3月12日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は少し増加した。
プラユット首相のアストラゼネカワクチン接種は延期となった。
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タイ全国の感染状況
3月12発表、タイの新規感染確認者は81人
(累計26,679人)
外国からの入国14人
国内感染(病院にて検査):30人
積極調査:37人
死亡:0人(累計85人)
病院での検査30例内訳
バンコク5
パトゥムタニ7
ペチャブリ2
ターク2
サムットサコン14
積極調査36例内訳
サムットサコン21
パトゥムタニ13
ターク3
国内感染67例のうち、サムットサコンで35例が確認され、割合は52.24%。
チョンブリ(パタヤ)は7日連続で新規感染者ゼロ。
外国からの入国14人のうち11人は、正規に入国してきて隔離中の検査で陽性が確認されたもの。タイ人7人、イギリス人2人、アメリカ人2人。出発地は、UAE(2人)、イギリス(2人)、オランダ、スイス、カザフスタン、アメリカ、ベルギー、フィンランド、フィリピン、
あとの3人は、プラチュアップキーリーカーンの自然国境を通って密入国してきたミャンマー人。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
ずっと新規感染者二桁台を維持。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本はまた増加して1200台に。インドでも感染者増。
カンボジアでは初の死者が出ている。
なお、ラオスではいまだに死者ゼロ。
CCSA状況説明ブリーフィング概要
CCSAによる状況説明ブリーフィング月水金の開催。
英語版ブリーフィングでは、外国人が一番関心が高いだろうからとタイ開国についての話題からスタート。
・外務省がプーケットファーストオクトーバーと呼ばれる円卓会議に出席して、タイと海外の企業家たちと会談した。会議の目的は、10月1日からの観光客への島の再開へ向けて準備について議論すること。
・タイ国内の感染状況は落ち着いている。これまでに約4万人がワクチン接種を受けた。深刻な副作用は報告されていない。ワクチン接種する際には、アフターケアのためMo PromというLINE公式アカウントのダウンロードを推奨。
・サムットサコンは一部地区で取られていた措置を緩和するよう提案された。Bubble and Seal戦略では、工場労働者の2-3%が感染している。
・サムットサコンではすでに13,000人以上がワクチン接種を受けている。県には7万回分のワクチンが供給されており、来週末までに35,000人の接種完了を目指している。
なお、隔離検疫期間短縮やソンクラン開催に関する具体的な話は特になし。
3月19日(金)のCCSA本会議でいろいろ決まっていきそう。
本会議は3月15日と言われていたが、これが開かれるかははっきりしない。
週明け月曜日にはブリーフィングが開催されるので、情報が出てくるだろう。
アストラゼネカワクチン接種は一時延期に
3月12日にプラユット首相ならびに閣僚たちがアストラゼネカワクチンを接種する予定だった。
が、デンマークでアストラゼネカワクチン接種後に血栓を発症するという副作用の報告があり、ヨーロッパの多くの国でアストラゼネカワクチン接種の一時停止措置が出された。
これを受けて、急遽、プラユット首相や閣僚へのアストラゼネカワクチン接種はキャンセルされた。
タイ保健省は、タイでのアストラゼネカワクチンの接種は一時休止とし、この問題を調査することになった。
調査で問題がなければ、接種は再開するとしている。
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