7月1日発表のチョンブリ県の感染状況。
新規に確認された感染者は増加。ここ2週間は高い水準が続いている。
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チョンブリ県感染状況
7月1日、チョンブリ県発表による新規感染者は261人(前日208人)。
死者累計47人(+0)
新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区49人
シラチャー地区48人
バンラムン地区(パタヤ)67人
他
累計
4月新波での累計は県全体で8,687人(回復済み5,543人、治療中3,097人)。
ムアンチョンブリ地区が2,556人、シラチャーが1,832人、バンラムン(パタヤ)が2,377人となっている。
各地区別感染者推移
上から、バンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
4月、5月、6月の各月累計と7月1日の数値が並ぶ。
バンラムンは減少傾向にあるが、クラスターの多く発生しているシラチャーとムアンチョンブリは6月に大きく増加した。
第3波が収束しそうな気配はなく、むしろ増加中だ。
7月1日発表のタイ全国での新規感染者は5,533人。うち海外からの輸入症例をのぞいた国内感染は5,521人。
タイ各県の新規感染者上位10県
バンコク1,960人、サムットプラカン435人、パトゥムタニ321人、ソンクラー272人に続いて、チョンブリの261人は全国6番目の多さとなった。
新規感染者の感染経路内訳
・ナックルア新市場での積極調査 27人
・不特定多数の人と接する高リスク職業 8人
・シラチャーのSPC社の外国人労働者キャンプ(2回目の検査) 6人
・SPC社に関連した外国人労働者キャンプ 3人
・ノンプルーの人工透析センター 5人
・サタヒップ朝市場の積極調査 4人
・ラヨーンのクラスター(チョンブリで検査) 4人
・シラチャーの市場での調査 3人
・シラチャーのJWS社の外国人労働者キャンプ 3人
・バンラムンのランポー市場での調査 2人
・パーティ参加の感染者と接触 2人
・サムットプラカンから 2人
・ムアンチョンブリ新市場の関連した感染者と接触 7人
・ムアンチョンブリのクラスターに関連した感染 1人
・ムアンチョンブリのポンサック一市場 1人
・バンラムンのアモーンナックルア市場での調査 1人
・医療従事者 1人
・バンコクの高リスクエリアから 1人
661の接触者と2,670人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは検査件数を発表している。
6月30日の検査件数は4,684件で、うち陽性確認が208件。単純計算による陽性率は4.4%。
バンラムン・パタヤ詳細情報
バンラムン地区保健局がさらに詳細な感染状況を発表している。
実質的にパタヤの感染者数となる。
新規感染者67人
累計2,377人
累計死者14人
バンラムンの新規感染者の内訳
・ノンプルー 23人(累計1,465)
・ナックルア 25人(累計576)
など
感染経路も発表
・ナックルア新市場での積極調査 27人
・ナックルアランポー市場での積極調査 3人
・調査中 20人
・感染した家族との接触 7人
・人工透析センター 5人
・氷工場の労働者キャンプ 3人
・職場で感染者と接触 1人
・高リスクエリアへの旅行 1人
ナックルアのランポー市場とは、有名な海鮮市場のこと。
ナックルア新市場は、ランポー市場から少しだけ内陸部に入ったところにある。
パタヤの3つの市場を一時閉鎖
7月1日、パタヤ市はナックルアにある3つの市場を一時閉鎖すると発表した。
ナックルア新市場、ランポー市場、アモーンナコン市場の3箇所だ。いずれも感染者が確認されている。
7月2日から4日までの3日間。
ビッグクリーニングを実施する。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
一部抜粋
・Thai Watsadu サウスパタヤ
・DOM Pizzas(パタヤ・プラタムナックソイ5)
あとはムアンチョンブリとシラチャーのローカル市場やロットゥーなど。
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