9月7日より日本入国前の陰性証明書が条件付きで免除されることが正式決定した。ブースター接種済みなら陰性証明書なしで日本帰国できるようになる。
海外旅行がしやすくなる。
が、航空券は高騰しており、燃油サーチャージもさらなる値上げが決定した。
なるべく安く購入するにはプロモーションを利用するのがいい。
現在タイ航空ではプロモーションを実施中だ。
どうやら11月の運賃は値下がり傾向に入ったようだ。
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タイ航空のプロモーション
タイ航空の英語版サイトでは、SPECIAL Promotion TO THE WORLDというプロモーションを実施中だ。
タイ航空の日本語サイトでは、GMMTV FAN FEST2022記念の特別運賃との表示となっている。
どちらも中身は同じ。
販売期間:2022年8月31日まで
旅行期間:2022年12月15日まで
普通にフライトを検索して、運賃検索結果から「SUPER SAVER」を選択するだけ。
SUPER SAVERの表示がない場合はすでに売り切れか対象外ということ。
日本入国のための陰性証明書が免除となる9月7日付近の運賃を見てみる。
関空からバンコクへの往路はSUPER SAVE運賃表示があり、片道47,730円。
が、復路のバンコク発はSUPER SAVEどころか、FLEXIという運賃すら表示されない。FULL FLEXIのみで片道90,500円。
往復で138,230円というえぐい価格となってしまう。
事情は東京行き便も同様。SUPER SAVEが見当たらない。
タイへのフライトは制限されないが、日本へのフライトは1日あたりの入国者上限が設定されているせいで販売が制限されてしまう。よってチケットの価格設定も高くなる。
アメリカ方面への乗り継ぎ便として利用する乗客も多い。日本に入国しないため上限数には含まれないため、経由便利用者へは普通にチケット販売が可能だ。
日本行きフライトに関してはかなり厳しい状況で、プロモーションの意味がすっかり薄れてしまう。
せっかく陰性証明書が不要となるというのに、これではあんまりだ。
冬期スケジュールはチケット価格下落へ
冬期スケジュールが始める10月末以降についてもチェックしてみる。
冬期スケジュールでは、関空発は1日2便に増便予定だ。
11月のフライトでは、往路復路ともSUPER SAVEのプロモーション運賃が適用されるようになる。
多くの日程で往復93,930円の表示だ。
正式発表はされていないが、日本の水際対策緩和による1日あたりの入国者上限は2万人から5万人に引き上げられる予定だ。
11月にはもっと引き上げられる可能性もある。
増便と入国者上限引き上げもどちらも実施されることで運賃も下がるわけだ。
このさき、さらに値下がりする可能性もある。
ただし、タイ航空でも10月1日発券分より燃油サーチャージがさらに値上げする公算が高い。ANAとJALはすでに値上げを発表しており、燃油サーチャージだけで往復で6万円ほどかかる。
タイ航空でもおそらく値上げするだろう。
9月30日までに購入すれば、現在の燃油サーチャージ価格が適用される。
念のため、スカイスキャナーでも価格チェックしてみる。
11月の関空発バンコク行きだ。
すると、8万円台で出ているではないか。
Trip.comでは、85,300円の表示だ。
預け荷物は20kgまで無料。キャンセル不可、日時変更有料で可。
条件的にSuper Saver運賃と変わらないように見える。
実質的にほぼ同じチケットなのに、タイ航空から直接購入するよりも1万円近く安くなる。
格安チケット販売ではこういうことがまま起こる。
まとめ
9月と10月の航空券は高止まりしたままだ。
陰性証明書が不要となることで、チケット需要も高まっているだろう。
一方、11月の冬期スケジュールでは比較的安く買えるようになってきた。
それでもタイへの往復85,000円だ。
パンデミック前のことを思えばまだまだ高い。
9月に日本が水際対策を大幅に緩和すれば、復路の日本行き航空券が安くなる可能性がある。そうなれば9月と10月の運賃全体が下るかもしれない。
航空券価格は日本の開国にかかっている。
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