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タイ国内情勢

バンコクのナイトライフ規制は6月末まで。再開時期はまだ不明。

投稿日:2020年6月2日 更新日:


昨日6月1日、規制緩和に関してバンコク知事が正式命令書を交付した。
6月1日の規制緩和第3フェイズでも対象外の業種が列記してある。
バーやムエタイスタジアムなどだ。
どうせタイ全国の規制を再確認したもので、バーはまだ再開しないってことだろ、わかってるよ、とあまり気にもとめていなかった。
が、よく見ると、6月30日まで規制が続くと書いてある。
これはちょっと見逃せない。

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バンコクの施設閉鎖命令

バンコク都の発表。

以下の施設は閉鎖されたまま

・バー、パブ、娯楽施設
・ウォーターパーク、遊園地
・マーケット内に設置された児童遊技場
・ビリヤード場
・ゲームセンターとインターネットカフェ
・闘鶏場
・託児所や老人ケアセンター
・ムエタイスタジアム
・格闘技ジム
・レース場
・入浴する施設
・マッサージパーラー
・すべての競技
・宴会場
・闘牛場や闘魚場

一部タイ語が理解できない部分もあったが、だいたいこのようになっている。
やはり、ムエタイスタジアムとナイトライフと娯楽施設がメインだ。
マッサージパーラーは原文でははっきりとアプオップヌアットと表記してある。つまり風俗店はアウト。

これはバンコク都の規制項目であり、他の県と同一とはかぎらない。
とはいえ、ほぼ全国基準といえる。

期間は、2020年6月1日から30日まで、もしくは追って通知があるまで、とされている。

非常事態宣言が6月30日までとなっているので、閉鎖措置も30日までとしていると思われる。
規制緩和第4フェイズが実施されるのが6月15日あたりが濃厚と見られる。
6月30日まで禁止とはなっているが、第4フェイズでいくつかの施設は再開が許可されるかもしれない。ウォーターパークとかゲームセンターとはありうるかと。
が、本来なら第4フェイズに含まれるはずのバーの再開が見送られる可能性は充分ある。
いや、むしろ非常事態宣言中はバーの再開はないと見るのが自然か。
非常事態宣言が出される前にまずナイトライフ施設が閉鎖された経緯がある。非常事態宣言が解除されないかぎりは、ナイトライフ施設の再開もないと考えるのが妥当かもしれない。
いやいや、非常事態宣言中にハイリスクとされる施設をあえて再開させて様子を見たほうが対処がしやすいのではないか。また感染がぶり返したら非常事態宣言を継続させやすくなる。でも感染がまったく見られないなら、そのまま非常事態宣言も終了させられる。

などと無駄にいろんなことを考えてしまう。

とにかく現時点では何もわからない。
6月15日に再開するかもしれないし、7月1日よりもさらに遅れるかもしれない。

なお、パタヤのナイトライフ施設の再開もまったく不明。
時期がいつになるのかはわからないが、バンコクの規制に追随するの間違いなさそう。
バンコクだけ規制して、パタヤはオープンにするとは思えない。
そもそものナイトライフ施設閉鎖は、先にバンコクが決定して、そのあとすぐにパタヤ(チョンブリ県)も追いかけるようにして閉鎖を決定した。
再開に関しても時を合わせるかと。

むろん、これも確定事項ではない。
どうなるかはまったく不明。
すべては推測にすぎない。
なんとなく7月1日再開の可能性が高そうといった具合だろうか。
6月15日再開にわずかな期待をかけつつ、おとなしく7月1日まで待とう。

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