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タイ入国情報

本日よりタイへのフライトチェックイン時の証明書提示が不要に

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タイの非常事態宣言は9月30日をもって終了した。
日付が変わり10月1日となり、すでにタイは非常事態宣言下にない。
10月1日からは、非常事態令のもとで課せられていたタイ入国制限が撤廃された。

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タイ民間航空局の通達

CAAT(タイ民間航空局)は、非常事態宣言の解除を受けて、これまでの国内線と国際線の旅客サービスに対する3つ規制措置を廃止すると発表。10月1日より有効。

このうち重要なのは、2022年6月の通達による国際線規制措置。
以下のような措置となっていた。

航空会社は、国際線乗客のワクチン接種証明書あるいは検査結果証明書の書類を確認しなくてはいけない。もし乗客が書類を持っていない場合は、疾病管理官の命令に従うこと。

この措置そのものが撤廃される。
つまりは、タイへのフライトの搭乗チェックイン時にワクチン接種証明書も陰性証明書も提示不要となる。

これまでは、例えば日本の空港でタイ行きのフライトのチェックインカウンターでの搭乗手続きの際には、ワクチン接種証明書もしくは陰性証明書の提示が必須だった。
提示できなければ搭乗拒否となっていた。
10月1日からは、ワクチン接種証明書も陰性証明書も提示する必要がない。
パンデミック前の状態に戻ることになるので、基本的にはパスポートさえあればいい。

注意点としては、各航空会社の地上係員にまでこの撤廃措置がちゃんと周知されているかどうか。
官報掲載によりタイの非常事態宣言終了が正式決定したのが9月29日で、実際には翌30日に明らかとなった。
外務省では、9月30日付けで10月1日からのワクチン接種証明書と陰性証明書の提示義務撤廃を発表した。
CAATによる各航空会社への通達も9月30日付けだ。しかも夜のこと。
本当に直前での正式決定だ。
航空会社や職員によっては、ルール変更を理解していないケースが考えられる。

日本の空港のタイ行きフライトの地上係員はおそらく大丈夫だとは思う。
なにかあれば、日本語で説明もできる。
ただ、外国のちょっとローカルな空港、特に乗り継ぎ便でタイへ向かう場合は要注意。ルール変更が知れ渡っていないことは充分考えられる。
もし本日朝のフライトでタイへ向かう場合、念のため、ワクチン接種証明書は持参していくのがベターだろう。

機内マスク着用は?

CAATによる6月の通達では、機内でのマスク着用についてはこのように記載されていた。

機内は閉鎖された空間であるため、フライト中はマスクの着用が推奨される。

この数ヶ月、実際に何度もタイ国内線ならびにタイを往来する国際線フライトを利用しているが、機内でのマスク着用率はほぼ100%といえる状況となっている。

タイ政府の発表では、10月1日以降、タイ国内では強制的なマスク着用義務はない。ただし、混雑した場所や換気の悪い場所では引き続きマスク着用を推奨とする。

10月1日からも機内でのマスク着用は推奨されることになるはずだ。
ただし強制義務はない。
これは航空会社次第ともいえるので、航空会社の要請に従うほかない。

ノービザ滞在期限が45日に延長

10月1日からはノービザ入国でのタイ国内滞在期限が30日から45日へと延長される。来年3月31日までの臨時措置だ。
日本はビザ免除対象国につき、タイへのノービザ入国で45日滞在できる。

タイへのフライト搭乗チェックイン時には、航空会社によるが、ノービザ渡航の場合は原則として滞在期限内にタイを出国するフライト航空券の提示が求められる。
片道チケットでのノービザ渡航は航空会社によっては拒否するケースがある。
ノービザ滞在期限が45日に延長となったため、45日以内に出国する航空券であればいい。
が、航空会社の地上係員がルール変更を理解していない可能性あり。
出国航空券の提示はあくまで航空会社が独自に行っていることで、ノービザ片道チケットでもなんのチェックもなく搭乗できることも多いが。

また、タイ入国時のイミグレーションで出国航空券の提示を求められる可能性もあるが、日本人はあまり問われない。
ただこればっかりはイミグレーション担当官次第なのでなんとも言えない。

片道チケットでタイにノービザ入国を考えている人は、バックアッププランを事前に用意しておいたほうがいいだろう。

タイ到着時の書類チェックもなし

タイ外務省の説明はシンプル。

10月1日より、タイ到着時にワクチン接種証明書や陰性証明書といったコロナ関連の書類の提示はもはや必要としない。

9月30日まではワクチン接種証明書あるいは陰性証明書の提示が必要だった。が、実際の手続きでは、空港チェックイン時に書類確認されるだけで、タイ到着空港での書類チェックはほとんどなかった。
到着時にランダムで実施することになっていて、降機時にチェックされることはあった。
とはいえ、大半はチェックなし。
ドンムアン空港では証明書チェックの表示があったが、誰もおらずスルーだった。

本日10月1日からは、一切の書類チェックは無し。ランダムでのチェックも廃止となった。
パンデミック前と同じようにパスポートを提示して入国審査を受けるだけでいい。
タイ入国は元に戻った。

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