海外からスワンナプームに到着した後のTest&Goホテル送迎車との合流エリアの混沌ぶりが問題となった。
ランダムに配置されたホテルサービスカウンターを探すのが困難だというSNS投稿が拡散され、炎上状態に。
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これを受けて、スワンナプーム空港は改善を実施。
本日4月13日には、スワンナプーム空港を運営するAOT(タイ空港公社)がプレスリリースを発表し、改善の様子を伝えている。
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スワンナプーム空港のホテルサービスカウンター改善
4月13日発表のAOTプレスリリース。
「国際線到着のためのQRコードにより、スワンナプーム空港でのホテルカウンター探しが容易となった。増加する乗客流入に対応すべくサービス強化を実施している」との概要だ。
まず、バゲージクレームエリアにQRコードを読み取るよう注意喚起されるようになった。
バゲージクレームエリアにはQRコードが掲示され、案内係が待機。
税関からの出口BあるいはCを出たところが、事前予約したホテル送迎車との合流エリアとなっている。
ここにホテルサービスカウンターが配置してあり、予約ホテル名が記されたカウンターを探す必要がある。
以前はこのようなランダムにホテル名が掲示されたサービスカウンターが並べられていた。
改善後は、アルファベット順のすっきりした並びに変わった。
現在登録ホテルは400軒以上あるが、今回の改善により、ホテルサービスカウンターが探しにかかる時間のロスがなくなるとAOTは述べている。
また、航空会社に対して、フライト中やその他の情報チャンネルを通じてQRコードの利用について情報提供し、旅行者のタイ入国を容易にするよう求めるとしている。
ソースならびに画像提供:https://www.facebook.com/SuvarnabhumiAirport
以上がAOTとスワンナプーム空港の発表だ。
写真を見るかぎり、かなりすっきりした。
以前はカウンターにホテルのロゴマークが無秩序に貼られていたが、現在はホテル名のイニシャルのみ。
なお、QRコードをスキャンすると、このようなサイトにつながる。
ここにホテル名を入力する。
サジェスト機能があるので、目当てのホテル名はすぐに見つかる。
たとえば、Holiday Inn Express11だと、このような結果が表示される。
Desk No 3で、地図も出てくる。
3番カウンターへ行けばいいと判明。
どうしてもわからない場合は、案内係の人があちこちに立っているので、ホテル予約バウチャーを見せれば、ホテルカウンターへ連れて行ってもらえる。
まとめ
SNSで炎上して、すぐさま対応したスワンナプーム空港。
いや、炎上する前に自発的にやれよという意見もあるが、ともかくわかりやすくなったのは大きな進展だ。
ソンクラン中は国際線到着客が大幅に増える。
ソンクラン明けもTest&Go旅行者は増えていくものとみられる。
5月にさらなる入国規制緩和が予定されているが、少なくとも4月いっぱいは現行ルールが継続するだろう。
4月中にタイ入国予定の人はホテル送迎車との合流は必至。さくっと合流してホテルへ行けるようにしましょう。
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