新しい店舗が続々とオープンするソイブーメラン。
このエリアで最初に営業していたのは、Baby Boomの一店だけだった。
Baby Boomは、元々ソイブッカオにあったレディボーイ専科のゴーゴーだった。サイアムサワディホテル向かい側の細路地内にあった。
その後、ソイブーメランへ移転した。たしか3、4年くらい前のこと。
それからはソイブーメラン内で営業を続けていたが、パンデミックにより一時閉店。
7月1日のナイトスポット解禁後もクローズしたままだっがた、9月下旬頃にようやく営業再開した。
Baby Boom(ベイビーブーム)
てっきりレディボーイ専門店としての復活かと思ってきたが、店先で呼び込みをしているのはどうみても普通の女性である。
話を聞くと、ボスが変わって、営業方針を変更。現在は、女性のみが在籍しており、通常のゴーゴースタイルとなったという。
まあ、それならばと入店してみることにした。
入ってびっくり。
場末感が半端ない。
入って右手の壁際にステージ。
それと対面する形で客席が並ぶ。
照明は少し薄暗いが、ちゃんと全体は見える。
壁には蛍光ペイントで、ドリンク代やらバーファイン代やらがなぐり書きされている。
ダンサーは、失礼ながらお年を召した方がほとんど。
まさにアングラといえる雰囲気だ。
最初の印象が、アンヘレスのプリメタ地区にある場末ゴーゴーによく似ているといいうもの。
アンヘレスに行ったことがある人なら、直感的にわかるはずだ。
この雰囲気は、プリメタのやさぐれたゴーゴーにそっくりだ。
スービックのゴーゴーでもいい。
パタヤではなかなかお目にかかれない場末感とやさぐれ具合。
なんか、ぞくぞくする。
ダンサーは全部で7,8人だろうか。
話によると、もっと若いダンサーもいるけど、すでにバーファインされたそうな。
まあ、ほとんど期待はできないが、プリメタ同様にこういった場末店にも若い原石が混じっていなくもない。
客はファランが2組だけ。
奥にはボスらしきファランがいた。
見るからにファラン向け店舗だが、日本人でも普通に歓迎してくれる。
というか、がんがん営業にやって来る。
ものすごい圧力だ。
レディドリンクをおごる前からの膝上接客も辞さぬ強引さである。
客のドリンクは、瓶ビールが65。安い。
レディドリンク130。
瓶ビールとレディドリンクで200バーツ以内。これまた安い。
外への連れ出しバーファイン700。
さらに、2階に部屋があり、その場合のバーファンは300。
ショート代ははっきり聞いていないが、1000でいけるはず。高くても1500だろう。このラインナップでショート3000とか言われたら、暴れてもいいと思う。
たしかプリメタにもショート用の部屋付きゴーゴーがあったような気がする。俗に言う旧三軒茶屋とか。
そういった点でも、ベイビーブームはプリメタに似ている。
ベイビーブーム地図
隣はジェントマンズクラブのアクア。さらにヘブンアバブと3軒並びとなっている。
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ここがリアル三軒茶屋と呼びうるか。
でも、さらに新しいジェントマンズクラブらしき店舗が現在準備中で、そうなると4軒続きとなる。
ますますソイブーメランが加速していく。
ベイビーブームは決しておすすめの店ではないけれど、場末店が好きな人は一度入ってみるといい。
と、ここまで書いておいて、ベイビーブームはあっさりとクローズしてしまったようだ。
まあ、あの場末ぶりでは無理もなかったか。