世界パスポートランキング
Henley & Partnersが、パスポートインデックスの2022年第3四半期ランキングを発表した。
ランキングは、パスポート保持者が事前のビザ申請なしに入国可能な国の数に応じて作成されたもの。IATA(国際運送協会)のデータベースに基づいており、さらにHenley & Partnersの調査チームが補強している。
⇒https://www.henleyglobal.com/passport-index/ranking
パスポートランキングの1位は日本だ。
193ヶ国にビザ無しで入国することができるとしている。
1位.日本 193ヶ国
2位.シンガポール、韓国 192ヶ国
3位.ドイツ、スペイン 190ヶ国
4位.フィンランド、イタリア、ルクセンブルク 189ヶ国
5位.オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデン 188ヶ国
中国は69位、タイは70位。
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日本のパスポートは世界最強
この手の世界パスポートランキングは定期的に発表されている。
前回⇒世界最強の日本のパスポート、オンラインでの更新発給が可能に
日本はほぼ毎回のように世界1位となっている。
日本のパスポートがあれば、事前のビザ申請不要で世界中の国々に自由に入国できる。
なかには到着ビザが必要な国も含まれるが、日本出発前にわざわざ大使館に行って面倒なビザ申請をする必要はない。
パスポート一つで気楽に海外渡航できる。
それが日本のパスポートの強みだ。
個人的には、この1,2ヶ月で、タイ、ラオス、ベトナムに入国したが、いずれもビザ不要。到着ビザもいらない。
パスポート一つ出せば、ほとんど会話することなく、さくっと入国できた。あれやこれやと滞在目的を質問されたり、うるさく詰問されることもない。
海外へ出れば、本当に日本のパスポートのありがたみを実感させられる。
(現在タイとラオス入国にはワクチン接種証明書が必要)
パンデミックによる渡航制限はどんどん解除されている。
ポストパンデミックへ移行するタイミングだ。
そんな中でも、日本のパスポートは引き続き世界最強のままである。
こんなすごいパスポートは他にはない。
日本のパスポートで海外へ行くのは簡単だ。
が、海外から日本へ観光入国するのは現在非常に難しい。
日本はいまだに観光鎖国状態にある。
ようやく団体旅行の受け入れのみ開始したばかりだ。
ビザ取得が必須であり、しかも団体ツアーでしか入国を認めていない。日本滞在中は常に添乗員が帯同し、自由行動は不可。移動につかった公共交通機関は座った席の場所まですべて記録する必要がある。
日本のパスポートが世界でもっとも受け入れられているのに対して、日本の観光入国は世界屈指の厳しさだ。
また、日本人であっても、日本帰国前の陰性証明書取得は必須のままだ。
日本人が世界最強パスポートを持って海外へ出ていくのは簡単。
でも、渡航先でのPCR検査で陽性となれば、いくら無症状でもあっても、帰国できなくなってしまう。
これが日本の現状だ。
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