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タイ入国情報

バンコク開放は11月1日に延期か。パタヤやチェンマイは10月1日開放予定のまま。

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9月6日のCCSA会見にてタイ開国ロードマップについて言及があった。
10月1日に、バンコク、チェンマイ、パタヤ、チャアム、ホアヒンの開放を予定。そのあと10月中旬にはさらに21県の開放が続く。
この計画自体は先週に明らかになっていたが、CCSAがきちんとブリーフィングで言及するようになった。
いよいよ本当に動き出したのだと思わせた。

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バンコク開放延期へ

が、そのあと、別のニュースが入ってきた。
毎度おなじみだが、最近はちょっと大人しくなってきた感のあったピパット観光大臣の発言である。

10月1日に完全なワクチン接種済み外国人観光客に対してチェンマイ、パタヤ、チャアム、ホアヒンは開放する予定だ。この計画はCCSAに承認を求めるために提案される。
本来ならばこのグループにバンコクも含まれるが、バンコクの開放は11月1日に延期する必要があるというのである。
開放の条件はエリア住人のワクチン接種率が70%に達していることとなっている。
バンコク都では今月末までにワクチン接種70%が達成できるが、バンコクに隣接する県の70%達成は10月末までかかると予想されている。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2177351/bangkok-set-for-november-reopening

たしかに第3波の猛威によりバンコクでは感染が急速拡大し、それをおさえるためワクチン接種の供給をバンコクに集中させた。よってバンコクのワクチン接種率は著しく高まった。
その一方、地方のワクチン接種率が伸び悩むことになった。
バンコク周辺県でも遅れが出ているようだ。
バンコク開放といっても、バンコク中心部だけに絞ればいいという話でもない。
広い範囲でのワクチン接種率の向上が必要というわけのようだ。
またバンコクとその周辺県の医療システムを圧迫させないためにもワクチン接種率を高めなくてはいけない。

どうやらバンコク開放は10月1日から延期となりそうだ。
チェンマイやパタヤやホアヒンについては、これまでどういうルールで開放するのか何度も取り上げられてきたが、バンコクについてはまったく情報が出てこなかった。
10月1日開放が厳しいのは明らかだった。
あくまでピパット大臣の発言だが、たぶん10月1日再開はないと思われる。
劇的に状況が改善して10月に開放実現となるかもしれないし、逆に12月に開放が再延期となるかもしれない。

とはいえ、タイ開国は既定路線だ。
これからは感染と共存していく方針に転換していく。
これはタイだけでなく、世界的な流れだ。
ワクチン接種済み旅行者は受け入れる。
パンデミック前にタイの観光産業はGDPの約20%を占めていた。
経済回復のためには観光業の復活は欠かせない。

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