9月25日夜のパタヤ、ウォーキングストリートをレポート。
タイに足止めされている外国人のビザ救済措置は、9月26日で終了する予定。
多くの外国人が帰国を余儀なくされている状況だ。
はたして、どれだけの客がウォーキングストリートには集まっているのか。
そんな興味もあって、ちょっと久しぶりに夜のウォーキングストリートの様子を見てきた。
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ウォーキングストリート
ウォーキングストリート正面入口付近は、ローカル向けディスコとパブがにぎやか。
イサーンディスコのセーブも再開済み。
しばらくは、ぽつぽつと明るいだけで全体的に状態が続く。
まだまだクローズしたままの店が多く、通りの両サイドは単なる駐輪場と化している。
屋台もそれなりに出没。
また、現在でも車の走行が可能となっている。
ウォーキングストリートが歩行者天国でなくなって、2ヶ月ほどになる。
ウォーキングストリート中ほどまで進むと、にぎやかさを増す。
ロシア系の店からの勧誘が激しい。
ナイトスポット解禁以降、ロシア店は営業再開しているが、そんなに客が入っているとも思えないのだが、よく続けていられるものだ。
週末の夜だが、やはり人出は少ない。
タイ人も思ったよりは見かけない。
外国人の姿はちらほら見かけるといった程度か。
やはりファランの数が減っているように見える。
東アジア系はまずます出歩いている。韓国人、中国人、日本人。
バーやディスコの開店状況はあまり変化なし。
ただし、ウォーキングストリートを代表する2つのバーが再開を果たした。
バカラ再開
9月25日午後7時半、ついにバカラが営業再開した。
3月18日にナイトスポットが閉鎖されて以来、実に6ヶ月ぶりとなるオープンだ。
フリーBBQのパーティを開催。
入り口では検温を実施。
あとは普通に入店できる。
営業再開したのは1階部分のみ。
2階は閉鎖されている。
1階ステージのサイド部分には、透明のアクリル板による仕切りあり。
アクリル板以外の改装工事はなく、客席とステージとの間隔に変わりはないが、なんだか微妙に距離感が出た。
客はそれほど多くない。
しかも半数以上はタイ人だと思われる。
あとは常連ファランと東アジア系少々。
6ヶ月ぶりの再開パーティ開催としては、寂しい客入りと言うしかない。
センセーションズ再開
ウォーキングストリートを代表する大箱の一つ、センセーションズも再開している。
9月25日より再開とのこと。
入り口での感染対策は、検温とノートへの氏名電話番号の記帳。
こちらも、ステージのサイド部分にアクリル板を設置している。
また、座席の一部にもアクリル板を設置して、ソーシャルディスタンス。
あとは以前と同じ。
客はやはり少ないが、バカラよりは多いように感じた。
ファラン客とアジア系が半々といったところ。
タイ人客は見かけなかった。
最盛期と比べるとダンサーの数も少ない。
土曜日にはもっとダンサーが増えるそうだ。
なお、現在のウォーキングストリートのバーの閉店時間は午前2時。
この時間までの営業は暗黙のうちに認められているようだ。
一部ディスコなどはもう少し遅くまで営業している。
まとめ
金曜日夜ながら、閑散としたウォーキングストリートだった。
少しは人が歩いているけれど、活気はない。
それにしても、外国人ビザ救済措置期限の前日というタイミングで、バカラとセンセーションズが再開するとは意外だった。
ビザが切れる外国人が帰国していき、新規客が増える見込みもほとんどない。
スペシャルツーリストビザで観光客が入ってくるのはまだまだ先だろうし、人数も少ない。
再開するにはもっともふさわしくないタイミングだと思うのだが。
再開初日の客入り状況を見ていると、この先が思いやられる。
ただ、バカラのようにタイ人客を多く入れるようになれば、持ちこたえられるかも。そうなれば、もはや外国人のための遊び場でもなくなってくるわけだが。
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