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2022年8月アンヘレス旅行

3年ぶりのアンヘレスへ

投稿日:

8月のフィリピン・アンヘレス旅行シリーズ。

バンコクからエアアジアでマニラへ飛んだ。
フィリピン入国は拍子抜けするほど簡単だった。

関連記事:フィリピン入国は簡単だった! 事前準備から実践まで

フィリピンに入国したのが午前1時44分。
ニノイ・アキノ国際空港の第3ターミナルだ。
深夜到着だが、アンヘレスへ向かう。
いよいよ3年ぶりのアンヘレス帰還だ。

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NAIA第3ターミナル

マニラのニノイ・アキノ国際空港はターミナルごとに建物が分かれている。
エアアジア国際線は第3ターミナルを利用する。NAIA3と呼ばれるターミナルだ。

深夜の到着ロビーでは、両替所やSIMカード売り場などが一部営業中。

前回のアンヘレス旅行で残ったフィリピンペソが500ペソほどあったが、さすがにこれではこころもとない。少し両替しておこう。

両替レートは 1万円=3910ペソ。

この時点でアンヘレスでの両替レートは不明だったが、こんなに低いわけはない。実際あとで調べると4000は超えていた。
ここでは2000円だけ両替しておく。
782ペソになった。
手持ちと合わせて1300ペソほど。
まあバス代と食事代としては充分だろう。アンヘレスへ行ける。

3年前まで使っていたフィリピンのSIMカードは持ってくるのを忘れた。

SIMカード売り場は、GlobeとSmartの2社のブースがある。
どちらもSIMカードと1週間有効のパッケージプランのセットで500ペソと言われる。協定価格のようだ。
あまりにも高いのでスルー。
アンヘレスについてから自分でSIMカードを購入してパッケージプランに申し込めばもっと安い。ここはスルーで。

到着ロビーにも飲食店があるが、さすがに深夜は閉まっている。

でも大丈夫。
出発フロアへ行けば店はやっているはずだ。

エスカレーターで上階の出発フロアへ。
出発フロアは深夜でも人が多い。
店もたくさんやっている。
ジョリビーもあった。

ジョリビー

フィリピンといえばジョリビー、ジョリビーといえばフィリピン。
ジョリビーこそがフィリピンの国民食である。
日本人の味覚でうまいとかまずいとか関係なく、フィリピンに来たらジョリビーを食べるのがしきたりというもの。

チーズバーガーセット。138ペソ。約345円。

バーガーのソースが甘いんだ、これが。
いやあ、フィリピンに来たって感じがするなあ。

空港内禁煙

食後の一服をしたいが、空港職員に話を聞いたところ、喫煙ラウンジも喫煙所も一切営業していないとのこと。

ターミナルビルの外に出てみると、やはり禁煙だ。

ターミナル端っこにある喫煙所も閉鎖されていた。
どうやら空港敷地内はすべて禁煙になったらしい。

しかたないので駐車場を横切って、空港敷地外へ出る。

ここなら大丈夫。
ひさびさに一服。

P2Pバスでクラーク・アンヘレスへ

では、アンヘレスへ向かおう。
マニラ空港とクラーク空港を結ぶバスが、Genesisi社のP2Pバスだ。

事前に調べたところバスは運行しているようだ。

ただ、この情報は2022年2月24日最終更新のもの。
さすがに古い。
最新の時刻表がわからない。

NAIA3のP2Pバスの乗り場は到着階のBAY14にあるとのこと。

到着ロビーの外にあるBAY14を目指す。

端っこの大きな柱にBAY14。

柱のところではなく、道路を一本渡った先がP2Pバス乗り場になっていた。

ちゃんとブースがあるということはバスの運行は間違いない。

2022年8月下旬時点の時刻表

NAIA3からクラーク空港行き ダウとSMクラーク経由
明るいうちは1時間に1本、深夜早朝でもバスは出ている。
24時間運行といっていい。

現在時刻は深夜2時50分。
3時半のバスに乗ればアンヘレスへ行ける。

当初の計画では、深夜の移動は危険かなと思い、空港ターミナルビル内で朝まで時間つぶししようかとも思っていた。
でも目の前にアンヘレス行きバスがあるのに乗らないわけにはいかない。
早朝にアンヘレスに着いても何もないし、ホテルにチェックインできるかもわからない。
でも行こう、アンヘレスへ。

3時20分、Genesis社のバスがやって来た。

バスから降りてきたドライバーと話をすると、たしかにクラーク空港行きだ。
SMクラークで降りることを告げて、乗車。

バスは広くて清潔。

客はフィリピン人が4,5人。

車掌が運賃の回収に来た。
SMクラークまで380ペソ。約950円。

3時30分、定刻通りにバスは出発。

座席にはUSB差込口があって、スマホの充電ができた。

GenesisのP2Pバスが運行するようになって、マニラ空港とアンヘレスの往来が本当に楽になった。
いいバスです、これ。
タイでいえばスワンナプーム空港からパタヤへのバスに相当するが、夜中でも乗れるのがいい。

マニラの夜景を少し眺めつつ、バスは走る。

3時54分、Genesis社のバスターミナルへ立ち寄った。

ここで2人ほど客が乗ってくる。

あとは高速道路に入って、ひたすらクラークを目指す。

夜も明けつつある。
まずダウバスターミナルへ。

5時32分、SMクラークに到着。
所要時間は2時間だった。

戻ってきたねえ、SMクラークに。
アンヘレス中心部まではもう少しだ。

参考までに、SMクラークからマニラ空港(NAIA1,2,3,4)への時刻表がこちら。

多少間引かれているが、ほぼ24時間運行となっている。

ああアンヘレス

SMクラーク内を抜けていく。

次にジプニーターミナル内へ。

アンヘレスの中心部へどんどんと近づいていく。

メインゲートのジョリビーが見える。
いよいよだ。

ジョリビー脇を抜けて、フィールズアベニューへ。

この時間帯は営業していないが、バーが見える。

微妙に店名が変っているような気もするが、バーは残っている。

通りを渡る。

ブラウンシュガーよ、生きていたか。

なんだか嬉しくなってきた。

予約しているホテルとは反対側だが、このままウォーキングストリートへ行く。というか吸い寄せられた。

うわあ、懐かしいよ、ウォーキングストリートのゲート。
変わってないなあ。

雨上がりの朝もやの中、ウォーキングストリートに足を踏み入れる。

「帰ってきた」
思わず、そうつぶやいてしまった。
アンヘレスに戻ってきたのだ。

正直、パタヤのウォーキングストリートに比べれば、アンヘレスのウォーキングストリートにはそれほど強い思い入れはない。
でもかつて何度も足を運んだ場所だ。
3年間も離れていたが、今戻ってきた。

この感覚って、パンデミックでパタヤへ2年以上行けなかった人が、ようやくパタヤのウォーキングストリートにたどりついた時と似たようなものなんだろうなあ。
ちょっと目頭が熱くなってしまった。

早朝なのでバーは全部閉まっているが、ウォーキングストリートの端まで歩いてしまった。

ここで一句。

「アンヘレス、ああアンヘレス、アンヘレス」

まさにそんな気分だった。

それから予約しているホテルへ。
予約は本日からだ。通常、チェックインは14時から。
でも、ありがたいことに、こんな早朝にもかかわらず、チェックインさせてくれた。

シャワーを浴びてから、ベッドに潜り込む。
深夜のP2Pバスでアンヘレスまで来て正解だった。
これでゆっくり眠れる。

こうして3年ぶりのアンヘレス訪問は実現した。
パタヤからアンヘレスまで来るのに3年もかかった。

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