パタヤではレンタルバイクがあると、行動範囲が広がって、とてつもなく便利。
一度慣れてしまうと、もう手放せなくなってしまう。
が、注意事項も多数あり。
とりわけ最近増えてきたのが飲酒検問だ。
順番にみていこう。
広告
交通事故
まずは交通事故。これは慎重に運転するしかありません。タイ人の交通の流れに乗っていれば、まず大丈夫ですが、右折時には最大限の注意が必要。きっちり中央線に寄って、ウィンカーを出していても、平気で右側から追い抜いてくる。これが一番危ない。
あとは飛び出しも多い。タイ人には一時停止左右確認の習慣がないようで、平気で突っ込んでくるんで。
そもそも日本でまともにバイクの運転をしたことがない人が、いきなり海外で運転するのは無謀でしょう。
経験のない人はやめましょう。
原付きと違って、タイのバイクは少なくとも125ccくらいはあります。けっこうパワフルです。
通常の検問
通常の検問について。
ノーヘル、免許証不携帯、車検証などのチェックだ。
ノーヘルについては論外。かぶっていればそれでよし。なお、二人乗りで後部座席に座っている人もヘルメットはかぶりましょう。それも検問対象となります。
免許証は、国際免許があればオッケー。もちろん、二輪車運転可能の国際免許が必要。
関連記事:タイで運転するなら国際免許証の取得を。でもバイクを運転するには自動二輪免許が必要だよ。
一昔前は、そこまでチェックしていなかったようだが、最近はシビア。有効期限ともども、きちんとチェックされます。
日本で普通二輪の免許を取得してから、国際免許証を発行してもらいましょう。1年有効で毎年新規発行するのが面倒ですが。
日本で国際免許証を発行するときの説明文には、日本の免許証も同時に携行しましょうと書いてあるけれど、さすがにそこまで要求されることはない。でも原則としては日本の免許証も必要らしいので、気になる人は念のため携行すればいいんじゃないでしょうかね。
なお、免許証不携帯の罰金は400バーツほど。国際免許証の発行代が2500円ほど。罰金のほうが安いやないかーい、とは言わないように。いちいち、警察署に言って罰金を払いに行くのは面倒だし、第一、嫌な思いをするだけ。きっちり免許を持っていれば何事もなくスルーできます。
熱心なタイリピーターなら、タイで運転免許証を取得してしまうのもアリですね。
車検証(正確な呼び名は知りません。車両登録証かな)については、レンタルバイク屋がきちんと用意しているかどうかを確認しておくこと。たまに期限切れのまま放置していることがあるようなんで。
検問場所
これは昔からほぼ決まった場所で行われている。
・ビーチロードのソイ9警察署前
・セカンドロードとパタヤタイ(サウスパタヤロード)の交差点。つまりウォーキングストリートのそばね。
・セカンドロードのパタヤカン(セントラルパタヤロード)の交差点
・パタヤヌア(ノースパタヤ)のドルフィンロータリー付近
・パタヤタイのトゥッコム前
有名なのはこのあたり。主に日中から夕方にかけてが多い。
あとは散発的に各所でやっています。
場所が把握できていれば、意外とスルーできますが、そもそも免許証携行とヘルメット着要などきちんとしていればいいだけのこと。こそこそせず堂々と通過してよし。
これらの検問は通常時のもの。
荷物検査などは行われないことが多い。
スクンビット通りあたりでは、荷物検査が行われることがある。
主にタイ人向けで、早い話が、違法な薬物を所持していないかをチェックするものだ。
外国人はスルーされることが多いかな。
たまにソイブッカオの南端の火金市場で夜間に抜き打ちチェックを行っている。これも薬物検査がメイン。
飲酒検問
さて、ここ最近増えてきたのが飲酒検問だ。
かなり頻繁にやっている。
場所は、大きな交差点。
サードロードとまじわる大きな交差点でよく見かける。
実際にわたしも遭遇した。場所は、サードロードとパタヤタイの交差点だ。時刻は深夜12時過ぎ。
バイクに乗って信号待ちしていると、手に何やら機械を持った警察官が近づいてくる。アルコール検知器だ。
口元にあてられて、息を吹きかけろという。
アルコールが検出されると、赤く点灯。道路脇にあるブースに連行されるようだ。おそらく、そこで再度検査してアルコール基準値が上回ると、警察署に連行されることになるはず。
幸いわたしはセーフだった。
交差点の四方それぞれに警官が配置されており、信号待ちしていると逃げることは不可能。車でも窓を開けて、息を吹きかけろと言われる。
信号が青の場合はそのままスルーできることもあるが、走行中の車でも停車させられて検査されることもある。
なお飲酒検問で摘発されると、重い量刑が待っている。
細かい数字は忘れたが、罰金が数万バーツほど。しかも一晩留置場で過ごすことになる。
いわゆる袖の下も高騰。現地タイ人にいろいろ聞いたが、人によって答えが違う。その場で即切り抜けるなら1500でいいという人もいれば、ブースに連行されてしまうと2万必要という人もいる。
とにかく飲酒運転はしないことだ。
おもしろいことに、これは飲酒検問のための検問であって、たとえノーヘルであってもスルーされる。変な話だけど、そういうもの。
通常の交通検問とは一線を画しているようだ。
おそらく、ビーチロードやセカンドロードでの通常の検問ではアルコール検査はしていないと思われる。が、わたしは未確認ですが、ウォーキングストリート近くで単発的に飲酒検問が行われているという情報もあり。
ソイブッカオで飲酒検問は見かけたことがありません。いや、ダメですよ、飲酒運転は。
飲んだら乗るな、乗るなら飲むな
これを徹底すべし。
最近では、ウォーキングストリートへ遊びに行く時はソンテウ利用にするか、バイクで行くにしてもずっとコーラを飲んでますよ、わたしは。
ウォーキングストリートで働く人たちに聞いても、バイク通勤はやめてバイタク利用に切り替えているケースもあり。
ローカルタイ人でもかなり警戒している。
飲酒検問を甘くみてはいけない。ノーヘルや無免許とは次元が違う。
短い期間の旅行だとすべて台無しになりかねないし、帰国前日に捕まると、帰国便に乗れなくなる恐れすらある。
そもそも飲酒運転は事故のリスクが格段に上昇する。
気が緩みがちなパタヤですが、飲酒運転はやめましょう。
ま、バービアで飲んだくれているファランの多くが飲酒運転しているだろうし、仕事終わりにバイクで帰るバービア嬢やママさんも多いですけどね。ダメなものはダメなんで。
広告