パタヤに残された数少ないファランの聖地とも言うべきソイレンキーに新しいバーがオープンした。
以前はアメリカンダイナーが一時期営業していたが、あっという間に撤退してしまった場所だ。

ファランはファランでも、アメリカ人ではなく、イギリスやフランスなどヨーロッパ人たちが集まるのがソイレンキーというものだ。
アメリカ流は流行らない。

新しくオープンしたバーの名称は、Heat Lounge。

オープン型のレストランを改築して、インドアタイプの作りにしてある。
オープンするまでは、てっきりジェントルマンズクラブだと思っていた。
オープン後に前を通りかかると、呼び込みに声をかけられる。
話を聞くと、ゴーゴーバーというではないか。

店頭に設置されたモニターには水着姿のダンサーらしき写真が流されている。
とりあえず入店してみよう。
中は開放的に構造になっていて、ソファー席がいくつかあって、3つほどお立ち台のような小さなステージが設置してある。
ソファー席によっては、かぶりつき状態でステージを見ることになる。
水着姿で踊っているので、たしかにゴーゴーといえる。
瓶ビールが100バーツ。
ドラフトビールではなくて、瓶ビールが100バーツなのは、この手のバーとしては安い。
室内喫煙可能。
肝心のダンサーの数と質だが、かなり厳しいと言わざるをえない。
お立ち台のようなステージではそれぞれ2,3人が踊るだけ。1回のステージで合計6,7人だろうか。
ローテーションの交代制となっているが、総勢10人ほどしかいない。
レベルは推して知るべし。
店内設置のモニターにも在籍ダンサーらしき写真が流されていて、中には若くてスタイルのいいダンサーも映っているのだが、当の本人らしきダンサーは見当たらない。
まあ、入店したのが深夜0時過ぎだったので、すでにペイバーされていたのかもしれないが。
確認できたダンサーは、いずれも20代後半から30代前半だろうか。
スタイルもあまりよろしくない。
それでも客はそこそこ入っている。
アジア系はいっさいおらず。
ファランとアラブ系らしき人だけ。
ファランはレディドリンクをおごって、けっこう楽しそうに飲んでいる。
アラブ系もドリンクおごって盛り上がっている。
途中で入ってきた若いファラン2人組は、ビールをオーダーして、一瞬で飲み干してすぐに出ていったけれど。
店内の音楽はそこまで爆音ではなく、ステージかぶりつきソファー席ではステージ上のダンサーと普通に会話ができるほど。
普通に世間話ができた。
上階にはショートタイム用の部屋はないとのこと。
外への連れ出しのみだ。
連れ出しのためのバーファインは、ショート800バーツ、ロング1200バーツ(12時以降)とのこと。
チップはダンサー次第となるが、ショート2000からってところ。
まあ、バービアと大差はないかと。
結局、30分ほど瓶ビール1本で粘ったところで退店した。
地図

地図
営業時間は午後7時から。
閉店はたぶん午前2時頃。
正直な感想としては、たぶん長続きしそうにないかなと。
現在のレベルでは、いくらファランたちが集まるソイレンキーといえど、かなり厳しいと思う。
これだったらすぐ近くのソイLKメトロでゴーゴーめぐりしたほうがよっぽどいい。
まあ、店内は広々していて、ゆっくり飲めるのはいいかな。
LKメトロのバーでは、ちゃんとしたソファーに座って、まったり過ごせる店は少ないんで。
すぐ裏手には、カオソーイで有名なカオソーイ・チェンマイ・クルアオールがある。

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昼間はカオソーイ、夜はHeat Loungeでしっぽり。
いや、ちょっと無理があるか。
カオソーイはおすすめですが、Heat Loungeは別にいいかと。とりわけ時間のかぎられた短期旅行者は、素直にLKメトロに行ったほうが無難でしょうな。