10月14日のCCSA本会議にて、10月16日から施行される規制措置について決定された。
夜間外出禁止令は短縮となり、店の営業時間は延長となる。
店内飲酒とバーの営業再開は禁止のままだ。
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ゾーニング変更
8月3日から同じゾーニングが続いていたが、10月16日より変更となる。
ダークレッドゾーン(最高度厳格管理地域):29県→23県
バンコク、カンチャナブリ、チャンタブリ、チャチュンサオ、チョンブリ、タク、ナコンナヨック、ナコンパトム、ナコンシータンマラート、ノンタブリ、ナラティワート、パトゥムタニ、プラチンブリ、パッタニ、アユタヤヤラ、ラヨーン、ラチャブリ、ソンクラー、サムットプラカン、サムットソンクラム、サムットサコン、サラブリ
レッドゾーン(最高度管理地域):37県→30県
カラシン、コンケン、チャイナット、チャイヤプーン、チュンポン、チェンライ、チェンマイ、トラン、トラート、ナコンラチャシマ、ナコンサワン、プラチュワップキーリカーン、パッタルン、ピチット、ピサヌローク、ペッチャブリ、ペッチャブン、
マハーサラカーム、ラノーン、ロッブリー、シーサケット、サトゥン、サケオ、シンブリ、スパンブリ、スラタニ、スリン、アントン、ウドンタニ、ウボンラチャタニ
オレンジゾーン(管理地域):11県→24県
クラビ、カンペーンペット、ナコンパノム、ナン、ブンカン、ブリラム、パヤオ、パンガー、プレー、プーケット、ムクダーハン、メーホンソン、ヤソートン、ロイエット、ランパン、ランプーン、ルーイ、サコンナコン、スコータイ、ノンカイ、ノンブアランプー、アムナートチャロン、ウタラディット、ウタイターニー
イエローゾーンとグリーンゾーンは設定されているが、該当県は無し。
バンコクとパタヤ(チョンブリ県)はダークレッドゾーンのままだ。
サンドボックスで開放済みのプーケット、クラビ、パンガーはオレンジゾーン。スラタニーはレッドゾーンとなっている。
ダークレッドゾーンの規制措置
10月16日から実施された新しい規制措置。
とりわけダークレッドゾーンでは一部の規制が緩和されることになる。
バンコクやパタヤの規制は以下のように変更される。
夜間外出禁止は、午後11時から午前3時に短縮(現行は午後10時から午前4時)。夜間外出禁止令は最低15日間は継続するとのことなので10月31日までは決定となる。
コンビニやスーパーやショッピングモールなどの店舗の営業は午後10時まで許可される。
高齢者介護施設の営業は通常通りに許可される。ただスタッフは完全なワクチン接種と毎週のATK検査が求められる。
公共交通機関の乗客数は増やすことができる。
コンベンションセンターや展示センター、ホテルの会議室やセミナー会場などは、500人まで利用可能となる。
会議は2時間までで、午後10時終了。
集会は50人までに制限される。
ダークレッドゾーンのショッピングモール内のゲームセンターは営業不可。他のゾーンでは営業が認められるが、一人もしくは二人用ゲームのみ可能。
遊園地とウォーターパークは引き続き閉鎖となる。
レストランの店内飲酒は全国で禁止。(プーケットやサムイ島では特例で店内飲酒が認められている)
バーなど娯楽施設はタイ全土で引き続き禁止となる。
CCSAによれば、10月31日までにバーの再開へ向けた感染予防措置について関係機関で検討することになっている。
これはCCSAが定めた規制措置の基準となり、各県によって独自の措置を施行する場合がある。
最終決定は県の通達による。
まとめ
ほぼ事前の予想通りの内容となった。
バンコクとパタヤは当然のようにダークレッドゾーンのまま。
ただ、夜間外出禁止令が短縮となり、コンビニは夜10時まで営業できるようになる。
少しずつだが夜が長くなっていく。
が、レストラン店内飲酒は不可、バーの再開も不可。
首相は先のテレビ演説にて、12月1日までに店内飲酒とバーが再開できるようにせよと指示を出している。
10月31日までに再開へ向けた話し合いを実施するとのことなので、ひょっとして11月1日に店内飲酒とバーは解禁となるかもしれない。
プーケットとサムイ島ではすでに店内飲酒が解禁されている。これはサンドボックスで外国人に開放されている観光エリアであり、ワクチン接種が充分行き届いているとされるブルーエリア(COVID Free Area)だからだ。
11月1日にバンコクやパタヤがサンドボックスで開放されることが決定すれば、店内飲酒もそれに合わせて再開される可能性はある。
ただ、現時点ではまったく不明。
10月末の決定を待つ必要がある。
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