フードランドとTOOK LAE DEE
スーパーマーケット、フードランド(FOOD LAND)。
パタヤにはパタヤカンのスクンビット寄りにある。
それほど広いわけではないが、輸入品の揃いも豊富で、買い物しやすい。長期滞在外国人の強い味方だ。
しかも24時間営業、365日休みなしという勤勉ぶり。
地図
そのフードランドに併設されているレストランが、TOOK LAE DEE(トゥックラディー)。
TOOK=安い
LAE=英語のand
DEE=良い
つまり、「安くてうまい」という店名となる。
パタヤカンのTOOK LAE DEEは、フードランド店内に入ってすぐ右手にある。
カウンターがメインの開放的な雰囲気。テーブル席が少しだけある。
空いている席に勝手に座ればよい。きびきびとしたウェイトレスがすぐに注文を取りに来てくれる。
メニューは、各席に置いてある。
これが現物
一部のメニューは、写真付きで店の前に展示されている。
英語がよくわからない人は、こちらを参考に。どの写真もうまそうだ。
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TOOK LAE DEEのアメリカンブレックファスト
今回注文したのは、名物の一つ、アメリカンブレックファスト。
24時間注文可能だが、ハッピーアワーの設定がしてある。
午前5時半から午前9時までは、破格の62バーツ。安い。
通常価格は、79バーツだ。
卵は、目玉焼きかスクランブルエッグを選択。
ハム、ベーコン、ソーセージのいずれか。
パンは、普通のトーストか全粒粉パンかを選択と書いてあるが、わたしが訪れた時は、自動的に普通のトーストだった。
ジャムとバターは両方ついてくる。
パイナップルジュースかオレンジジュースも選択。
もちろん、コーヒーか紅茶かも選択できる。
また、どの料理を頼もうが、無料の水が提供される。水は無料という固定観念から離れがたい日本人には、ひそかに嬉しい。
カウンター席の目の前が厨房となっており、料理の様子は一目瞭然。なんという安心感。
5分足らずで、できたてのアメリカンブレックファストが届いた。
シンプルながら、なかなかの見た目。
ハッピーアワーなら、これで62バーツである。うーん、安い。
ソーセージは湯がいたものだが、ボリュームがあって、味もそこそこいい。格安ホテルの朝食ビュッフェの安っぽいソーセージよりはおいしい。マスタードとケチャップをつけて食べると、けっこういける。
スクランブルエッグは焼きたてで、ふわふわ。文句なし。
トーストはいたって普通だが、これはそんなもんでしょう。まずまず大きいし。
コーヒーは、インスタントに毛が生えた程度かなあ。
オレンジジュースは、出来合いのものではなくて、生搾り系だろう。みかんのつぶつぶがたくさん入っていた。
野菜っけがまったくないのが少々気になるが、アメリカンブレックファストなんて、どこも似たようなものだ。
ブリティッシュブレックファストなら、焼きトマトと豆がついてくるのだが。
満腹とはいかないけれど、無難な朝食としては、満足しましたね。
店は利用しやすいし、店員はよく動くうえにフレンドリーだし、居心地は良かった。
ただ、ハッピーアワー以外では79バーツ。
あと20バーツ足せば、RETOXでフルボリュームの本格的なブリティッシュブレックファストを食べることができる。
とにかくがっつり食べたいときは、RETOXへ行くほうがいいかな。
⇒RETOXの朝食99バーツは王道イングリッシュブレックファーストで食べごたえあり
ほどほどでさくっと食べたいならアメリカンブレックファストという使い分けがベターだと思う。
なお、TOOK LAE DEEでは、週末限定のブレックファストメニューもあり。
85バーツ。オムレツ屋サラダも付いている。
フードランド・パタヤカン店へは、ソンテウでも訪問可能。
まあ、わざわざ朝食だけを食べにソンテウに乗るのもどうかと思うんで、買い物ついでに食べるのがよさそう。
わたしはまだアメリカンブレックファストしか食べていないが、気になるメニューはいくつもある。
パン粉をつけて揚げるタイプが得意のようなので、魚フライとチキンフライが気になるなあ。
日本料理もメニューに書いてある。
ヤキソバ、91バーツ。
トンカツ、111バーツ。
やっぱりパン粉フライがいいのかな。
今回取り上げたのは、パタヤカン店だが、TOOK LAE DEEはタイ各地にある。
特にバンコクには多い。
トンロー、ラップラオ、スクンビット、ピンクラオなど。
メニューを見る限り、どの店でも内容や料金は同じだと思われる。
買い物ついでに、気軽にTOOK LAE DEEで食べましょう。
安くてうまいという店名に偽りはなさそうだ。
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