この一週間というもの、あまりブログを更新することができずにいた。
理由は体調不良だ。
書く体力も気力もなかった。
感染したのではと思えるほどしんどかった。
体調不良になる前は、実はフィリピンへ旅行に行っていた。タイに戻っての体調悪化だ。
9月7日からは日本帰国時の陰性証明書が条件付きながら免除となる。いろいろ考えさせられた。
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体調不良で寝込む
一週間前に体調不良となり、ほぼ寝込むだけの日々を過ごしていた。
旅先のフィリピンからパタヤに戻ってきた当日に急激に体調が悪くなり、発熱と頭痛と喉痛と全身の倦怠感に襲われた。
その日は24時間以上ずっとベッドに臥せっていた。
2日目、発熱と頭痛はそれほどひどくないが、とにかく体がだるくて、起き上がる体力も気力もなかった。特に気力の面でつらくて、なにかしようという気概は起きず、ただベッドかソファーに寝転ぶだけだった。
起き上がるのは水を飲み、インスタントラーメンを作って食べる時だけ。
さすがにこれは感染したかと思い、ATKで検査を行うもののの陰性。
念のため、もう一度検査してみるがやはり陰性。
セルフAKT検査とはいえ、症状が出ている状態なので本当に感染していたら陽性反応が出るはずだと思ったが、何度もやっても陰性だった。
病院に行く元気すらなくて、部屋で寝て過ごす。どうせ外出する気力もないので、どのみち部屋で療養する以外にない。
もし症状が出た当日に病院に行き、検査の結果が陽性であれば、たぶん入院をすすめられたと思う。
クレジットカード自動付帯の海外旅行保険があるので、無料で診察と入院が受けられたはずだ。
でも結果としては、入院しようが自宅療養していようが同じことだったようにも思う。あくまで結果論だが。
大人しく寝ているしかなかったように思う。
パタヤには年契約しているコンドミニアムの部屋がある。
かりに感染確認となっても自宅隔離が可能だ。
この点は普通の短期旅行者とは大きく異なる。
とりあえず体調が良くなるまで部屋で大人しく療養しておく。これが基本がだ。
タイの新しい感染者隔離ルールである5日間隔離を終了し、その後5日間の健康観察期間を終えればいい。
セルフATKでの陰性結果は非感染を証明するものとは全然言えないが、PCR検査を受けたわけでもないので感染しているとも言えない。
隔離義務は生じていないが、どのみち外に出かけて歩き回る体力と気力はない。
体調が悪ければ、部屋で大人しく寝る。やはりこれに尽きる。
むろん、よほど重篤な症状となれば、素直に病院に行くべきだが。
4日目くらいには症状はかなり改善。熱は微熱程度に下がったようだが、2時間ほど熟睡すると汗をびっしりかいていた。
頭痛はほぼなくなり、喉の痛みはたまに思い出したかのうように痛みがぶり返す程度となった。
ただ全身の倦怠感は残ったまま。
あと、ずっと寝ているせいで腰がかなり痛くなった。
座ってPC作業などしたかったが、気力が続かないうえに腰の痛みもありずっと座っていられずに断念。
ろくにブログ記事の執筆も出来なかった。
体調悪化から6日も経ったころには、8割ほどは回復した。
体温は平熱に戻ったし、頭痛は完全になくなった。
喉の痛みもほぼなくなり、あまりよろしくないがタバコも吸えるようになった。
倦怠感は少し残っており油断するとすぐにソファーに寝転んでしまうが、外出する元気も出てきた。
かりに感染していたとしても、隔離期間5日間は終了しており、濃厚接触しないレベルなら外出しても問題ないと判断。
ひさしぶりにパタヤの街をバイクでうろうろしてきた。
夜の街にはまだ繰り出さないけれど。
ブログの旅行記がプーケットで止まっているが、プーケットのあとにはフィリピン・アンヘレスへ旅行済みだ。
記事のネタは山ほどたまっている。
パタヤの街の様子を書かねばならない。
椅子に長時間座ることもできるようになったので、これからはびしびしと記事を書いていこうと思う。
陰性証明書免除だが体調不良になったらどうする?
さて、今回の体調悪化だが、日本帰国予定があるわけではないので陰性証明書のためにPCR検査を受ける必要もなかった。
が、もし帰国直前だったら、大いに焦ったと思う。
かといっても、寝るしかできないほどの症状が出ていたので、どのみち飛行機に乗ることはできなかっただろう。
そんな体力はなかった。
9月7日からはブースター接種済みであれば日本帰国のための陰性証明書は免除される。
無症状であってもPCR検査で陽性となり帰国不可という悪夢のシチュエーションからは開放される。
が、症状が出ている場合はどうすればいいのだろうか。
動くことができないほどしんどければ、フライトはキャンセルして大人しく療養するしかない。
これはただの風邪であろうがインフルエンザであろうがコロナだろうが同じことだ。病気だけでなく怪我でも同じこと。
海外旅行中の病気怪我で帰国が延期となるのは別に珍しいことではない。
ひどい症状が出ているなら、やっぱり病院に行ったほうがいい。
海外旅行保険を使って、病院で診察と治療を受けるのがベター。PCR検査を指示されて、結果陽性となれば、最低5日間は隔離されることになる。(隔離期間は医師の判断による)
治療費やフライト代は海外旅行保険でカバーできるはずだ。
9月7日以降は陰性証明書が免除されるので、療養が終われば、すぐに帰国できる。
ブースター接種済みでない人は陰性証明書が引き続き必要なため、PCR検査(or抗原定量検査)を再度受けて陰性証明書を取得しないと日本に帰国できない。陽性が続くようなら大使館に連絡して帰国用領事レターを発行してもらい帰国できる。
でも、体調が悪くなったとしても、そこまで症状がひどくない場合はどうする?
微熱、咳少々、軽い喉痛、倦怠感あり、でも動くことはできるという程度ならば、帰国を強行する人がほとんどではないだろうか。
陰性証明書免除が受けられるなら、わざわざPCR検査を受けに行って、帰国が延びるリスクを取る人は稀だろう。
圧倒的大多数の人は少々体調が悪くてもそのまま帰国するはずだ。
スワンナプーム空港やドンムアン空港ではターミナルビルに入る際の検温を廃止済みだ。
制限エリア内にも特に検温所はない。
航空会社でも検温は行っていない。
熱があっても出国はできる。
よほどの高熱で倒れそうなレベルでもないかぎり搭乗を拒否されることはないだろう。
どうすべきは個人の判断に任される。
ほんのわずかでも体調不良になれば絶対帰国なんて許されないと考えるのか、少々の体調不良なら普段でもよくあることだから別に問題ないと考えるのか。
タイもフィリピンもワクチン接種済みであれば出発前の陰性証明書取得は不要だ。
体調が少し悪い程度の旅行者が数多く往来し、中には本当に感染している人もいるだろう。
でもそのようなリスクは承知の上で陰性証明書を廃止しているはずだ。リスクは決してゼロにはならない。でもあまりにも小さいリスクに固執するのはあまりにも馬鹿げている。そしてリスクより利益のほうが大きいと判断しているからこそ陰性証明書を不要とする判断を下した。
日本もようやく同じ道を取る。
まあ、いろいろ書いてきたが、旅行中の体調管理は大事ってことで。
これまた今も昔も同じ。
本当に体を壊したら日本に帰国できなくなるのは昔も今も変わっていないし、これからも変わらない。
陰性証明書が免除されても、体調管理だけはしっかりしましょうってことで。
個人的にはやっと体が動くようになったのが素直に嬉しい。
はたして感染していたのかしていなかったのか。今となってはわざわざ調べる気もない。
結果としては重症化はしなかった。症状が出た当初はすごくしんどかったが、幸いになことに寝ていれば治った。本当にただの夏風邪だったのかもしれない。
もうPCR検査は要らないタイミングに来たと体験的に思える1週間だった。
むろんまだまだ感染した上に亡くなる人もいる。高リスクの人は気力と体力を振り絞ってでも病院へ行き医師の診察を受けるべきだが。
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