7月1日から開始となったプーケットサンドボックス。
すでに中東からはフライトが到着し、ワクチン接種済みの外国人観光客が隔離無しでタイに入国している。
このプーケットサンドボックスは対象となる国が限られている。
当初の発表では、66の国と地域であった。
日本は対象外となっていた。
が、サンドボックス開始当日に事態は急転直下。日本も対象に含まれるようになった。ただし、条件付きだ。
広告
プーケットサンドボックス対象国最新リスト
7月1日にOfficial Phuket Information Centerより、プーケットサンドボックス対象国リストがアップデートされた。
新しいリストは、64の国と3の地域が対象となった。
CCSAによる正式な指令が発布されており、これは確定情報といえる。
(2021年6月30日付け)
これまでは合計66だったのが、67に増えた。
増えたのは、日本である。
ただし、条件が付けられている。
For JAPAN, Only for Travelers with Business Purposes
つまりビジネス目的の渡航者にかぎるということだ。
具体的にどういうことかは不明。
推測では、ワークパーミット所持者やビジネスビザでの入国だとプーケットサンドボックス利用が認められるといったところだと思われる。ノービザや観光ビザでは不可となりそうだ。
詳細は、日本のタイ大使館による発表を待つ必要がある。
プーケットサンドボックス対象国の中では、日本だけが特別な条件がかされている。
保健省が定める感染リスク国リスト(6月16日発表)では、日本は高リスク国に入っている。
サンドボックス対象国の条件は低中リスク国であることだ。日本はそもそも対象外であった。
それでも急遽日本はサンドボックス対象国に滑りこんだ形となる。条件付きではあるが、特別扱いといったところか。もしくはお情けで認めたあげたともいえる。
まとめ
日本からの観光目的でのプーケットサンドボックス利用は不可。
ビジネス目的のみ認められる。
とはいえ、通常のASQホテルで部屋から一歩も出られないままの14日間強制隔離よりは、プーケットサンドボックスでの検疫のほうがはるかにましなはず。
プーケット島内にかぎられるもののホテルから自由に外に出られて行動できるのだから。
タイで働いている人が日本に一時帰国して、またタイに戻る際は、プーケットサンドボックスを利用すれば、隔離無しでタイに入国が可能となる。
むろんワクチン接種証明書は必要だが。
ビジネス目的でプーケットサンドボックス利用を希望する人は、必ず日本のタイ大使館で確認のほどを。
いずれにせよ、日本からの短期観光客がタイへ隔離無し入国するのは現状では不可能。
もうしばらくは待つ必要がある。
広告