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タイ陸路国境 ラオス情報

第5タイ・ラオス友好橋は2024年開通予定

投稿日:2022年10月29日 更新日:

タイとラオスの国境の多くはメコン川で隔てられている。
この国境を渡る橋がタイ・ラオス友好橋。
最初に作られたのがノンカイ・ビエンチャンを結ぶタイ・ラオス友好橋だ。
その後、第2、第3、第4と建設されていき、次が第5友好橋となる。

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第5タイ・ラオス友好橋

10月28日、プラユット首相が、ブンカーンで行われた第5タイ・ラオス友好橋の礎石施設セレモニーにラオス首相とともに参加した。

第5タイ・ラオス友好橋は、タイ側のブンカーンとラオス側のボーリカムサイ県パクサンを結ぶ橋となる。

地図

橋の長さは1.35km。
橋の建設には約39億バーツの費用がかかり、タイ側で26億バーツ、ラオス側で13億バーツを負担。
現在の工事進捗率は57%で、2024年4月完成予定とのこと。

現在はボートなどで往来しているが、橋の完成後も代替移動手段としてボートの運航は続ける。

橋のほか、接続道路15kmを建設。
タイ-ラオス-ベトナム間の国道8号線の輸送を促進し、利便性を高め、経済と観光を後押しする。さらには中国の広西省チワン族自治区にまで連結する。

地図を見てみると、ラオス川の友好橋近くには国道13号線があって、そこからベトナムへ向けて国道8号線が走っている。
海のないラオスにとって最寄りの海港はベトナムとなる。
ベトナム国内を北上すると、中国の広西チワン族自治区へつながる。

タイ・ラオス国境の橋超えと船超え

第1タイ・ラオス友好橋は、ノンカイとビエンチャンを結ぶ。
これが一番メジャー。
個人的にも過去10回ほどは往復していると思う。

橋を渡る最中に国境を越えるわけで、日本では味わえない感覚だ。

第2が、ムクダハンとサワンナケート。

第3が、ナコンパノムとターケーク。

第4が、チェンライ県チェンコンとフアイサイ。

このチェンコン-フアイサイの友好橋が完成するまでは、小さな渡し船で国境を渡っていた。

これも風情たっぷりで、けっこう好きだった。
現在は外国人の渡し船利用は不可。必ず橋を使う必要があるようだ。

第5友好橋完成後も船での国境超えは続けるそうだが、外国人観光客が利用できるかは不明。
船で国境を超える体験をしたい人は、橋の完成までに現地を訪れたほうがよさそう。

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