4月12日のタイ国内状況。
新規に確認された感染者数は連日増加中。
パタヤやシラチャーでも連日感染者が出ており、シラチャーでは日本人1人の感染が確認された。
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タイ全国の感染状況
4月12日発表、タイの新規感染確認者は985人
(累計33,610人)
外国からの入国5人
国内感染(病院にて検査):634人
積極調査:346人
死亡:0人(累計97人)
国内感染内訳
バンコク137
チェンマイ246
チョンブリ92
サムットプラカン83
プラチュワップキーリーカン52
(その他多数の県)
国内感染の多くは娯楽施設に関連したもの。
この7日間で感染者が見つかった県のマップ
赤ゾーンは直近3日以内に感染者が確認された県で、72県ある。タイ全土がほぼ真っ赤となっている。(タイは全部で77県)
過去7日間に感染者が見つかっていない県は1県のみとなった。
4月1日以降の感染者数グラフ
日々増えているのがよくわかる。
外国からの入国5人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
出発国は、ロシア2、ドイツ2、スウェーデン1。
アジア各国の統計
日本は新規感染者3,610人で前日(3,587人)よりわずかに増加。
フィリピンでは連日1万人を越えている。
インドではついに16万人越え。
カンボジアでも感染者増加。
なお、今週はソンクラン休みのため、CCSAによる状況説明ブリーフィングはタイ語英語とも実施しないもよう。
保健省が毎日会見を行っている。
タイワクチン接種状況
2月28日から4月10日まで累計:570,052回
初回接種:498,791
2回目接種:71,261
チョンブリ県感染状況
4月12日、チョンブリ県発表による新規感染者は97人。
(CCSA発表によるタイ全国統計では92人となっているが、タイムラグによるもの)
ムアン地区30人
シラチャー地区10人
バンラムン地区(パタヤ)32人
他
4月新波での累計は県全体で510人
ムアン地区が247人、シラチャーが75人、バンラムン(パタヤ)が112人となっている。
本日発表の新規感染者の内訳では、娯楽施設に関連した新規感染者が多い。
フリントストーン(ムアン地区)で16人。このクラスターでは4月6日以降で合計125例の感染を確認。
クラス99(ムアン地区)で4人
Voice Bar(シラチャー)で日本人1人
シンフォニー(シラチャー)で1人
The Box 69(パタヤ)で2人
Cetus Club(パタヤ)で4人
ラヨーンのパブを訪問したチョンブリ住人が6人
バンコクの娯楽施設で感染した人と接触した人が6人
バンコクのTop Oneの従業員1人
など
46人については、感染経路調査中としている。
また、チョンブリでは1,360人の検査結果を待っている。
連日、チョンブリ保健局より、感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットの発表が相次いでいる。
数が多すぎるので、シラチャーとパタヤにかぎって一部抜粋。
(他にもあり)
シラチャーのあさみ
パタヤビーチロードのGulliver's
シラチャーのイミグレ
エカマイ-パタヤ間のロットゥー
バリハイ-ラン島フェリー
ジョムティエンのイミグレ
パタヤアベニューのカシコン銀行
など
ロットゥーとラン島行きフェリーが含まれている。
詳しいタイムラインは不明だが、バンコクからラン島へ遊びに行った人の中に感染者がいたということだろう。
現時点では、ラン島内で感染者が見つかったという報告は出ていない。
あくまで感染者が訪問したことがあとになった判明したというだけで、フェリー内やラン島で感染したということではない。
が、ラン島やバリハイ埠頭で感染の拡大が確認されれば、より厳しい規制措置が実施される可能性がある。
また、ターミナル21パタヤ内のKitchen Laoを、3月28日から4月9日の間に訪れたことがある人は検査をするように保健当局から要請が出ている。
パタヤでは広範囲に感染者がの行動履歴がちらばっている。娯楽施設だけでなく、商業施設も多い。
娯楽施設はすべて閉鎖となっているが、レストランや商業施設は営業している。
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