しい客入りだ。
ドラフトビールの提供はまだやっておらず、コーラが110バーツ。
店の壁には、「22:00 Model 600」と書かれた告知が貼ってある。
ママさんに確認してみると、22時以降はバーファインが600バーツになるとのこと。
コヨーテもモデルも関係なく、全員600バーツ。
おお、600は安いね。
以前のバーファインはこうなっていたはず。
12時まで:コヨーテ1500、モデル2000
12時以降:コヨーテ1000、モデル1500
それが今では10時以降なら600バーツに。
閉店時間が12時のため、実質2時間だけだが、午後10時なんてパタヤでは宵の口とも言える時間帯だ。
それなのにバーファイン600バーツ。
ママさんもこれは安いぞとペイバーを煽ってくる。
ウォーキングストリートのゴーゴーでバーファイン600バーツなんて、遠い昔の話だった。
たしか10年くらい前までは、ハッピーグループとスーパーベイビー系列のバーファインが600だったように思う。
それが700になり、他店がコヨーテを導入するようになってからは1000が当たり前。さらにはモデルシステムの導入により、1500だの2000だのに値上がりしていった。
ダンサー一律バーファイン600は、まさに10年前の価格である。
10年前の相場では、スーパーベイビーでロング2500くらい。
ハッピーグループでも似たようなもので、ロング2500が言い値で、交渉すればすぐに2000に下がっていたような気がする。
バーファインとチップの合計で3000あれば遊べた時代だった。
その後、チップもがんがんに上昇。
ショート3000、ロング5000が当たり前になってしまった。
ロングでバーファイン2000払うと、合計7000である。
ブリスのバーファインは600となった。
一時的な措置ではあろうけど、10年前に戻った。
実際に連れ出し交渉はしておらず、チップの言い値は不明。
交渉はしやすいはずで、ショート1500、ロング3000あたりはさして難しくないだろう。
むろん中には一切の値引き交渉には応じないダンサーもいるが、今にかぎったことではなく、すべては相性とタイミング次第。
ロング2500ともなれば、まさに10年前の価格。
この10年でタイの物価が上昇したのは間違いない。屋台のソムタムの価格は30バーツから40バーツへ。
でも、市中物価上昇率以上にウォーキングストリートの物価は高騰してしまった。
今回のパンデミックにより、より適切な価格設定に戻ることを期待したい。
連れ出しチップ自体は相手との交渉で決まるわけだから、適正価格がいくらかは人それぞれということになるにしても、店の取り分であるバーファインは元通りにしてほしいところ。
バーファインだけで1500や2000は、もはやペイバーしようという気にすらなれない。
バーファインが600だったら、交渉のスタート位置に付くことができる。
まあ、現状では、店がやっているだけでもありがたいと言うべきなのだろうけど、あまりにも価格暴騰しすぎたウォーキングストリートのゴーゴーはこれを機に見直しをしたほういいとも思う。
一時的な措置だとは思うが、バーファインを値下げしたブリスは応援していきたい。
こういう店はまた行きたくなる。