タイの開国がますます進んでいる。
空路入国では5月1日より検査も隔離もなしで入国可能となり、ほぼ全面開国状態となった。
陸路国境も順次開放されている。
新たにウボンラチャタニにあるラオスとの国境がオープンとなる。
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ウボンラチャタニのチョーンメック国境検問所がオープン
CCSAからの発表によれば、5月23日より、ウボンラチャタニのチョーンメック(Chon Mek)国境検問所が正式オープンとなった。
ラオスから陸路でタイに入国できる。
CCSAは5月1日よりタイ17県31箇所の常設国境検問所のオープンを許可している。
実際に運用開始とするには、現場レベルでの隣国との調整が必要だ。
すでに多くの国境検問所が開放されているが、ウボンラチャタニのチョーンメックも少し遅れての開放となった。
隣国からタイへの陸路入国では、外国人はタイランドパスの事前登録が必須。
要件は空路での入国と変わらない。
パスポート、ワクチン接種証明書、最低1万ドルを補償する医療保険加入が必要だ。
陸路入国後は検査も隔離もなく自由にタイ国内を旅行できる。
チョーンメック国境は初耳。
ちょっと調べてみると、こんな場所。
地図
ウボンラチャタニからラオスに入る国境だ。
ラオス側は、パクセーのVangTaoというエリアとなる。
もともとは外国人も利用可能な常設国境となっている。
現時点での詳細な運用は不要だが、おそらくは外国人でも通過可能なはずだ。
陸路入国用タイランドパスの申請画面では、すでに入国ポイントとしての登録あり。
また、ラオスも完全開国しており、検査と隔離なしでの入国が可能。タイランドパスのような事前登録は不要。
陸路も含めて国境はすべて開放とのことだが、これまた現場での運用は不透明。
チョーンメック国境ポイントでは、おそらくタイとラオスの相互往来が可能となっているはずだが。
地図を拡大して気づいたが、ベトナムも近い。
ラオスを横断すれば、ベトナムまで到達できる。
おもしろい旅行ができそうなルートではある。
ベトナムが陸路入国を認めているかは未確認。
現場の状況が不明のため、事前情報収集が大切。かつ現場での臨機応変な対応も必要だ。
辺境国境マニアの人は、慎重かつ大胆にぜひともチャレンジを。
東南アジアはいたるところで国が開放されていく。
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