5月20日のCCSA本会議にて承認された娯楽施設の再開。
6月1日よりブルーゾーンとグリーンゾーンの31県で娯楽施設再開が許可される。
パタヤのあるチョンブリ県はむろんブルーゾーンだ。バンコクやプーケットやチェンマイもブルーゾーン。
5月30日付けで新しい規制措置に関する官報がようやく掲載され、31日に明らかとなった。
これを受けて、各県での命令書を発出。
県ごとに独自の措置を定めることができるからだ。
チョンブリ県では政府が定めた規制措置をそのまま踏襲。
6月1日、パタヤの娯楽施設再開が最終的に正式決定した。
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パタヤ娯楽施設再開
チョンブリ県命令が発出されたのが5月31日夜のこと。
命令が有効になるのが6月1日。
前日夜での正式決定だ。
(他数枚あり)
チョンブリ県内では、バーやパブやカラオケやMPなどの娯楽施設は条件に従い営業が許可される。
娯楽施設再開にあたっては政府が定めた基準に従うこととされる。
Thai Stop Covid 2 Plusの認証を受け、保健当局の許可を得ること。
混雑の原因となるようなプロモーション活動はしないこと。
営業時間は24時まで。
すべての従業員は、完全なワクチン接種(ブースター接種含む)を受け、接客時には常にマスク着用。毎週ATK検査でチェックしなければならない。
客が入店する際には、完全なワクチン接種(ブースター接種含む)を受けていることを店側が確認すること。
高齢者や妊婦や基礎疾患のある人などリスクが高いグループの入店しないよう推奨すること。
その他の事業も通常通りの営業が可能。
ウォーターパーク、宴会場、展示センター、スパ、マッサージ、公園、スタジアム、プール、競技場、フィットネスジム、映画館、ネットカフェなど。
ただし、保健省が定めた感染予防措置を遵守すること。
命令は6月1日より追って通知があるまで有効。
ざっくり以上のような内容だ。
パタヤはフルオープンに
これでパタヤはすべての事業が再開されることになった。
フルオープンだ。
昨年4月10日に娯楽施設は閉鎖となった。
あれから1年と2ヶ月弱。
ついに娯楽施設が再開される。
実際のところは昨年12月には、レストランという名目でバーやパブは再開可能だったが、今回は堂々と娯楽施設としての再開が認められる。
すでに再開しているバーは、Thai Stop Covid 2 Plus承認を受けているはずで、これまで通りの営業継続ができる
表向きレストラン名目から、本気の娯楽施設での営業となる。
一番恩恵を受けるのがMPだろう。
さすがにレストラン名目での再開はできなかった。
6月1日からは堂々と再開できる。
ただ、従業員は接客の際には常にマスク着用というサービスの性質上ありえないルールが設けられている。密室内でルールが守られるとは思えないが。
なお、客の入店時のワクチン接種証明書提示ルールもどこまで守られるかは不明。
これまでもアルコール提供店では入店時のATK検査が必要だった。
一部の大型パブなどでも実施していたが、小さなバービアなどは一切やっていなかった。
最初のうちは、大きな店でワクチン接種証明書を提示しろと言われることはあるかと思う。
バービアではまず考えられない。
また、ワクチン接種の条件は、2回でいいのかブースター接種も必要なのかは判然としない。
いずれにせよ、そこまで厳密に求めてくる店はほとんどないと思われる。
客の立場では、そういったルールはあまり深く考える必要はない。
言われた提示する。言われなければスルー。
あとは店側が決めること。
いよいよパタヤはフルオープンだ。
でも、すでに営業再開する意志のあるバーは再開済みなので、実質的にはあまり変わらない。
しかも営業時間は24時のまま。
現状維持ともいえる。
フルオープンといっても、6月1日時点では大きな変化はないだろう。
でも気持ちの面では変わってくる。
これからは堂々と娯楽施設として胸を張って営業する。
1年2ヶ月ぶりの再開だ。
素直に喜ぼう。
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